海外旅行ではeSIMとポケット型WiFiどっちがいい?メリット・デメリットを徹底比較

「海外旅行の通信手段はeSIMとポケット型WiFiどっちがいいの?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。結論から述べると、海外旅行の通信手段は利用スタイルに応じて適したものが変わります。例えば自分のスマホを使いたいだけならeSIMが向いてる一方で、複数台の端末で利用したい人にはポケット型WiFiが適しています。
今回は、eSIMとポケット型WiFiの特徴やメリット・デメリット・シーン別にどちらを選ぶべきかなどを解説し、おすすめのeSIMサービスも紹介します。海外旅行の通信手段に悩んでいる人は、参考にしてみてください。
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この記事の目次
手軽に使うならeSIM、データ容量を分け合うならポケット型WiFiがおすすめ!

海外の通信手段としては、手軽に使うならeSIM、データ容量を複数人で分け合いたいならポケット型WiFiがおすすめです。以下でeSIM・ポケット型WiFiの特徴を比較しているので、参考にしてみてください。
| 比較項目 | eSIM | ポケット型WiFi |
|---|---|---|
| 受取方法 | オンライン | 空港・宅配・コンビニ・店頭など |
| 返却方法 | 返却不要 | 空港・ポスト投函・宅配便・現地など |
| 設定難易度 | 中 | 低 |
| データ容量 | 500MB / 日 1GB / 日 無制限など | 500MB / 日 1GB / 日 無制限など |
| 接続可能台数 | 1台 (テザリング可能な場合は複数台可) | 5〜10端末など複数台 (機種により異なる) |
| 料金 (※概算:複数社平均) | 韓国(無制限プラン) 3日間:2,033円 7日間:3,863円 30日間:10,925円 アメリカ(無制限プラン) 3日間:2,492円 7日間:4,677円 30日間:12,868円 | 韓国(無制限プラン) 3日間:5,325円 7日間:12,425円 30日間:53,250円 アメリカ(無制限プラン) 3日間:6,375円 7日間:14,875円 30日間:63,750円 |
表の情報をもとにすると、eSIMがおすすめな人は以下のようなタイプが当てはまります。
eSIMがおすすめな人
- 申し込み〜利用開始までを、オンラインだけで完結させたい人
- 現地到着後すぐに、地図アプリや配車アプリで動きたい人
- ルーターなど余計な荷物を増やしたくない人
- 自分のスマホだけで使えればよく、通信費を安く抑えたい人
- eSIM対応のスマホを持っていて、事前に対応状況やSIMロックをチェックできる人
- 設定画面の操作や、オンライン手続き・英語表示のアプリにもある程度対応できる人
eSIMは、申し込み〜利用開始まですべてオンラインで行え、返却も不要なことから手軽に使いたい人にぴったり。また、物理SIMやルーターを使用しないので、荷物を増やしたくない人にもおすすめです。
通信費をなるべく安く抑えたい人にも、eSIMが向いています。容量が同じプランでも、ほとんどのケースでeSIMが安くなりますよ。
ただし、利用条件や設定がポケット型WiFiに比べてやや難易度が高めなのはデメリット。慣れている人なら問題ありませんが、はじめて使う場合はサービスの公式サイトにあるマニュアルを参照してください。
ポケット型WiFiがおすすめな人は、以下のタイプです。
ポケット型WiFiがおすすめな人
- 家族や友人と複数人で海外旅行をする人で、複数台のスマホやタブレットで同時接続したい人
- 1台のルーターをシェアして1人あたりの通信費を安く抑えたい人
- 設定が簡単な通信手段がほしい人
- 本体や充電器など、旅行中に多少荷物が増えても気にならない人
- ルーターのバッテリー残量や毎晩の充電など、管理がきちんとできる人
- 海外出張で複数端末を安定した回線につなぎ、大容量データやオンライン会議をこなしたい人
ポケット型WiFiは、複数人で旅行する場合や、2台以上の端末で同時接続したいケースにおすすめです。1台で複数端末に接続でき、電波も比較的安定しています。
また、家族・友人とデータを分けた合いたい人にもおすすめです。料金はeSIMより高めなものの、3〜5人程度でシェアすれば、個別にeSIMを契約するよりもコストを抑えられる場合も少なくありません。
一方、ルーターや充電器などの荷物が増えるのは難点。またルーターの充電の手間もかかります。これらを許容できるかも事前に考えておくと失敗がないでしょう。
eSIMとポケット型WiFiの特徴を解説
eSIMとポケット型WiFiはそれぞれ異なる特徴があるため、自分にあったものを選びましょう。以下で、eSIMとポケット型WiFiについて詳しく解説します。
eSIMとは?基本的な特徴

