- リボンエナジーの評判はどうだろう。安いかどうか気になる。
- 割引がたくさんあるみたいだけど、本当に安くなるのかな?
リボンエナジーは市場連動型の料金プランを提供する電力会社で、市場連動型が合う人にとっては通常の料金体系の電力会社よりも安くなる可能性があります。
また、多くの割引を用意していることが特徴で、オール電化の方では特にお得に利用できる可能性が高いです。
一方で、リボンエナジーと同様の料金プランを提供するLooopでんきの方が安いため、単純に市場連動型の料金プランを探すなら、リボンエナジーではなくLooopでんきがおすすめです。
本記事では、リボンエナジーの概要・評判・メリット・デメリット、申込む場合の手順と徹底的に解説します。
本記事を読んで、リボンエナジーに乗り換えるかどうか検討しましょう。
※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。
この記事の目次
リボンエナジーとは
会社名 | 株式会社リボンエナジー |
---|---|
設立年月日 | 2023年11月1日 |
代表者 | 代表取締役 佐々木 広夢 |
提供プラン | リボングリーン |
特徴 | 基本料金・燃料費調整額0円の市場連動型料金プラン |
提供エリア | 全国(沖縄を除く) |
支払い方法 | クレジットカード |
ガス・スマホセット割 | なし |
割引 | 7つの併用できる割引あり |
ポイント還元 | なし |
キャンペーン | 最大5,000円キャッシュバック |
リボンエナジーは2023年11月1日に設立された比較的新しい電力会社で、以下3つの特徴があります。
- 市場連動型の料金プランを提供
- 最大7つの割引を同時に適用可能
- 代表取締役は、株式会社グランデータと同じ人物
リボンエナジーは、2023年11月1日に設立された比較的新しい電力会社です。基本料金・燃料費調整額0円の市場連動型料金プラン「リボングリーン」を提供しています。
特徴としては、市場連動型の料金プラン、最大7つの割引が同時に適用可能、再生可能エネルギー100%の電力供給が挙げられます。提供エリアは沖縄を除く全国で、支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
リボンエナジーの料金プランと特徴
リボンエナジーの料金プランと特徴について、以下3つの点から紹介します。
リボンエナジーの料金プランと特徴
- リボンエナジーの料金プランと一般的な料金プランの違い
- リボンエナジーの固定従量料金単価
- リボンエナジーの変動従量料金単価
それぞれ見ていきましょう。
リボンエナジーの料金プランと一般的な料金プランの違い
リボンエナジーの料金プランは市場連動型となっていて、基本料金と燃料費調整額が0円で30分ごとに電力量料金単価が変動する料金プランです。
具体的には、以下の計算式になります。
リボンエナジーの電気料金計算式
電気料金=(固定従量料金単価+変動従量料金単価)×消費電力量+再エネ賦課金
従来の料金プランの電力量料金単価に当たるのが、固定従量料金単価と変動従量料金単価の合計になります。
固定従量料金単価の金額は固定で、変動従量料金単価が30分ごとに単価が変動します。
参考までに一般的な従量料金型の電気料金計算式も確認しましょう。
一般的な従量料金型の電気料金計算式
電気料金=基本料金+(電力量料金単価+燃料費調整単価)×消費電力量+再エネ賦課金
このように一般的な料金プランで発生する基本料金と燃料費調整単価が0円になるということですね。
なお、再エネ賦課金は全電力会社で同額発生するため、電力会社の比較においては気にしなくて良いです。
リボンエナジーの固定従量料金単価
リボンエナジーの料金プランの電力量料金単価は30分ごとに変化しますが、電力量料金単価のうちの、固定従量料金単価は変化しない単価です。
固定従量料金単価は各地域電力会社の提供エリアごとに決まっていて、以下の金額になっています。
エリア | リボンエナジー |
---|---|
北海道電力エリア | 24.20円 |
東北電力エリア | 22.00円 |
東京電力エリア | 22.00円 |
中部電力エリア | 22.00円 |
北陸電力エリア | 22.00円 |
関西電力エリア | 19.80円 |
中国電力エリア | 22.00円 |
四国電力エリア | 22.00円 |
九州電力エリア | 19.80円 |
この表を見ればわかるように、各エリアで最低でも発生する電力量料金単価として、固定従量料金単価があることがわかります。
リボンエナジーの変動従量料金単価
リボンエナジーの変動従量料金単価は、30分ごとに電力の需要に応じて変化します。
一般的には平日夕方〜夜で仕事や学校から帰ってきてくつろぐ時間帯や仕事に行く前の早朝で、電力の需要は高くなり、変動従量料金単価も高くなります。
逆に平日の昼間や寝静まった深夜は電力の需要は下がり、変動従量料金単価も安くなります。
電力の需要が上がる時間帯を避けて、電力の需要が下がる時間帯に電力を使う工夫ができる方にとっては、消費電力量を減らすことなく節約することが可能になりますね。
変動従量料金単価は、リボンエナジーが電気を仕入れている日本卸電力取引所(JEPX)の提供価格に影響を受けている!
