賃貸でんき(ストエネ)の評判とは?口コミからわかるサービスを紹介

「電気料金が高い」「以前より安くなった」など、さまざまな口コミ・評判のある賃貸でんき(ストエネ)。結論から述べると、賃貸でんき(ストエネ)の電気代は地域電力会社と比べてかなり高い傾向です。
今回は、賃貸でんき(ストエネ)のサービス内容や他社との電気料金比較を解説するとともに、評判や口コミなどを徹底検証し、実情を正確に解説します。
現在賃貸でんき(ストエネ)と契約していて不満を感じている人や、契約を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
賃貸でんき(ストエネ)の基本情報
賃貸でんきとは、株式会社ストエネ(旧:株式会社グランデータ)が提供している賃貸物件の入居者向け電力サービスを指します。つまり、賃貸でんきはストエネと同じ運営が会社が手掛けているサービスです。
社名・設立年・提供エリアなどの概要は、以下を参照してください。
項目 | 概要 |
---|---|
会社名 | 株式会社ストエネ(旧:株式会社グランデータ) |
設立年 | 2018年 |
提供エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
料金プラン | Pプラン/Fプラン/オール電化プラン |
初期費用・解約費用 | なし |
支払方法 | 口座振替/クレジットカード |
賃貸でんき以外にもストエネ運営のブランド名がある
上述したとおり、賃貸でんきはストエネが提供しているサービスのひとつで、ほかにもさまざまなサービスが展開されています。例えば、以下のようなものが挙げられます。
ストエネの電力サービス一覧
ファインでんき
サポートでんき
エコ得でんき
ライフでんき
NEXTでんき
くらしエナジー
どうぶつでんき
レオパレスでんき
実に多くの電力サービスがありますが、電気料金は同一の設定です。
2023年に旧グランデータからストエネに社名を変更されている
ストエネは、2023年に株式会社グランデータから会社名を変更しています。会社の所在地や代表取締役なども変更されましたが、サービスの利用条件は変更されていません。
なお、2025年4月1日からは、電気を含めた一部の事業が株式会社アクセルパワーに引き継がれています。対象のサービスは、電気・ガス・Wi-Fiなど。とはいえ、大本が変更になるだけで、電気料金やサービス内容は従来通りとなっています。
賃貸でんき(ストエネ)の口コミ・評判
ここからは、賃貸でんき(ストエネ)の口コミや評判を見ていきましょう。賃貸でんきだけでなく、ストエネの評判は総じて良くはありません。特に目立つのは、電気代の高さです。以下で詳しく解説します。
とにかく「電気代が高い」といった口コミ・評判が多い
賃貸でんき(ストエネ)でとにかく多く見られる口コミ・評判は「電気代が高い」といった指摘です。例えば、以下のような口コミが見られました。
ストエネ(旧グランデータ)とかいう評判の悪い電気会社デフォで契約してたんだけどここ最近月8000円とかふざけた料金設定にしてきてたので会社変えた
— 天才漫画家たくやかつみ (@Takuya_Katumi) October 19, 2024
ストエネって電気会社で契約すると電気代が9万円来るよ! pic.twitter.com/3iACvb4n27
— ぽいぽい@ぽいっと民泊挑戦を配信中 (@poipoi591) April 21, 2025
詳しくは後述しますが、賃貸電気(ストエネ)は他社電力会社と比べて燃料費調整額にあたる部分の単価がかなり高額なため、電気代が非常に高くなる傾向です。この電気料金の高さに対して、不満をあげる人が多いようです。
電気・ガスの評判もよくない
賃貸でんき(ストエネ)はガスのサービスも提供していますが、電気・ガスとのセットで契約している人の評判も芳しくありません。
ストエネ…一人暮らしで節約してるのに電気とガスで月2万超え…おかしいよぼったくりだよ… pic.twitter.com/0n53l3rjn8
— 瑠伊👘@療養中 (@wayo_lv_61) April 21, 2025
賃貸でんき(ストエネ)は単純に電気代が高いので、光熱費が高額になりがちです。そのため、電気・ガス料金の請求を見て後悔したり、不満に感じたりする人が多いといえるでしょう。
他社電力会社のほうが安いといった声が多数。切り替える人も多い
賃貸でんき(ストエネ)から他社電力会社に切り替えた人の口コミは、概ね良好です。
電力会社変えたら電気代1/4になった🥲一人暮らし始める人たちストエネと契約するのだけは本当にやめとけな
— ぴこぴこなす (@i_lcro) April 17, 2025
賃貸でんきをはじめとしたストエネの電力サービスを利用している人は、電力会社を乗り換えると電気代を大幅に安くできる可能性が高くなります。
不要なオプションが知らぬ間に追加されているケースも
賃貸でんき(ストエネ)は電気代以外にも、サービス面で不満や不信感を抱く人が多いようです。
子供が知らずに詐欺紛いの電力会社で有名なストエネ(旧グランデータ)に入って、無断でオプション加入させられてすごい電気代請求されるんじゃないかって不安だったけど、何度も電話したり消費者センターにも相談したら、結果的に大手より安くなった!消費者センターに相談したのが効いたのかも
