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最終更新日:2025年09月30日

キューエネスでんきは高い?電気料金の比較とメリット・デメリットを検証

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キューエネスでんきは高い?電気料金の比較とメリット・デメリットを検証
  • キューエネスでんきは高いだろうか?
  • 他の電力会社と比較した料金シミュレーションが知りたい

キューエネスでんきは他社と比べると高い傾向にあります。

とは言っても、再生可能エネルギーの発電に力を入れており、環境保護に興味がある人にとってはどんな会社か気になるでしょう。

本記事では、キューエネスでんきの概要から料金プラン・他社との料金比較・メリット・デメリットまで全部解説。

キューエネスでんきが気になる方、電気代を節約したい方は続きを読んでみてください。

クラシェルジュ編集部
監修者

私たちは、ネット電気・ガスのプロフェッショナルとして、日々の暮らしに欠かせないインフラの選び方をサポートしています。 電気・ガス料金の最適化を支援するシミュレーションサイトを運営し、わかりやすく、正確な情報を発信。 「人と向き合い、人と生きる。」という理念のもと、ひとりひとりの暮らしに寄り添いながら、より良い選択のお手伝いをしています。

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キューエネスでんきとは

会社商号Q.ENESTでんき株式会社
設立2017年6月
代表取締役張 煜戴
資本金6,000万円
事業内容 小売電気事業
CO2削減ソリューション事業
太陽光買取事業
所属機関 日本卸電力取引所(JEPX)取引会員 会員登録番号0318
エネルギーリソースアグリゲーション事業協会(ERA)賛助会員 ※Q.ENESTホールディングス
経済産業省 小売電気事業者 登録番号A0491
経済産業省 特定卸供給事業者 登録番号30
GXリーグ
関連会社 Q.ENESTホールディングス株式会社
Q.ENESTパワー合同会社
Q.ENESTソーラー合同会社
Q.ENEST Ready合同会社
レネックス電力合同会社

「Q.ENESTでんき株式会社」が運営するキューエネスでんきは、「脱炭素でエネルギー社会に革命を」というミッションを掲げ、再生可能エネルギーの発電・販売をしています。

実際に、再生可能エネルギー100%由来の電気を使える料金プランを提供しており、環境保護への意識が高いことがわかります。

また、複数の関連会社もあり、比較的経営基盤がある会社と言えるでしょう。

キューエネスでんきの電気料金は高い?

キューエネスでんきの電気料金は高いかどうか気になりますね。

ここでは、以下2つの点からキューエネスでんきの料金を解説します。

  • キューエネスでんきの電気料金プラン
  • キューエネスでんきは電源調達費が割高

それぞれ見ていきましょう。

キューエネスでんきの電気料金プラン

キューエネスでんきの電気料金プランは次の2つです。

キューエネスでんきの電気料金プラン

  • エコHomeプラン
  • よるトクプラン

2つのプランを各エリアごとの料金表も含めて紹介していきます。

エコHomeプラン

エコHomeプランは、実質再生可能エネルギー100%の電力が使える料金プランです。

金額的な特徴としては、基本料金が各エリアの大手地域電力会社の半額で、電力量料金単価は1つとシンプルになっていることです。

電力量料金単価は、大手地域電力会社が3段階設定しているうちの2段階目の金額と同額です。

なので、大手地域電力会社との比較をまとめると、基本料金は安く、消費電力量が少ないうちは割高で多くなると割安になっていく料金プランと言えるでしょう。

以下に全提供エリアの料金表を掲載しますので、お住いのエリアを確認してみましょう。

【東京電力エリア】
基本料金20A311.75円
30A467.63円
40A623.50円
50A779.38円
60A935.25円
電力量料金(/kWh)36.40円
【北海道電力エリア】
基本料金20A402.60円
30A603.90円
40A805.20円
50A1,006.50円
60A1,207.80円
電力量料金(/kWh)41.64円
【東北電力エリア】
基本料金20A369.60円
30A554.40円
40A739.20円
50A924.00円
60A1,108.80円
電力量料金(/kWh)36.37円
【中部電力エリア】
基本料金20A321.14円
30A481.71円
40A642.28円
50A802.85円
60A963.42円
電力量料金(/kWh)25.67円
【北陸電力エリア】
基本料金20A302.50円
30A453.75円
40A605.00円
50A756.25円
60A907.50円
電力量料金(/kWh)34.74円
【関西電力エリア】
基本料金261.29円
電力量料金(/kWh)25.61円
【中国電力エリア】
基本料金379.84円
電力量料金(/kWh)39.43円
【四国電力エリア】
基本料金333.45円
電力量料金(/kWh)37.27円
【九州電力エリア】
基本料金20A316.24円
30A474.36円
40A632.48円
50A790.60円
60A948.72円
電力量料金(/kWh)23.97円