変動従量料金単価は、電力の需要に応じて変化するとお伝えしました。
より正確に言うと、リボンエナジーは利用者に電力を提供するために日本卸電力取引所(JEPX)から電力を仕入れています。
JEPXの電力の提供価格が電力の需要に合わせて30分ごとに変化するため、リボンエナジーの提供価格も同様に30分ごとに変動する、という仕組みになっています。
リボンエナジーのメリットと良い評判
リボンエナジーのメリット・良い評判は次の5つです。
リボンエナジーのメリットと良い評判
- 基本料金が0円
- 市場価格に応じて電気代を安くできる
- 7つの割引を併用できる
- 再エネ100%の電気を使える
- 契約期間・解約金なし
それぞれ確認していきましょう。
基本料金が0円
リボンエナジーは基本料金0円です。
そのため、例えば数ヶ月旅行や出張で出かける場合や、別荘でたまにしか使わない家の場合、使っていない月は電気料金0円にすることも可能に。
その他、ファミリー世帯で契約アンペア数が50、60Aと大きめの場合、基本料金も高額になりますが、リボンエナジーであれば0円ですね。
基本料金0円は契約する人によっては非常にお得になる可能性のあるメリットになります。
市場価格に応じて電気代を安くできる
料金プランの解説で触れたように、リボンエナジーの電力量料金単価は、市場価格に応じて30分ごとに変動しています。
そのため、使用している電力量は同じでも、市場価格が勝手に下がった場合や、安い時間に自らずらして使うことで、電気代を安くできますね。
電力を使う時間帯を工夫できれば、大きな節約が期待できる料金プランです。
7つの割引を併用できる
リボンエナジーには、7つもの割引が用意されていて、以下の表のように、マイホームやオール電化である等の条件を満たすことで割引が適用されます。
割引名 | 割引金額 | 適用条件 |
---|---|---|
マイホーム割引 | -0.55円/kWh | 持ち家であること |
ファミリー割引 | 最大-0.55円/kWh | 世帯人数に応じる |
ペット割引 | -0.55円/kWh | ペットと暮らしていること |
オール電化割引 | -0.55円/kWh | オール電化住宅であること |
太陽光割引 | -0.55円/kWh | 太陽光発電があること |
蓄電池割引 | -0.55円/kWh | 家庭用蓄電池があること |
EV割引 | -0.55円/kWh | 電気自動車があること |
ファミリー割引は以下の表のように世帯人数に応じて割引されます。
1人世帯 | -0.11円/kWh |
2人世帯 | -0.22円/kWh |
3人世帯 | -0.33円/kWh |
4人世帯 | -0.44円/kWh |
5人世帯 | -0.55円/kWh |
以上のような割引が適用されます。
この割引のすごいところは、複数該当している場合は、割引も複数適用されること。
もしも、全ての条件を満たしていれば、最大で-0.55円/kWh×7=-3.85円/kWhも割引が適用されます。
400kWh電気を使う場合、すべての割引が適用されれば、1,540円もの割引額に。
毎月1,540円の割引は電力会社の割引としては非常に大きい金額ですね。
特にオール電化の場合、オール電化割引・蓄電池割引・太陽光割引・ファミリー割引・マイホーム割引など併用できる可能性が高いので、オール電化では大幅な割引が期待できます。
再エネ100%の電気を使える
リボンエナジーの電力を利用すると、太陽光をはじめとする再生可能エネルギー100%の電力を使えます。
リボンエナジーは、火力発電等の化石燃料由来の電気を一切使っていないことを証明する「非化石証書」を活用しています。
CO2を削減し、環境に優しい電力を使いたいと考えている方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。
契約期間・解約金なし
リボンエナジーは、契約期間の縛りや、それに伴う解約金は発生しません。
安くなりそうと思って乗り換えてみたものの、いざ使ってみると高かったり、想像していたことと違うことはしばしばあります。
元の電力会社に戻したい・別の電力会社に切り替えたいと思った時に、解約金が発生しないため負担なく切り替えることができますね。
リボンエナジーには解約金がないため、乗り換えて失敗したときのリスクが小さいメリットがあります。
リボンエナジーのデメリットと悪い評判
リボンエナジーのデメリットと悪い評判は次の3つです。
リボンエナジーのデメリットと悪い評判