eSIMとは、スマホ本体にあらかじめ組み込まれている埋め込み型のSIMを指します。従来のようにSIMカードを差し替える必要はなく、購入した通信プランの情報をQRコードや専用アプリから書き込むことで、オンラインで開通できるのが特徴。日本にいるうちに申し込みと設定を済ませておき、現地に着いた瞬間からそのまま通信をスタートできる手軽さが魅力です。
一方で、古い機種や一部の格安スマホではeSIMに非対応な場合もあるため、事前に自分の端末が対応しているかどうかの確認は必須です。
ポケット型WiFiとは?基本的な特徴

ポケット型WiFiとは、手のひらサイズのルーターに現地の通信回線をつないで、インターネットに接続できる機器のこと。普段使っているスマホの設定はほとんど変えずに、そのままWiFiに接続するだけで使えるのがメリットです。
また1台のポケット型WiFiを家族や友人とシェアできるため、複数人で旅行をする場合にはぴったりだといえるでしょう。
一方で、持ち歩く端末が1つ増えるため、荷物をなるべく減らしたい人はやや煩わしさを感じるケースも。さらに、充電の手間がかかるのも難点です。加えて端末を紛失・破損した際の弁償費用がかかるケースもあるので、レンタル前に補償内容を確認しておきましょう。
海外旅行でeSIMを使うメリット

海外旅行でeSIMを使うメリットは、申し込みから利用開始までオンラインで完結することや、到着後にすぐ使えるなどの使い勝手のよさが挙げられます。以下で個別に解説しているので、参考にしてみてください。
申し込みから利用開始までオンラインで完結する

申し込みから利用開始までの流れがすべてオンラインで完結するのは、eSIMの大きなメリットです。eSIMの販売サイトやアプリから渡航先と利用日数、データ容量を選んで決済すれば、その場でメールや画面上にQRコードなどのプロファイル情報が発行されます。事前に自宅でスマホに読み込んでおけば、現地でモバイル通信をオンにするだけでインターネットに接続できますよ。
また、端末受け取りの手間がないのも利点です。空港カウンターや宅配で受け取る必要がないので、出発まで時間がない人にはぴったりだといえるでしょう。また、レンタルWiFiのように返却期限を気にしたり、返却忘れで延滞料金が発生したりする心配もありません。
到着後すぐに接続できる
eSIMは、現地に到着してすぐにインターネットへ接続できるのもメリットです。出発前にプロファイルの設定さえ済ませておけば、モバイル回線をオンにするだけで現地で使える回線に切り替わります。
空港でWiFiレンタルカウンターを探したり、SIMカードの差し替え作業をしたりする必要がないため、入国審査の待ち時間や荷物を受け取るあいだに、家族への到着連絡やホテルへの問い合わせ、現地の交通手段の検索などを行えますよ。
スマホ1台で完結して荷物が増えない
eSIMを使えば、スマホ1台だけで通信できるのも利点です。ポケット型WiFiのようにルーターや充電器を持ち歩く必要がないため、荷物を少しでも減らしたい人にはうれしいポイント。例えばバックパックひとつで旅をする場合など、荷物の重量やスペースに余裕がないときでも快適に利用できます。
また、ルーターの電源管理や充電残量を気にしなくてよいのも好印象。スマホの電池残量だけをチェックしていればよいのでシンプルに管理できるのは、海外旅行初心者にとって心強いといえるでしょう。
紛失や破損の心配がない
eSIMはスマホ本体に内蔵されているため、ポケット型WiFiや物理SIMカードやポケットのように紛失・破損トラブルが起こりにくいのも魅力です。例えばポケット型WiFiは紛失や破損時に弁償金が発生するケースもありますが、eSIMならそもそも別端末を持ち歩かないためリスクを回避できます。
また、物理SIMのようにSIMピンを使ってカードを抜き差しする必要もないため、細かなパーツをなくしてしまうアクシデントも防げますよ。
プランによってはポケット型WiFiより料金を抑えられる
eSIMは、プラン次第でポケット型WiFiよりも通信費を抑えられる場合があります。例えば主に自分のスマホだけ使うというケースなら、必要な日数とデータ容量だけを購入できるeSIMのほうが、ポケット型WiFiより割安になることも少なくありません。
また、ポケット型WiFiでありがちな受取手数料や返却キットの送料、補償オプションなどが発生しないため、トータルコストで有利になりやすい傾向です。
海外旅行でeSIMを使うデメリット

