
「Looopでんきと北海道電力ってどっちが安いの?」
「料金体系の違いは?」
「それぞれのメリット・デメリットは?」
この記事では、「Looopでんき」と「北海道電力」の料金プランに焦点を当て、各プランの違いや特徴を紹介します。
結論、一人暮らしからファミリー世帯まで、どの条件でもLooopでんきの方が安くなる可能性が高いです!

本記事では、Looopでんきと北海道電力の料金体系、世帯別の料金シミュレーション、メリット・デメリットなどを詳しく比較し、どちらがよりお得なのかを解説します。
北海道エリアにお住まいで、「Looopでんきと北海道電力のどちらの方がお得なの?」と疑問に思っている人は、ぜひ参考にしてください。
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この記事の目次
Looopでんきと北海道電力の料金プランの違いを比較
まずはLooopでんきと北海道電力の料金プラン・料金体系の違いを比較します。
電気料金は「電気料金=基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ賦課金」で計算されるのが一般的です。しかし、Looopでんきの電気料金と北海道電力の電気料金を比較すると内訳がやや異なります。
Looopでんきと北海道電力の料金の内訳
- Looopでんきの電気料金
基本料金+電力量料金(市場価格に応じて30分毎に変動)+再エネ賦課金 - 北海道電力の電気料金
基本料金+電力量料金(使用量に応じた3段階料金)+燃料費調整額∔再エネ賦課金
※再エネ賦課金は全国一律で、2025年時点では3.49円/kWhです。
Looopでんきと北海道電力それぞれの料金体系の特徴について詳しく解説していきます。
Looopでんき「スマートタイムONE」の料金体系

Looopでんき「スマートタイムONE」の料金体系は以下の通り。
Looopでんきの内訳
- Looopでんきの電気料金
基本料金+電力量料金(市場価格に応じて30分毎に変動)+再エネ賦課金 - 電力量料金(市場価格に応じて30分毎に変動)
日本卸電力取引所のエリアプライス/(1-エリア損失率)×1.1(消費税相当額)
| 料金項目 | 区分 | Looopでんき 『スマートタイムONE』 北海道電力エリア料金 |
|---|---|---|
| 基本料金 (1契約) | 10A | 408.74円 |
| 15A | 613.11円 | |
| 20A | 817.48円 | |
| 30A | 1,226.22円 | |
| 40A | 1,634.96円 | |
| 50A | 2,043.70円 | |
| 60A | 2,452.44円 | |
| 電力量料金 (1kWh) | 30分毎に変動 | |
Looopでんき『スマートタイムONE』の特徴を見ていきましょう。
電力量料金は30分ごとに変わる「市場連動型」
Looopでんきの料金体系で北海道電力と比べて最も大きく異なる点は、従量料金が30分ごとに変動する「市場連動型」であることです。従量料金は、日本卸電力取引所(JEPX)の価格によって決まります。
電力の価格は市場の需給バランスにより変動するため、高い需要の時間帯では料金が上がりますが、需要が低い時間帯では料金が下がります。
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高くなる時間帯、安くなる時間帯や実際の単価は時期や日により異なりますが、30分毎に変動する単価はLooopでんきの公式アプリから翌日分までをチェックできます。
事前に確認しておくことで、単価の高い時間を避けたり、安い時間帯にまとめて電化製品を使用するといった工夫ができ、効率的に電気料金を節約できるという特徴があります。
燃料費調整額は0円
Looopでんきは、燃料費調整額が0円です。
ただし、Looopでんきは「市場連動型」の料金プランを採用しているため、 北海道電力のように燃料費調整額として別枠で加算・減算されるのではなく、電気の市場価格(JEPX)に応じて電力量料金そのものが30分ごとに変動します。
そのため、燃料価格が上がった場合はその影響が直接電力量料金に反映される仕組みです。
燃料費調整額が0円であるからといってその分が安くなっているというわけではないので注意しましょう!
