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最終更新日:2025年10月03日

ゼロ電の評判は?シャーメゾンとの関係は?料金プランやメリット・デメリットを徹底解説

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ゼロ電の評判は?シャーメゾンとの関係は?料金プランやメリット・デメリットを徹底解説

「ゼロ電の評判は?」「ゼロ電の電気料金は安い?」など、不動産管理会社などからゼロ電を勧められて契約を迷っている人も多いのではないでしょうか。結論から述べると、ゼロ電は他の電力会社に比べて電気料金が高めのため、電気代を重視したい人には向いていません。とはいえ、限定的に契約するならお得になるケースもあります。

で試算したように東京電力の従量電灯Bよりもやや割高の料金設定となっています。

今回は、ゼロ電の評判や料金プラン、メリット、デメリットなどを紹介するとともに、他社電力会社との電気料金比較シミュレーションを行います。ゼロ電の契約を迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

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ゼロ電とは

ゼロ電

ゼロ電とは、株式会社イーネットワークシステムズが提供している電力サービスです。提携している不動産管理会社やハウスメーカーの物件に住んでいる人限定の特別プランで、該当する人以外は契約できない点が大きな特徴です。

以下の項目では、ゼロ電をより深く理解するための解説や混同することが多いポイントなどを解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

ENSが提携する管理会社・ハウスメーカー物件限定のプラン

イーネットワークシステムのゼロ電

上述したとおり、ゼロ電は株式会社イーネットワークシステムズが手掛けている電力サービスです。提携している不動産管理会社やハウスメーカーの物件限定で契約できるといった、一風変わった条件があります。

なお、ゼロ電は「ゼロ電のガス」というガスプランも提供していて、同条件で契約が可能。料金は東京エリアの場合は東京ガスの約3%引き、中部エリアは東邦ガス料金の3%割引といった料金設定になっています。

基本料金が「ゼロ」になる電気

ゼロ電は基本料金0円

ゼロ電のメリットは、基本料金が無料なこと。基本料金とは、電気の使用量に関わらず発生する料金で、契約アンペア数などによって金額が上下します。

引っ越しの直後は家具家電がそれほど多くない場合が多いので、電気の使用量が少なくなりがち。そのため、基本料金が電気代を多く占める可能性が高くなります。基本料金が0円であれば、電気を使ったぶんだけ支払えばよいので、余計な出費を抑えられるといったメリットがあります。

名前やサービスがよく似た電力会社が多くあるので注意

ゼロ電で注意したいポイントは、名前やサービスがよく似た電力会社が多いこと。例えば基本料金が0円の「0円でんき」「ゼロからでんき」「パレットでんき」「ONEでんき」、一定額まで電気代が無料になる「タダ電」などが混同されがちです。

上記はすべて異なる電力会社です。ゼロ電は株式会社イーネットワークシステムズなので、混同しないように注意しましょう。

ゼロ電の評判は?シャーメゾンとの関係は?

ゼロ電を検索してみると、関連するキーワードに「ゼロ電 シャーメゾン 評判」と表示されますが、この語句で検索している方は、以下の2ケースに分けられるでしょう。

①現在シャーメゾン物件でゼロ電を契約していて、評判を知りたいケース。

②シャーメゾンのZEHのコンセプトをゼロ電と誤解しているケース。

次の項目で、各ケースを詳しく解説します。

シャーメゾン物件でゼロ電を勧められることもあるが、他社へ乗り換えることも可能

シャーメゾン物件では、ゼロ電を勧められるケースがあります。現在シャーメゾンでゼロ電を契約していて、評判を知りたい人が「ゼロ電 シャーメゾン 評判」と検索することが一定数あるようです。

後述もしますが、ゼロ電の電気代や他社に比べてやや高め。そのため、料金面の評判はそれほど良好ではありません

とはいえ、一旦ゼロ電と契約しても他社電力会社に乗り換えることは可能です。解約金はかからないので、契約後に電気代が高いと感じたら、乗り換えを検討してみるとよいでしょう。

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シャーメゾンのZEHとは全く別物

シャーメゾンZEHとゼロ電は別物

シャーメゾンのZEHとゼロ電は、まったくの別物です。シャーメゾンのZEHとは、太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせた住まいのこと。自家発電・自家消費で電気代を限りなくゼロにというコンセプトで運用されています。

シャーメゾンのZEHはゼロ電と呼ばれるケースもあるため、この呼称を電力会社のゼロ電と誤解してしまい、間違った検索をしてしまう人が多数いると想定されます。

ゼロ電の料金プラン

ゼロ電の料金プランは、スタンダードプランとCO₂フリープランの2種類があります。各プランの詳細を、以下で解説します。

ゼロ電の料金を詳しく知りたかったり、他社と比較してみたりしたい人はぜひ参考にしてみてください。

スタンダードプラン(新規受付停止中)

基本料金0円
電力量料金0~120kWh:19.88+契約容量(A)×0.238円
120~300kWh:26.46円
300kWh~:27.77円

ゼロ電のスタンダードプランは、現在新規受付停止中のプランです。とはいえ、今後受付が再開される可能性もあるため、後述するCO₂フリープランとあわせて抑えておくとよいでしょう。

電気料金で特徴的なのは、電力量料金の1段階目に契約容量に×0.238円する項目が入っていること。契約容量はアンペア数のことで、例えば30A契約の場合、1段階目の電力量料金単価に7.14円が上乗せされます。

スタンダードプランは、他社電力会社よりも電気料金が高くなりがちなのがデメリット。例えば40A契約、320kWhの場合、ゼロ電は9,163円ですが、東京電力の従量電灯Bの場合は9,096.8円で、少額とはいえ東京電力のほうが安くなります。