海外旅行でeSIMを使うデメリットには、対応機種でないと使えないことや、複数端末ではテザリングが必須な点などが挙げられます。以下で個別に解説しているので、参考にしてください。
対応機種でないと使えない
eSIMは、eSIM対応機種でないと利用できません。比較的新しいスマホでは対応が進んでいるものの、古い機種や一部の格安スマホ、SIMフリーモデル以外ではeSIMが使えないケースも。同じシリーズでも発売時期やモデルによって対応状況が異なることがあるため、必ず公式サイトや端末の設定画面でeSIM対応可否を確認しておきましょう。
またeSIMに対応していても、SIMロックがかかっていて海外eSIMが利用できない場合もあります。事前にSIMロック解除の手続きが必要になるケースもあるため、上記とあわせてチェックしてください。
複数端末での共有にはテザリング設定が必要
eSIM回線を家族・友人・PC・タブレットなど複数の端末で共有したい場合は、テザリングが必要になります。ポケット型WiFiのように簡単に複数台が同時接続できる仕組みとは違い、テザリングをオンにしたり、接続用のパスワードを設定・共有したりと、手間がかかる点は理解しておきましょう。
また、テザリングを使うとスマホ本体のバッテリー消費が早くなるのもデメリット。例えばスマホで地図アプリを開きながらPCで調べ物をするといった使い方をすると、想像以上に電池が減ってしまうケースもあります。
設定が難しく感じることがある
eSIMをはじめて利用する人にとっては、設定が難しく感じられることがあるのもデメリットです。eSIMは購入後にメールなどで届くQRコードやアクティベーションコードを使ってプロファイルを追加し、必要に応じてモバイル通信の優先回線を切り替えるなど、普段あまり触れない項目を操作する必要があります。
加えて端末やOSのバージョンによって画面表示や手順が少しずつ異なることもあり、スマホの設定に苦手意識がある人は戸惑ってしまうケースも少なくありません。
また、海外向けeSIMサービスのなかには、アプリやマニュアルが英語表記のみのものがあるのも注意点。ひとりで設定できる自信がない場合は、日本語のサポートやマニュアルが用意されているサービスを選びましょう。
海外旅行でポケット型WiFiを使うメリット