北海道電力「従量電灯B」の料金体系

北海道電力の「従量電灯B」は、一般家庭向けのベーシックなプランで、料金体系は以下の通りです。
北海道電力の料金の内訳
- 北海道電力の電気料金
基本料金+電力量料金(使用量に応じた3段階料金)+燃料費調整額∔再エネ賦課金
| 料金項目 | 区分 | 北海道電力 『従量電灯B』 |
|---|---|---|
| 基本料金 (1契約) | 10A | 418.00円 |
| 15A | 627.00円 | |
| 20A | 836.00円 | |
| 30A | 1,254.00円 | |
| 40A | 1,672.00円 | |
| 50A | 2,090.00 | |
| 60A | 2,508.00 | |
| 電力量料金 (1kWh) | ~120kWh | 35.69円 |
| 121~280kWh | 41.98円 | |
| 281kWh~ | 45.70円 |
北海道電力『従量電灯B』の特徴を見ていきましょう。
従量料金は使用量に応じた3段階料金
このプランの従量料金は、消費電力に応じて段階的に設定されています。詳しくは以下の表とおりです。
| 区分 | 単価 | |
|---|---|---|
| 電力量料金 | 最初の120kWhまで | 35.69円 |
| 120kWhをこえ280kWhまで | 41.98円 | |
| 280kWhをこえる分 | 45.70円 |
使用量が多いほど料金が高くなるため、大量に電気を使用する家庭では費用がかさむことがあります。電気を使う家庭では、特に注意が必要です。
燃料費調整額が毎月反映される
北海道電力では、燃料価格の変動分を燃料費調整額として毎月の電気料金に加算または減算しています。
LNG(液化天然ガス)や石炭、石油などの燃料価格が上昇すると、燃料費調整額もプラスされて電気料金が上がり、逆に燃料価格が下がればマイナスされて電気料金が下がります。
この仕組みにより、基本料金や電力量料金は固定されたまま、燃料価格の変動分だけが別枠で調整されます。
Looopでんきのように電力量料金そのものが変動するわけではありませんが、毎月の請求額は燃料価格の影響を受けて上下します。
Looopでんきと北海道電力の電気料金を比較
「Looopでんきと北海道電力は、結局どっちが安いの?」という方へ向けてここでは実際の電気料金を世帯別にシミュレーションして比較します。
世帯別料金シミュレーション
電気料金の節約を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしの料金シミュレーションを比較
一人暮らしの場合のシミュレーション結果は、以下の表のとおりです
| 電気使用量 | ![]() | ![]() |
|---|---|---|
| 少なめ (20A/100kWh) | 3,798円 | 3,323円 |
| 普通 (30A/150kWh) | 5,885円 | 4,984円 |
| 多め (30A/200kWh) | 7,681円 | 6,237円 |
※Looopでんきの電力量料金は日本卸電力取引所 2025年5月の北海道エリアプライス実績の平均値を用いて算出。
※北海道電力の燃料費調整額は2025年5月分を使用して算出。
※再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
一人暮らしの場合、電気使用量に関わらず全てのケースでLooopでんきが安くなる結果となりました。
一人暮らしの場合電気使用量が少なめであることから、どの電力会社を選んだとしても料金はほとんど変わらないことが一般的ですが、北海道電力とLooopでんきとではかなり大きな差額があります。
二~三人暮らしの料金シミュレーションを比較
二~三人暮らしの場合のシミュレーション結果は、以下の表のとおりです。
| 電気使用量 | ![]() | ![]() |
|---|---|---|
| 少なめ (30A/200kWh) | 7,681円 | 6,237円 |
| 普通 (40A/200kWh) | 9,894円 | 7,898円 |
| 多め (40A/300kWh) | 11,764円 | 9,151円 |
※Looopでんきの電力量料金は日本卸電力取引所 2025年5月の北海道エリアプライス実績の平均値を用いて算出。
※北海道電力の燃料費調整額は2025年5月分を使用して算出。
※再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
二~三人暮らしの場合でも、電気使用量に関わらず全てのケースでLooopでんきが安くなる結果となりました。