- 料金高騰のリスクがある
- 固定従量料金が高め
- 一人暮らしではあまり安くならない
リボンエナジーへの乗り換えを検討している方は、しっかりとデメリットを把握した上で乗り換えるようにしましょう。
料金高騰のリスクがある
リボンエナジーは料金高騰のリスクがあります。
電力量料金単価が、市場の需要に合わせて30分ごとに変動しています。
需要が低い時は安くなる反面、夕方〜夜であり、急激に冷え込む等で電力の需要が上がる場合や、世界情勢の影響で燃料が不足した場合に電力量料金単価は急激に高騰する可能性があります。
他の電力会社も燃料費調整額という項目で同様の影響は受けますが、30分というリアルタイムな変化であれば、影響は燃料費調整額よりも大きくなるでしょう。
30分ごとの単価変動は、電気を使用する時間を工夫すれば安くなる反面、市場の影響も受けやすいことを認識しておきましょう。
固定従量料金が高め
リボンエナジーの電力量料金単価は、固定従量料金と変動従量料金の2つに分けられると説明しましたが、固定従量料金が高めです。
具体的には、同様の料金プランを提供しているLooopでんきと比較すると、以下の表のように全エリアでリボンエナジーの方が高い結果となっています。
エリア | リボンエナジー(/kWh) | Looopでんき(/kWh) |
---|---|---|
北海道電力エリア | 24.20円 | 15.87円 |
東北電力エリア | 22.00円 | 16.24円 |
東京電力エリア | 22.00円 | 14.87円 |
中部電力エリア | 22.00円 | 15.60円 |
北陸電力エリア | 22.00円 | 14.66円 |
関西電力エリア | 19.80円 | 14.01円 |
中国電力エリア | 22.00円 | 15.67円 |
四国電力エリア | 22.00円 | 15.56円 |
九州電力エリア | 19.80円 | 15.71円 |
沖縄電力エリア | 提供エリア外 | 18.88円 |
単純に市場連動型のプランを使いたいという方は、固定単価がより安いLooopでんきを利用した方がお得になります。
一人暮らしではあまり安くならない
一人暮らしの場合は、リボンエナジーを利用してもあまり安くならないでしょう。
というのも、基本料金0円は契約アンペア数が小さいと、そもそも発生する基本料金も小さいため、大きい契約アンペア数よりも、恩恵は少なくなります。
また、複数の割引がありますが、一人暮らしの場合はマイホームではなく賃貸で、太陽光や蓄電池といった設備がない方が大多数でしょう。
そのため受けられる割引の種類も少ないです。
結果として、一人暮らしの場合、基本料金0円の恩恵が少なく、適用できる割引の種類も少なくなることが多いため、あまり安くならない可能性が高いですね。
リボンエナジーがおすすめな人は?
リボンエナジーがおすすめな人は次の3つに当てはまる人です。
リボンエナジーがおすすめな人
- 戸建てやファミリー層
- 電気を使う時間を調整できる人
- オール電化の人
それぞれの特徴を見ていきましょう。
戸建てやファミリー層
戸建てやファミリー層であれば、リボンエナジーは比較的安く利用できるでしょう。
基本料金0円の恩恵が大きいのは契約アンペア数が大きくなるファミリー層です。
また、マイホーム割やファミリー割も適用できるため、割引額も大きくなることもポイント。
戸建てやファミリー層であれば、リボンエナジーを乗り換え先として検討してみましょう。
電気を使う時間を調整できる人
電気を使う時間を調整できる人にもリボンエナジーはおすすめです。
市場連動型を使う最大のメリットは、消費電力量が同じでも、電気を使う時間を調整することで電気代を安くできることでしたね。
電力量料金単価が安くなる時間帯に、洗濯機・食器洗浄機・電子レンジ・エコキュート等の家電を使う工夫ができる方には、リボンエナジーはおすすめです。
オール電化の人
オール電化の人にもリボンエナジーはおすすめです。
というのも、市場連動型で30分ごとに電力量料金単価は変動しますが、傾向としては夜間が比較的安くなり、オール電化プランと同等の節約効果が見込めます。
また、オール電化の住宅の場合は、蓄電池や太陽光パネルも合わせて設置することで、節約効果を大きくしている家庭も多いですね。
リボンエナジーはオール電化割、太陽光割、蓄電池割と複数の割引が適用できるため、オール電化の人であれば安く使える可能性が高くなります。
リボンエナジーの申し込みから開通までの流れ