— 🌽Min🇯🇵 (@Minmin20435287) March 8, 2025
今夏に契約したストエネ(旧グランデータ)の会員情報ページを見たら、勝手に家電修理サポートとモバイル修理サポートのオプション(計¥1,100/月)が追加されていた。。ふざけるな!💢
— hikaru (@nussy84) December 11, 2023
即電話して解除+クレームしましたが、あまりに酷すぎるのでこれから消費者センターにも報告入れます。#ストエネ pic.twitter.com/3talHObX9K
とくに目立ったのは、上記のようなオプション関連です。契約時に丁寧な説明なく、契約したおぼえのないオプションを登録されていた事例が複数確認できました。
サポート対応の口コミ・評判も満足度が低め
サポート対応が充実していないのも、賃貸でんき(ストエネ)の口コミ・評判でよく見かける問題です。
ストエネはいつまで請求続くのか様子見するか
— ぽかり (@pokari_1211) April 15, 2025
もちろん私から解約しているのに請求続いているんですけどっていうのは簡単だけど癪だからね
というかそういうミスは誰にでもあるけど、気づかなければ請求しても良いという魂胆が気に入らない
ひょっとしてストエネってヤバい?
— あさひ (@24asahi24) April 11, 2025
電話対応もいまひとつなんだけど
サポート対応について不満の声が多いのはどの電力会社でも同じ傾向ですが、賃貸でんき(ストエネ)は電気料金の高さやサービス内容への不信感から、より不満を感じている人が多いようです。
賃貸でんき(ストエネ)の料金について解説
本項目では、賃貸でんき(ストエネ)の口コミや評判でも多くの不満が寄せられている「電気料金の高さ」について、どのような理由で高額になるのかを解説します。
賃貸でんき(ストエネ)の料金が高いと言われる理由とは?
賃貸でんき(ストエネ)の料金が高いといわれる理由は、市場価格調整額です。
電気料金は、一般的に基本料金・電力量料金・燃料費調整額によって計算されます。再エネ賦課金などもありますが、こちらは一律なので他社と比較する際には省いて問題ありません。
賃貸でんき(ストエネ)の大きな特徴は、基本料金は東京電力や関西電力などの大手電力会社と比較しても同額または安めで、電力量料金もそこまで高いわけではありません。ただし、燃料費調整額にあたる市場価格調整額が高いため、結果として電気代が高くなっています。
2023年5月から市場価格調整額に変更
賃貸でんき(ストエネ)は、2023年4月で燃料費調整額をやめ、翌月から市場価格調整額を採用しています。
燃料費調整額とは、電源調達費用の価格変動を電気代に反映させたもので、単価が毎月変わります。
一方、市場価格調整額とは、日本卸電力取引所のエリアプライスに連動して月々の電気料金を調整しています。
市場価格調整額には基準値が設けられていて、基準を上回った場合は電気料金が加算され、下回ると減額されます。一見メリットがありそうですが、ここ数年は電気の調達費用が高騰しているため、消費者が煽りを受けている形になります。
また市場価格調整額に上限設定がないので、電気の調達料金が高くなるほど際限なく調整額が上昇してしまうのも、賃貸でんき(ストエネ)の電気料金の高さに拍車をかけています。
安くなった?賃貸でんき(ストエネ)と地域電力会社を比較
本項目では、実際に賃貸でんき(ストエネ)と、地域電力会社の電気料金を比較します。基本料金・電力量料金・燃料費調整額(市場価格調整額)・電気代のシミュレーションで比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
基本料金・電力量料金を比較
賃貸でんき(ストエネ)と地域電力会社の基本料金・電力量料金の比較は、以下となります。
料金 | 北海道電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 402.6円 | - | 0円 |
20A | 805.2円 | 748円 | ||
30A | 1207.8円 | 1122円 | ||
40A | 1610.4円 | 1496円 | ||
50A | 2013円 | 1870円 | ||
60A | 2415.6円 | 2244円 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 35.35円 | 24.9円 | 31.37円 |
120kWh~280kWh | 41.64円 | |||
280kWh~ | 45.36円 |
料金 | 東北電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 302.5円 | - | 0円 |
20A | 605円 | 739.2円 | ||
30A | 907.5円 | 1108.8円 | ||
40A | 1210円 | 1478.4円 | ||
50A | 1512円 | 1848円 | ||
60A | 1815円 | 2217.6円 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 30.86円 | 26.35円 | 32.75円 |