CO₂フリープラン

基本料金0円
電力量料金0~120kWh:19.88+契約容量(A)×0.238円
120~300kWh:26.46円
300kWh~:27.77円

ゼロ電のCO₂フリープランは、CO₂排出量実質ゼロの環境にやさしい電力を使えるプランです。ゼロ電は現在スタンダードプランの受付が停止しているため、ゼロ電と契約する場合は実質CO₂フリープラン一択になります。

料金システムはスタンダードプランと同じで、料金も変わりません。そのため、上記で試算したように東京電力の従量電灯Bよりもやや割高の料金設定となっています。

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ゼロ電のメリット・デメリット

本項目では、ゼロ電のメリット・デメリットを解説します。ゼロ電にはさまざまなメリットもありますが、注意したいデメリットがあるのも事実。メリットとデメリットを理解して、契約するかどうかを決めると失敗がありません。

【メリット】地域の電力会社より安くなるケースもある

ゼロ電の電気料金は高めですが、場合によっては地域の電力会社より安くなるケースがあります。例えば契約アンペア数が小さく、100kWh程度の使用量の場合、地域電力会社より安くなる可能性が高いといえるでしょう。

そのため、引っ越してすぐで家具家電がない場合など、電気の使用量が少ないことが想定される場合は一旦ゼロ電と契約し、使用量が多くなってきたら他社電力会社に乗り換えるといった使い方もおすすめです。

【メリット】初期費用・解約金が0円

初期費用・解約金が0円なのも、ゼロ電のメリットです。とくに解約金がかからないのは魅力的で、電気代が高いと感じてもノーリスクで他社に乗り換えられます

そのため、やらなければならない手続きの多い引っ越し時には一時的にゼロ電と契約し、新生活が落ち着いたら他社と契約するような利用方法もできるでしょう。

【デメリット】他の新電力の方が安い

ゼロ電のデメリットは、他の新電力会社や地域電力会社のほうが基本的に電気料金が安いこと。詳しくは後の項目で解説しますが、例えば東京電力・東京ガス・オクトパスエナジーなどと比較すると、ほとんどのケースでゼロ電のほうが高くなってしまいます。

電力会社を決めるうえで電気料金の安さは最も重要なポイントといえるため、電気代の高さは大きなデメリットだといえるでしょう。

【デメリット】燃料費調整額が高い

燃料費調整額が高いのも、ゼロ電のデメリットです。燃料費調整額とは電気の燃料価格の変動を毎月の電気料金に反映させるもので、1kWhあたり◯円といった形で加算されます。

ゼロ電は他社と比べて燃料費調整額が高めの傾向があるため、結果としてより電気代が高くなってしまいます。

【デメリット】一度解約すると戻せない

一度解約すると再び再契約できない可能性があるのも、ゼロ電のデメリットです。例えばスタンダードプランは現在新規申し込みが停止されているので、スタンダードプランを契約している人が解約してしまうと、元のプランには戻せません

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ゼロ電と他の電力会社を比較!乗り換えにおすすめは?

本項目では、東京電力エリアを例にとり、ゼロ電と他社電力会社の料金をシミュレーションしてみましょう。世帯人数別に試算しているので、自分に当てはまりそうな世帯人数や契約アンペア数、使用量をチェックしてみてください。

ゼロ電と東京電力の比較

ゼロ電東京電力
一人暮らし
(30A・100kWh)
3,310円3,348円
2~3人暮らし
(40A・280kWh)
9,330円9,059円
4人以上
(40A・470kWh)
15,525円15,593円

ゼロ電と東京電力を比較した場合、30A・100kWhのケースではゼロ電のほうが安くなります。それ以上になると、いずれのケースも東京電力が電気代を抑えられます。

そのため、月の使用量がかなり少ない人以外は、ゼロ電を契約する利点はないといえるでしょう。

ゼロ電と東京ガスの比較

ゼロ電東京ガス
一人暮らし
(30A・100kWh)
3,310円3,238円
2~3人暮らし
(40A・280kWh)
9,330円8,833円
4人以上
(40A・470kWh)
15,525円15,185円

ゼロ電と東京ガスの電気を比較した場合、どのケースでも東京ガスのほうが安くなります。基本料金・電力量料金ともにゼロ電が安いものの、燃料費調整額の差が大きいため、結果としてゼロ電が高くなります。

ゼロ電とオクトパスエナジーの比較

ゼロ電オクトパスエナジー
一人暮らし
(30A・100kWh)
3,310円3,124円
2~3人暮らし
(40A・280kWh)
9,330円8,466円
4人以上
(40A・470kWh)
15,525円14,473円

ゼロ電と新電力会社のオクトパスエナジーを比較した場合も、どの使用量でもオクトパスエナジーのほうが安くなります。

比較した3社のなかでも最も金額差が大きく、40A・470kWhのケースでは実に1,000円以上の開きがあります。

可能な限り電気代を抑えたい人は、ゼロ電以外の電力会社を検討し、そのなかでも安い新電力会社を選ぶとよいでしょう。

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まとめ

今回は、ゼロ電の評判や料金プラン、メリット、デメリットなどを紹介し、他社電力会社との電気料金比較シミュレーションを行いました。

ゼロ電は他の電力会社に比べて、基本的に電気料金が高めです。そのため、引っ越し後で電気の使用量が少ない時期の一時的な利用など、限定的に契約をするならおすすめできます。そうでない場合は、他の安い電力会社の利用を検討してみるとよいでしょう。

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