海外旅行でポケット型WiFiを使うメリットは、複数端末による同時接続や、簡単に使用できることなどが挙げられます。以下で、各メリットを個別に解説します。
複数端末で同時にネットが使える
ポケット型WiFiは、複数の端末で同時にインターネットが使えるのが魅力。ルーターがモバイル回線を受信してWiFiを飛ばす仕組みなので、スマホはもちろん、タブレットやノートPC、ゲーム機などもまとめて接続できます。
例えば家族やグループでも、複数端末で接続できるポケット型WiFiがあれば個別に通信手段を用意する必要がありません。データ容量もシェアできるため端末によって要領が少ない・多いといった偏りをなくすことも可能です。
電源を入れるだけで簡単に使える
電源を入れるだけで簡単に使えるのも、ポケット型WiFiの利点です。端末の電源を入れ、案内に記載されているSSID(ネットワーク名)とパスワードを、手持ちのスマホやタブレットのWiFi設定画面から入力するだけで接続できます。アプリや英語のマニュアルを見ながらeSIMを設定するのが不安な人でも、ポケット型WiFiなら簡単に接続できるでしょう。
また海外用の設定があらかじめ済んでいる端末がほとんどのため、現地で細かい回線設定を行う必要はなく、普段カフェなどでWiFiに接続している感覚でそのまま使えるのも好印象です。
複数人でシェアすればコストを抑えられる
ポケット型WiFiは、複数人でシェアすることで1人あたりの通信費を抑えられるのも魅力です。複数台の端末で同時に接続できるので、個々でeSIMを契約するより安上がりになるケースも少なくありません。
ただし、複数人で利用する場合はデータ容量に余裕をもたせておくのが必須。データ容量はシェアされるので、ホテルで映画を観て過ごしたい、子どもが移動中にゲームをするなど、データ通信量が多くなりそうな旅行では、容量の大きいプランや無制限プランを検討してください。
海外旅行でポケット型WiFiを使うデメリット

海外旅行でポケット型WiFiを使うデメリットは、受け取り・返却の手間や荷物が増えることなどが挙げられます。以下で注意したいポイントを解説しているので、参考にしてみてください。
ルーター本体の受け取りと返却に手間がかかる