120kWh~300kWh | 34.75円 | |||
300kWh~ | 36.46円 |
料金 | 東京電力EP | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 311.75円 | - | 0円 |
20A | 623.5円 | 590.48円 | ||
30A | 935.25円 | 885.72円 | ||
40A | 1247円 | 1,180.96円 | ||
50A | 1558.75円 | 1,476.20円 | ||
60A | 1870.5円 | 1,771.44円 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 29.80円 | 24.90円 | 30.00円 |
120kWh~300kWh | 36.40円 | |||
300kWh~ | 40.49円 |
料金 | 中部電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 321.14円 | - | 0円 |
20A | 642.28円 | 594.00円 | ||
30A | 963.42円 | 891.00円 | ||
40A | 1284.56円 | 1,188.00円 | ||
50A | 1605.7円 | 1485円 | ||
60A | 1926.84円 | 1,782円 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 21.2円 | 25.49円 | 30.63円 |
120kWh~300kWh | 25.67円 | |||
300kWh~ | 28.62円 |
料金 | 北陸電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 302.5円 | - | 0円 |
20A | 605円 | 605円 | ||
30A | 907.5円 | 907.50円 | ||
40A | 1210円 | 1,210.00円 | ||
50A | 1512.5円 | 1,512.50円 | ||
60A | 1815円 | 1,815.00円 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 30.86円 | 23.42円 | 28.65円 |
120kWh~300kWh | 34.75円 | |||
300kWh~ | 36.46円 |
料金 | 関西電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
最低料金 | ~15kWh | 522.58円 | 433.41円 | 0円 |
電力量料金 | 15kWh~120kWh | 20.21円 | 25.50円 | 25.78円 |
120kWh~300kWh | 25.61円 | |||
300kWh | 28.59円 |
料金 | 中国電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
最低料金 | ~15kWh | 759.68円 | 712.67円 | 0円 |
電力量料金 | 15kWh~120kWh | 32.75円 | 27.42円 | 29.05円 |
120kWh~300kWh | 39.43円 | |||
300kWh~ | 41.55円 |
料金 | 四国電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
最低料金 | ~11kWh | 666.89円 | 667.00円 | 0円 |
電力量料金 | 11kWh~120kWh | 30.65円 | 26.81円 | 28.82円 |
120kWh~300kWh | 37.27円 | |||
300kWh~ | 40.78円 |
料金 | 九州電力 | ストエネ「Pプラン」 | ストエネ「Fプラン」 | |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 10A | 316.24円 | - | 0円 |
20A | 632.48円 | 632.48円 | ||
30A | 948.72円 | 948.72円 | ||
40A | 1264.96円 | 1,264.96円 | ||
50A | 1581.2円 | 1,581.20円 | ||
60A | 1897.44円 | 1,897.44円 | ||
電力量料金 | ~120kWh | 18.37円 | 23.68円 | 29.15円 |
120kWh~300kWh | 23.97円 | |||
300kWh~ | 26.97円 |
賃貸でんき(ストエネ)の一般家庭向け電気料金プランには「Pプラン」と「Fプラン」があります。Pプランの基本料金は、地域電力会社と同額か、やや安めに設定されています。電力量料金は地域によって異なりますが、かなり安く設定されているエリアもあります。Fプランは、基本料金が0円で電力量料金がPプランよりやや高めなプランです。
基本料金・電力量料金だけで見ると、ほぼすべての地域で賃貸でんき(ストエネ)が安くなります。ただし、後述する市場価格調整額を加味すると、評価は大きく変わります。