使用量にもよりますが、多い場合で月に2,000円ほど電気料金を節約できることが分かります。
ファミリー世帯の料金シミュレーションを比較
4人以上のファミリー世帯が多くの電力を消費する場合でも、Looopでんきのコストパフォーマンスは優れています。
| 電気使用量 | ![]() | ![]() |
|---|---|---|
| 少なめ (50A/400kWh) | 17,190円 | 12,065円 |
| 普通 (50A/500kWh) | 21,153円 | 14,570円 |
| 多め (60A/540kWh) | 26,471円 | 18,736円 |
※Looopでんきの電力量料金は日本卸電力取引所 2025年5月の北海道エリアプライス実績の平均値を用いて算出。
※北海道電力の燃料費調整額は2025年5月分を使用して算出。
※再生可能エネルギー発電促進賦課金は含みません。
ファミリー世帯は電気の使用量が多くなりがちですが、Looopでんきの料金プランはその高い使用量にも対応しています。
買い物や子供の帰宅など、夕方~夜に家にいることが多いファミリー世帯は、電気の使用方法を工夫するとさらに節約することができるでしょう。Looopでんき公式モバイルアプリの活用がおすすめです。
結論|どんな使用量でもLooopでんきがお得
結論として、Looopでんきは一人暮らしからファミリー世帯まで、どんな使用量でも経済的に優れています。
シミュレーションでは1年を通して、Looopでんきの方が北海道電力よりも電気代を節約できることが分かりました。
Looopでんきと北海道電力のサービスを比較
「Looopでんきと北海道電力の料金以外のサービスは、どっちがお得なの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。
そこで、Looopでんきと北海道電力のサービスのサービスを比較しました。
| Looopでんきと北海道電力のサービスを比較 | ||
|---|---|---|
![]() | ![]() | |
| 契約期間 | 1年間 | 契約日から年度末の3月31日 |
| 解約金 | なし | なし |
| セット割 | × 関東エリアのみ | 電気ガスセット割引あり |
| 支払方法 | クレジットカード・デビットカード・プリペイドカード | 口座振替・クレジットカード |
| 問い合わせ方法 | 電話・メール | 電話・メール |
| ポイント制度 | なし | エネモポイント |
| キャンペーン | なし | なし |
Looopでんきを北海道で契約するメリット・デメリット
ここまででLooopでんきが北海道電力よりも安くなることが分かりましたが、北海道ならではの気候や生活スタイルを踏まえると、Looopでんきを契約するデメリットがないか不安に感じる方もいるでしょう。
ここでは、北海道でLooopでんきを契約する際のメリット・デメリットを整理します。
Looopでんきを北海道で契約するメリット
北海道でLooopでんきを利用すると以下のようなメリットがあります。
Looopでんきを北海道で契約するメリット
- 冬の暖房シーズンに強い料金設計
- エリアを問わず契約・切り替えがしやすい
- 再エネ電源の活用で電気代の安定につながる
それぞれ詳しく解説していきます。
冬の暖房シーズンに強い料金設計
北海道では暖房や給湯などで冬季の電気使用量が多くなりがちです。
一般的な電力会社は電気使用量に応じて3段階で料金単価が上がっていく料金体系なので、電気を使えば使うほど料金が高くなる仕組みです。対してLooopでんきは30分毎の料金変動があるだけで、電気使用量が増えても単価が高くなることはありません。
使用量が多い月ほど単価差による恩恵を受けやすく、特に電気暖房を使う家庭ではトータルで割安になるケースがあります。
エリアを問わず契約・切り替えがしやすい
申込や解約、契約内容の変更などがすべてWeb上で完結するため、北海道内のどの地域に住んでいても手続きがスムーズです。
営業所や店舗に出向く必要がないので、転勤・転居が多い家庭やリモートワーカーにも便利です。
再エネ電源の活用で電気代の安定につながる
北海道は風力や太陽光といった再生可能エネルギーの発電量が全国でも多く、Looopでんきはその再エネを積極的に取り入れています。
燃料価格の高騰に左右されにくい電源構成のため、長期的には電気代の安定にもつながります。環境にやさしいだけでなく、将来の電気代リスクを抑えたい家庭にもメリットがあります。
Looopでんきを北海道で利用するデメリット
北海道でLooopでんきを利用すると以下のようなデメリットがあります。