ポケット型WiFiは、ルーターの受け取りと返却に手間がかかるのがデメリットです。例えば空港カウンターで受け取る場合は、対応しているターミナルや営業時間を事前に確認する手間が生じます。宅配受け取りにした場合でも、出発前日までに受け取りの時間を調整したり、不在票への対応をしたりと、不便を感じるケースもあるでしょう。
またルーターを返却する必要があるため、空港カウンターで返却したり、ポストや宅配で返送したりといった手続きも必要です。返却を忘れてしまうと、延滞料金が発生することもあるため注意しましょう。
旅行中の荷物が増える
ポケット型WiFiを利用する場合、旅行中の荷物が増えるのも注意したいポイント。ルーター本体にプラスして、充電用のケーブルやアダプター、場合によっては予備バッテリーなども持ち歩くことになり、ポーチひとつ分ほど荷物がかさばります。
また、外出時にはスマホとあわせてルーターの所在を気にする必要があるのもネック。カフェやタクシーなどに置き忘れないよう、注意しなければなりません。
ルーター本体の充電が必要
ポケット型WiFiは、ルーター本体の充電が必要になるのもデメリットです。うっかり充電を怠ると、使用中に充電切れになってしまうリスクがあります。例えば位置情報を共有した地図アプリを開きっぱなしにしたり、移動中に動画視聴やSNSを頻繁に利用したりすると、バッテリー消費が早くなるため注意が必要です。
また、コンセントの数が限られている海外の宿では、PCやカメラ、モバイルバッテリーなど他の機器との充電場所の取り合いになるケースも。こまめな充電とバッテリー管理が求められる点は、ポケット型WiFiならではの不便さといえるでしょう。
【シーン別】eSIMとポケット型WiFiどっちを選ぶべき?
eSIMとポケット型WiFiは、使用シーンに応じてどちらを選ぶべきかが変わります。以下で、代表的な旅行のシーン別にどちらがおすすめか解説しているので、参考にしてみてください。
一人旅やバックパッカーの場合
一人旅やバックパッカーのように、できるだけ身軽に動きたい場合は、基本的にはeSIMがおすすめです。スマホ1台あれば通信できるため、荷物をコンパクトにまとめられます。また空港で受け取りカウンターを探したり、返却の心配をしたりせずに済むので、複数の国を行き来するスタイルとも相性がよいでしょう。
一方で、PC・スマホ2台で作業を頻繁に行うデジタルノマド寄りの旅や、写真をクラウドに大量アップロードしたい場合など、データ消費が多くなりそうなときは、大容量プランのポケット型WiFiも候補に入ります。
友人グループや家族での海外旅行の場合
友人グループや家族で海外旅行をするなら、ポケット型WiFiをレンタルしてシェアするのがおすすめです。1台で複数端末を同時接続できるため、人数で割れば1人あたりの通信費を抑えやすいのがメリット。また機械操作が苦手な人がいても、WiFiのパスワードを一度設定してあげれば、あとは自動的につながることが多いのでトラブルなく利用できるでしょう。
ただし、家族の一部だけ別行動をする日があったり、途中で現地ツアーに参加して解散したりと、頻繁に別行動する場合は注意が必要。ルーターを持っている人と一緒にいないと、ネットが使えなくなります。その場合はポケット型WiFiとは別にそれぞれが低容量の安いeSIMを契約し、必要に応じて切り替えるとよいでしょう。もしくは、単純にeSIMを利用するといった手も候補に入ります。
ビジネス目的の海外出張の場合
ビジネス目的の海外出張では、どんな端末を何台使うかで選び方が変わります。例えば社用スマホ1台で、メール確認やチャット、オンライン会議がメインなら、eSIMでも事足りるでしょう。
一方で、ノートPCやタブレットを使って資料ダウンロードやオンライン会議を頻繁に行う場合には、ポケット型WiFiも選択肢に入ります。複数端末を同時接続できるため、テザリングによるスマホの電池消耗を気にせずに済むのもメリットです。
また重要な商談やプレゼンがある場合は、メインはポケット型WiFiを使い、万が一のバックアップとしてeSIMも用意しておくと、急なトラブルにも対処しやすくなりますよ。
海外旅行におすすめのeSIM5選
本項目では、海外旅行におすすめのeSIMを紹介します。各社の料金プランや特徴などを解説しているので、自分にあったものを探してみてください。
VOYAGEESIM

| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 料金プラン | 韓国 1日間:550円(1GB / 日プラン) 3日間:880円(1GB / 日プラン) 5日間:1,100円(1GB / 日プラン) アメリカ 7日間:2,700円(1GB / 日プラン) 30日間:8,900円(1GB / 日プラン) |
| 対応国数 | 94ヶ国 |
| 手数料 | 無料 |
| テザリング可否 | ◯ |
| 日本語サポート有無 | あり |
| 当日購入可否 | ◯ |
VOYAGEESIMは、株式会社ティーガイアが提供しているeSIM販売サービスです。料金プランは渡航先によって大きく異なり、例えば韓国は1・3・5日間の3種類で、いずれも1GB / 日となっています。無制限プランはないため、自分の使用容量や旅行日数にあえば契約を検討してみるとよいでしょう。
また、キャンペーンが充実しているのもVOYAGEESIMの強み。LINE公式アカウントを友だち追加すれば20%オフになるクーポンがもらえたり、万が一eSIMが利用できなかった場合は全額返金したりしてくれる特典が用意されています。
World eSIM

| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 料金プラン | 韓国 3日間:1,890円(無制限プラン) 7日間:3,790円(無制限プラン) 30日間:8,790円(無制限プラン) アメリカ 3日間:1,780円(無制限プラン) 7日間:3,980円(無制限プラン) 15日間:6,880円(無制限プラン) |
| 対応国数 | 200ヶ国以上 |
| 手数料 | 無料 |
| テザリング可否 | ◯ |
| 日本語サポート有無 | あり |
| 当日購入可否 | ◯ |
World eSIMは、株式会社ビジョンが手掛けているeSIMです。2,300万人以上の利用者をほこり、今回紹介しているなかでも知名度が高いことから、信頼性のあるサービスだといえるでしょう。
eSIMのなかでも利便性が高いのが、World eSMの利点です。専用アプリを使えば、設定・データ利用量チェック・領収書発行が簡単に行なえ、さらに10%オフでeSIMを購入可能。LINE問い合わせ窓口やキャンセル保障などのサポートも充実しており、料金も安い水準なので、使いやすさ・安さが両方揃っているサービスです。
Glocal eSIM

| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 料金プラン | 韓国 3日間:1,680円(無制限プラン) 7日間:2,980円(無制限プラン) 30日間:3,980円(無制限プラン) アメリカ 3日間:2,480円(無制限プラン) 7日間:3,480円(無制限プラン) 30日間:6,980円(無制限プラン) |
| 対応国数 | 160ヶ国以上 |
| 手数料 | 無料 |
| テザリング可否 | ◯ |
| 日本語サポート有無 | あり |
| 当日購入可否 | ◯ |
Glocal eSIMは、株式会社グローカルネットが運営しているeSIM販売サービスです。最大のメリットは料金の安さで、今回紹介した条件では韓国・アメリカともに最安水準をほこります。そのため、無制限で安いeSIMを探している人にはぴったりだといえるでしょう。
一方で、サポートの手厚さは他社にやや劣る印象。公式WEBサイトの問い合わせ窓口はお問合せフォームのみなので、対応に時間がかかる可能性があります。
TORA eSIM

| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 料金プラン | 韓国 3日間:1,449円(無制限プラン) 7日間:3,019円(無制限プラン) 30日間:12,795円(無制限プラン) アメリカ 3日間:2,027円(無制限プラン) 7日間:4,561円(無制限プラン) 30日間:15,624円(無制限プラン) |
| 対応国数 | 140ヶ国 |
| 手数料 | 無料 |
| テザリング可否 | ◯ |
| 日本語サポート有無 | あり |
| 当日購入可否 | ◯ |
TORA eSIMは、株式会社食源が手掛けているeSIMです。今回おすすめしているeSIMのなかでも、3・7日の料金がかなり安く設定されているので、数日〜1週間程度の旅行にぴったりのeSIMだといえるでしょう。一方、30日間の料金はやや高めのため、長期滞在用には向いていません。
サポート対応は日本語完全対応で、LINEでのサポート窓口が設けられているのが好印象です。友達登録さえすれば簡単に問い合わせができるので、eSIM初心者にも適したeSIMだといえます。
trifa SIM

| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 料金プラン | 韓国 3日間:2,970円(無制限プラン) 7日間:5,590円(無制限プラン) 31日間:16,000円(無制限プラン) アメリカ 3日間:2,970円(無制限プラン) 7日間:5,990円(無制限プラン) 31日間:16,000円(無制限プラン) |
| 対応国数 | 200ヶ国 |
| 手数料 | 無料 |
| テザリング可否 | ◯ |
| 日本語サポート有無 | あり |
| 当日購入可否 | ◯ |
trifa SIMは、株式会社トリファが運営しているサービスです。他社と比べて料金は少し高いものの、200ヶ国に対応しており、ヨーロッパ・アジア・東南アジアの周遊プランも充実しています。
また、サポートが手厚いのもtrifa SIMの強み。日本人のスタッフが24時間365日常駐しているので、万が一eSIMがつながらないなどのトラブルがあっても安心です。実際のユーザーの声を見ても、サポート体制の充実を評価する声が多くありました。また使い勝手も高評価なので、便利で使いやすいeSIMサービスだといえるでしょう。
海外旅行用eSIM・ポケット型WiFiの利用・設定方法
海外旅行用eSIM・ポケット型WiFiの利用・設定方法はそれぞれ異なるため、使いたいほうの方法を確認しておきましょう。以下の項目で、個別に解説します。
eSIMの設定方法
eSIMを使うには、まず海外向けeSIMサービスのサイトやアプリから渡航先・利用日数・データ容量を選び、決済を済ませましょう。
購入後に表示されるQRコードやアクティベーションコードは、スマホにeSIMプランを登録するための情報です。出発前にスマホの設定画面から「モバイル通信」や「モバイル通信プランを追加」などのメニューを開き、案内に従ってQRコードを読み取るか、コードを入力してプロファイルを追加します。
追加が完了したら、あとは現地に到着したタイミングで必要に応じて海外用eSIMをオンにすれば接続できます。
なお、設定したにも関わらずeSIMが利用できない場合は、データローミング設定がオフになっていないかや、機内モードのままになっていないかをチェックしてください。
ポケット型WiFiの使い方
ポケット型WiFiの場合は、出発前にレンタル会社のサイトなどで渡航先や利用日数、データ容量を選んで申し込みます。空港カウンター受け取りの場合は、当日指定のカウンターで端末一式を受け取りましょう。自宅配送の場合は、出発前日までに届いたセットをスーツケースや手荷物に入れておけばOKです。
現地に到着したら、ルーター本体の電源を入れ、SSID(ネットワーク名)とパスワードを、スマホやタブレットのWiFi設定画面から選んで入力すれば接続できます。一度接続すれば、次回からは自動接続できる端末も多く、2回目以降は電源を入れるだけでそのままネットを利用できますよ。
海外用eSIM・ポケット型WiFiに関するよくある質問
ここからは、海外用eSIM・ポケット型WiFiに関するよくある質問に回答します。快適に海外旅行をするために、ぜひご一読ください。
eSIMやポケット型WiFiはどこで申し込める?
eSIMは、海外向けeSIMサービスや携帯キャリアのオンラインサイト・アプリから申し込めます。ポケット型WiFiは、海外WiFiレンタル会社の公式サイトで事前予約し、空港カウンターや宅配で受け取るのが一般的です。
周遊旅行の場合、どちらが便利?
複数の国や都市を周遊するなら、受け取り・返却が不要なeSIMのほうがおすすめです。ただし、複数端末を同時に使いたい場合や、友人・家族とネットワークをシェアしたい場合は、ポケット型WiFiも候補になります。
eSIMやポケット型WiFiは返品やキャンセルできる?
eSIMやポケット型WiFiのキャンセル可否は、各サービスの規約によって異なります。例えば利用開始前ならキャンセル可能でも、手数料がかかったり、開通後・受け取り後は返金不可になるケースなどさまざまです。そのため、申し込み前には必ず利用規約を確認しましょう。
海外ローミングやフリーWiFiは使ってもいい?
海外ローミングやフリーWiFiも使えますが、メイン回線としては推奨できません。ローミングは料金が高くなりやすく、フリーWiFiは通信が不安定でセキュリティ面のリスクがあります。あくまで緊急時の保険や、簡単な調べ物用として利用し、基本のネット環境はeSIMやポケット型WiFiで確保しておくのがおすすめです。
まとめ:海外旅行の通信手段は利用スタイルに合わせて選ぼう
海外旅行の通信手段は、利用スタイルに合わせて選びましょう。例えば申し込み〜利用開始までを、オンラインだけでサクッと完結したい人や、ルーターなど余計な荷物を増やしたくない人などは、eSIMの利用がおすすめです。
一方、設定の簡単さを重視する人や、複数台の端末で接続したいならポケット型WiFiがぴったり。海外旅行の通信手段に迷っている人は、ぜひ本記事を参考にして適した通信手段を見つけてみてくださいね。
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