燃料費調整額(市場価格調整額)を比較
賃貸でんき(ストエネ)と地域電力会社の燃料費調整額(市場価格調整額)は、以下を参考にしてください。なお、2025年4月分のデータを採用しています。
地域 | 地域の電力会社 | ストエネ | |
---|---|---|---|
北海道電力 | ▲7.29円 | 10.296円 | |
東北電力 | ▲8.37円 | 9.647円 | |
東京電力 | ▲7.38円 | 10.109円 | |
中部電力 | 1.64円 | 10.725円 | |
北陸電力 | ▲7.95円 | 10.516円 | |
関西電力 | 最初の15KWhまで | 14.16円 | 10.516円 |
15kWhをこえる1kWhにつき | 0.94円 | ||
中国電力 | ▲9.7円 | 10.274円 | |
四国電力 | ▲7.23円 | 7.205円 | |
九州電力 | ▲0.55円 | 7.964円 |
地域によって異なりますが、かなりの開きがあることがわかります。例えば東京電力と賃貸でんき(ストエネ)の差は、1kWhあたり約17円。この金額を加味した場合、Pプラン・Fプランともに1kWhあたりの電気代が東京電力よりもかなり高くなってしまいます。
上記は全国的にも同じ傾向で、ほぼすべての地域電力会社がマイナス調整のなか、賃貸でんきは約7〜10円以上のプラス調整をしています。この燃料費調整額(市場価格調整額)の単価差が、賃貸電気(ストエネ)は高いといわれる理由です。
地域別に実際の電気料金を比較
本項目では、実際に賃貸でんき(ストエネ)と地域電力会社の電気料金をシミュレーションして比較します。比較条件は、一人暮らし(30A/120kWh)・二人暮らし(40A/260kWh)・ファミリー世帯(50A/400kWh)とし、燃料費調整額(市場価格調整額)は2025年4月のデータを採用しました。
北海道電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 4,575円 | 5,345円 | 4,999円 |
2人暮らし | 9,786円 | 10,761円 | 10,833円 |
ファミリー世帯 | 15,444円 | 15,948円 | 16,666円 |
東北電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 3,658円 | 5,428円 | 5,087円 |
2人暮らし | 7,948円 | 10,837円 | 11,023円 |
ファミリー世帯 | 12,633円 | 16,246円 | 16,958円 |
東京電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 3,625円 | 5,086円 | 4,813円 |
2人暮らし | 8,000円 | 10,283円 | 10,428円 |
ファミリー世帯 | 12,783円 | 15,479円 | 16,043円 |
中部電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 3,704円 | 5,236円 | 4,962円 |
2人暮らし | 7,848円 | 10,603円 | 10,752円 |
ファミリー世帯 | 12,288円 | 15,971円 | 16,542円 |
北陸電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 3,656円 | 4,979円 | 4,699円 |
2人暮らし | 7,711円 | 10,033円 | 10,183円 |
ファミリー世帯 | 11,936円 | 15,086円 | 15,666円 |
関西電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 2,955円 | 4,372円 | 4,355円 |
2人暮らし | 6,672円 | 9,415円 | 9,436円 |
ファミリー世帯 | 10,687円 | 14,457円 | 14,518円 |
中国電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 3,034円 | 4,824円 | 4,718円 |
2人暮らし | 7,196円 | 10,101円 | 10,224円 |
ファミリー世帯 | 11,570円 | 15,378円 | 15,729円 |
四国電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 3,140円 | 4,453円 | 4,323円 |
2人暮らし | 7,345円 | 9,215円 | 9,366円 |
ファミリー世帯 | 11,902円 | 13,978円 | 14,410円 |
九州電力 | ストエネ【Fプラン】 | ストエネ【Pプラン】 | |
---|---|---|---|
1人暮らし | 3,087円 | 4,746円 | 4,453円 |
2人暮らし | 6,682円 | 9,492円 | 9,649円 |
ファミリー世帯 | 10,577円 | 14,238円 | 14,845円 |