Looopでんきを北海道で契約するデメリット
- ガス暖房や使用量が極端に少ないと割高になることも
- エリアを問わず契約・切り替えがしやすい
- 再エネ由来の電力で地域の脱炭素化に貢献
それぞれ詳しく解説していきます。
使用量が極端に少ないと割高になることも
Looopでんきでは、電気の供給や維持にかかる費用が一定額として毎月発生します。そのため、電気使用量が少ない月や単身世帯では、1kWhあたりの負担が相対的に高くなりやすい傾向があります。
北海道の寒い地域では、灯油やガスで暖房をまかなっていて電気使用量が極端に少ないケースもあるでしょう。その場合、請求額が割高になる可能性もあることは注意しましょう。
燃料費調整額の上限がなく、冬場の変動に注意が必要
北海道電力の従量電灯プランには燃料費調整額の上限がありますが、Looopでんきにはそれがありません。
燃料価格が高騰した場合、特に暖房需要が増える冬季には電気料金が大きく変動するリスクがあります。電気料金を安定させたい家庭は、こうした点を踏まえて選ぶ必要があります。
停電・送電トラブル時は地域電力の対応に依存
Looopでんきの電力は北海道電力ネットワークの送配電網を利用して供給されています。
雪害や寒波などによる停電が発生した場合、復旧対応は地域電力が担うため、Looopでんきのサポートだけでは即時対応が難しいケースもあります。
Looopでんきの申込手順
ここでは、Looopでんきの申込方法について詳しく解説します。
現住所での乗り換えか、引越し先での新規契約かで必要な情報や申込の流れが少し異なるので、自身が当てはまる方を参考にして申込に進んでくださいね。
Looopでんきの申込手順
現住所で他社からの乗り換え方法
現住所で、現在契約している会社から乗り換える場合の申込方法を解説します。
①.png)
- 手順1:申込画面で「現在のお住まいでLooopでんきにご契約を乗り換える」へ進む
- 手順2:契約者情報を入力する
契約者情報として入力が必要になる項目は以下の通りです。
入力項目
- 申込者氏名
- 現住所
- 連絡先(電話番号・メールアドレス)
②.png)
- 手順3:現在のご契約確認
現在契約している電力会社の情報を確認するために、検針票(毎月届く電気使用量のお知らせ)または契約中の電力会社の会員ページ(マイページ)を用意し、以下の項目を入力しましょう。
入力項目
- 現在契約中の電力会社名
- 供給地点特定番号(22桁の数字)
- 契約者氏名
- 現在の電力会社のお客様番号
- 検針票がある人は写真のアップロード
- 手順4:支払い情報の登録
Looopでんきの支払い方法はクレジットカードのみです。毎月の支払いに使用するカード情報の入力が必要になるので、手元にクレジットカードも用意しておくようにしましょう。
引っ越しに伴う申込方法
引っ越し先でLooopでんきを新規契約する場合の申込方法を解説します。
①.png)
- 手順1:申込画面で「お引越し先でLooopでんきのご契約を新たに申し込む」へ進む
- 手順2:契約者情報を入力する
契約者情報として入力が必要になる項目は以下の通りです。
入力項目
- 申込者氏名
- 入居予定日(電気を使用開始したい日)
※15時までの申込で最短当日開通 - 引っ越し先の供給地点特定番号
※分からなくても申込可能 - 引っ越し先の住所
- 連絡先(電話番号・メールアドレス)
②.png)
- 手順3:支払い情報の登録
引っ越しに伴う申込の場合、支払い方法はクレジットカードと口座振替から選ぶ事ができます。
クレジットカードを選択するとカード情報の入力が必要になるので、項目に従い入力しましょう。口座振替の場合、申し込み後に口座振替依頼書が郵送で届くので必要な情報を記載し返送するようにしましょう。
まとめ
この記事では、Looopでんきと北海道電力の料金やサービスを比較しました。
結論、電気料金をできるだけ抑えたいならLooopでんきがおすすめです。
北海道エリアは冬季の電力使用量が多く、ほくでんを含む多くの電力会社が全国的に見ても高めの料金水準となっています。その中でLooopでんきは、シンプルな料金設計と一律単価制により、使用量が多い家庭ほどお得になりやすいのが特徴です。
暖房や給湯などで電気を多く使う家庭は、Looopでんきへの切り替えを検討する価値がありますよ。
\【簡単】2ステップで一番お得な電気料金を診断/
あなたにピッタリな電気料金が分かる!
「お住まいの地域」「世帯人数」の2つを選ぶだけで、お得な電気料金を診断できます。
\契約者数25,330人突破!/
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