ここからは、リボンエナジーの申込みから開通までの流れを、すでに電気を利用していて乗り換える場合で解説します。
事前準備ができていれば、申込み作業自体は最短3分で完了します。
まず、事前に以下3つの情報を準備しましょう。
準備するもの
- 現在契約中の電力会社から発行されている供給地点特定番号とお客さま番号
- 支払い方法の情報(クレジットカードの情報等)
- メールアドレス
供給地点特定番号とお客さま番号は、毎月届く検針票かマイページから確認することができます。
リボンエナジーは、支払い方法としてクレジットカード、Apple Pay、Google Payが利用できます。
なお、リボンエナジーへの乗り換えにあたり、現在契約中の電力会社への連絡は不要です。
リボンエナジーから連絡してくれるためですね。
それでは、申込み方法を画像付きで見ていきましょう。
まずは、リボンエナジーの公式ページにアクセスし、「切り替えのお申し込み」をクリックします。
氏名・生年月日・電話番号と基本情報を入力します。
現在契約中の電力会社の情報を入力します。
この際に、事前に準備していた、供給地点特定番号とお客さま番号が必要になります。
住所を入力し、規約等を確認の上同意し、「メールアドレスの認証へ進む」をクリックします。
登録したメールアドレスに画像のように、認証コードが記載されたメールが届きます。
リボンエナジーの画面に戻り、認証コードを入力して、「お支払い方法の登録へ進む」をクリックします。
支払い方法を選択し、クレジットカード等の情報を入力します。
「お申し込みを完了する」をクリックすれば申込の手続きは完了です。
申込み手続き完了後、7日程度でリボンエナジーに切り替わります。
具体的な日にちは申込み完了後に送られてくるメールに利用開始日が記載されていますので、メールを確認しましょう。
リボンエナジーで電気代最大5,000円キャッシュバックキャンペーン中
リボンエナジーで、電気代最大5,000円キャッシュバックキャンペーン開催中です。
以下の表のように、利用開始してから1年間の使用電力量に応じて、キャッシュバックの金額が変動します。
使用電力量 | キャッシュバック金額 |
---|---|
5,000kWh 以上 | 5,000円 |
4,000kWh 以上 5,000kWh 未満 | 4,000円 |
3,000kWh 以上 4,000kWh 未満 | 3,000円 |
2,000kWh 以上 3,000kWh 未満 | 2,000円 |
1,000kWh 以上 2,000kWh 未満 | 1,000円 |
キャンペーンの終了日は現在未定ですが、リボンエナジーに興味がある方は、キャンペーンが終わる前に申込みましょう。
まとめ
以上、リボンエナジーの評判について解説しました。
リボンエナジーは市場連動型の料金プランで、最大7つの割引が併用できるのが魅力です。
特にオール電化世帯では多くの割引により、他の電力会社を契約するよりお得に利用できるでしょう。
一方、電力量料金単価の内の固定従量料金単価が、同様の市場連動型であるLooopでんきよりも高くなっている点には注意が必要です。
市場連動型の料金プランや環境に優しい再生可能エネルギーを100%利用した電力に興味があり、マイホームを持っていてオール電化のファミリー世帯であれば、比較的安く利用できます。
解約金は0円なので、リボンエナジーに興味を持たれたなら、乗り換えてみることも一つの選択肢です。
\【簡単】2ステップで一番お得な電気料金を診断/
あなたにピッタリな電気料金が分かる!
「お住まいの地域」「世帯人数」の2つを選ぶだけで、お得な電気料金を診断できます。
\契約者数14,000人突破!/
この記事を読んだ方は他にもこんな記事を読んでいます
-
リボンエナジーの評判は?メリット・デメリットを解説。オール電化にお得って本当?
-
シン・エナジーの評判は?電気料金は高くなった?メリット・デメリットを分かりやすく解説
-
コスモでんきのオール電化プランを解説!口コミやメリット・デメリットを徹底解明
-
イデックスでんきの評判は?メリット・デメリットや料金プランを徹底解説
-
一人暮らしにオクトパスエナジーは向いてる?料金やおすすめプランを解説
-
PinTでんきの電気料金は高い!評判やデメリット、解約方法などを解説
-
ストエネ(旧グランデータ)の電気代は高い?やばい?実際の評判や解約方法を徹底解説
-
アルカナエナジーの評判!高い?怪しい?実は超安いプランのメリット・デメリットを解説
-
ネット電力の評判は?安いという口コミや電気料金を徹底検証