東京電力から九州電力まで、すべての地域で賃貸でんき(ストエネ)がかなり高額になっていることがわかります。
賃貸でんき(ストエネ)は基本料金・電力量料金部分では地域電力会社より安いケースが多くあるものの、やはり燃料費調整額(市場価格調整額)の差額が大きすぎるため、そのぶん電気代がかさんでいるといえるでしょう。
現在賃貸でんき(ストエネ)を利用している人は、安い新電力会社はもとより、地域電力会社に乗り換えるだけでも電気代を大きく節約できるでしょう。また、契約を考えている人は、他社を検討するか、電気の調達料金がかなり下がるまで待つのが無難です。
賃貸でんき(ストエネ)のプランを解説
賃貸でんき(ストエネ)は、Pプラン・Fプラン・オール電化プランの3プランがラインナップされています。以下で、各プランの詳細を解説します。
賃貸でんき(ストエネ)の料金プラン
賃貸でんき(ストエネ)の料金プランは、上述したとおり3プランあります。各プランの特徴は、次のとおりです。
プラン名 | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
Pプラン | 電力量料金単価が一律 | 2〜3人暮らし・ファミリー世帯で電気をたくさん使う人 |
Fプラン | 基本料金が0円。Pプランに比べて電力量料金単価は高め | 1人暮らしなど、それほど電気を使わない人 |
オール電化 | 深夜の電力量料金単価が安くなる | エコキュート・IHなどを利用するオール電化住宅に住んでいる人 |
それぞれのプランについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
Pプラン
Pプランは、20〜60Aで契約できる電気料金プランで、電力量料金単価が一律に設定されています。
そのため、電気をたくさん使っても単価が上昇しないのがメリット。電気の使用量が多い家庭に向いています。
Fプラン
Fプランは、基本料金が0円に設定されているのが大きな特徴です。ただし、そのぶん電力量料金単価はPプランより高くなっています。
そのため、電気代のうち基本料金が多くの割合を占めるような、それほど電気を使わない一人暮らしの人などにおすすめできるプランです。月に使う電力量がかなり少ない家庭であれば、市場価格調整額を加味しても地域電力会社と同等、もしくは少し安くなるケースも十分現実的です。
オール電化プラン
オール電化プランは深夜の電力量料金単価が安くなるため、オール電化住宅に住んでいる人向けのプランです。
オール電化住宅での利用であればP・Fプランよりもお得になる可能性はありますが、他社電力会社よりは高くなるケースがほとんどだと想定できます。オール電化プランを探している人は、市場価格調整額が高騰しているうちは賃貸でんき(ストエネ)はおすすめできません。
賃貸でんき(ストエネ)が解約できないって本当?
賃貸でんき(ストエネ)は口コミや評判で「解約できない」といった声も見られますが、解約は可能です。主に問い合わせ窓口に電話がつながりにくいといったケースが、解約できないといわれている原因であると考えられます。
賃貸でんき(ストエネ)の解約は、マイページの「解約・引っ越し手続き」から、24時間申請可能です。そのため、契約できないという噂は真実ではありません。
賃貸でんき(ストエネ)の解約金・違約金とは
賃貸でんき(ストエネ)は、旧プランのみ解約金がかかるケースがあります。現行のP ・F・オール電化プランは、いつ解約しても解約金・違約金はかかりません。
賃貸でんき(ストエネ)の解約方法
賃貸でんき(ストエネ)の解約は、マイページで供給地点番号・最終使用日を入力するだけで完了します。その後受付メールが届き、最終の検針後に精算が行われれば契約は終了です。電話でも解約は可能ですが、つながりにくい可能性が高いため、Web上で行うのがおすすめです。
なお、賃貸でんき(ストエネ)から他社電力会社に切り替える場合は、新しい契約先の電力会社が解約手続きをしてくれます。
賃貸でんき(ストエネ)に関するよくある質問
ここからは、賃貸(ストエネ)に関するよくある質問に回答します。
賃貸でんき(ストエネ)はセット割がある?
賃貸でんき(ストエネ)は、電気(P・Fプラン)+都市ガスMプランとの同時契約で毎月110円のセット割引が適用されます。また、セット割の特典ではないものの、地域ガス会社よりも基本料金が10%オフになります。なお、オール電化プランは対象外です。
賃貸でんき(ストエネ)が安くなったって本当?
賃貸でんき(ストエネ)は、以前に比べて基本料金・電力量料金は地域電力会社と比べて安めだといえます。ただし、市場価格調整額がかなり高いため、安くなったという事実はありません。
まとめ
今回は、賃貸でんき(ストエネ)のサービス内容や他社との電気料金比較を解説するとともに、評判や口コミなどを検証し、実際はどうなのかを検証しました。
賃貸でんき(ストエネ)は、市場価格調整額が高騰していることから、現在の電気代はかなり高額です。そのため、契約している人は他社への乗り換えがおすすめです。また、契約を検討している場合は、ほかの電力会社を検討してみるとよいでしょう。
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