よるトクプラン

よるトクプランは、いわゆるオール電化プランや時間帯別プランと言われるプランに該当していて、夜間の時間帯で安くなる料金プランです。

よるトクプランの特徴としては夜間の時間帯が20〜8時と、他社の夜間の時間帯よりも長めに設定されているところです。

そのため、もっと安い単価で提供している電力会社があったとしても、電気を使う時間帯によってはよるトクプランの方がお得になることもありえます。

【東京電力エリア】
基本料金(/KW)316.24円
電力量料金(/kWh)8~20時35.76円
20~8時27.86円
【北海道電力エリア】
基本料金(/KW)221.1円
電力量料金(/kWh)8~20時37.93円
20~8時28.99円
【東北電力エリア】
基本料金(/KW)316.24円
電力量料金(/kWh)8~20時35.76円
20~8時27.86円
【中部電力エリア】
基本料金(/KW)137.5円
電力量料金(/kWh)8~20時38.8円
20~8時16.52円
【北陸電力エリア】
基本料金(/KW)192.5円
電力量料金(/kWh)8~20時37.88円
20~8時26.98円
【関西電力エリア】
基本料金(/KW)80.3円
電力量料金(/kWh)8~20時24.93円
20~8時15.37円
【中国電力エリア】
基本料金(/KW)89.1円
電力量料金(/kWh)8~20時44.4円
20~8時30.35円
【四国電力エリア】
基本料金(/KW)99円
電力量料金(/kWh)8~20時44.47円
20~8時33.78円
【九州電力エリア】
基本料金(/KW)162.24円
電力量料金(/kWh)8~20時24.74円
20~8時14.59円

キューエネスでんきは電源調達費が割高

キューエネスでんきの独自の燃料費調整額である、電源調達費は割高になっています。

後ほど、実際の数値シミュレーションでも紹介しますが、これにより基本料金・電力量料金が安くても総額で割高になります。

ここでは、参考に東京電力と比較した表を作成していますので、確認してみてください。

基本的には東京電力エリア以外でも傾向は同じになります。

年月キューエネスでんき (円/kWh)東京電力 (円/kWh)
2025年10月-2.35-7.65
2025年9月-1.60-7.50
2025年8月-1.60-7.25
2025年7月-2.60-6.88
2025年6月-4.10-6.39
2025年5月-4.10-6.19
2025年4月-4.10-6.08
2025年3月-4.10-6.33
2025年2月-3.10-6.50
2025年1月-3.10-6.51
2024年12月-4.10-6.33
2024年11月-3.10-6.17

※政府補助の割引は含めず

表を見るとわかるように、約3〜5円ほどキューエネスでんきの電源調達費が高いことがわかります。

キューエネスでんきと他の電力会社を比較

実際どの程度の金額になるのか、東京電力エリアを例に、キューエネスでんきと他の電力会社を一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯の3つの場合で燃調費あり・なしの2パターンで比較します。

結果としては、世帯数が増えるほど、最安の電力会社との金額差は大きくなります。

それぞれ見ていきましょう。

燃調費は2025年10月分を適用しています。

一人暮らしの場合

一人暮らしの場合を、30A110kWhで試算しました。

東京電力キューエネスでんき東京ガスオクトパスエナジー
燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり
4,213円3,589円4,471円4,430円4,102円3,478円2,860円3,359円

表を見ると、燃調費あり・なし共にキューエネスでんきが最も高い結果となっています。

なお、最安はオクトパスエナジーでキューエネスでんきよりも燃調費なしで1,611円、燃調費ありで1,071円安くなります。

二人暮らしの場合

二人暮らしの場合を、40A230kWhで試算しました。

東京電力キューエネスでんき東京ガスオクトパスエナジー
燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり
8,827円7,522円8,995円8,910円8,636円7,332円5,992円7,034円

表を見ると、燃調費あり・なし共にキューエネスでんきが最も高い結果となっています。

なお、最安はオクトパスエナジーでキューエネスでんきよりも燃調費なしで3,003円、燃調費ありで1876円安くなります。

ファミリー世帯の場合

ファミリー世帯の場合を40A520kWhで試算しました。

東京電力キューエネスでんき東京ガスオクトパスエナジー
燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり燃調なし燃調あり
20,282円17,334円19,551円19,359円19,825円16,876円13,716円16,072円

表を見ると、燃調費あり・なし共にキューエネスでんきが最も高い結果となっています。

なお、最安はオクトパスエナジーでキューエネスでんきよりも燃調費なしで5,835円、燃調費ありで3,287円安くなります。

キューエネスでんきのメリット

キューエネスでんきのメリットは次の3つです。

キューエネスでんきのメリット

  1. 環境に優しい電力が使える
  2. 時間帯別の料金プランの安い時間帯が長い
  3. シンプルな料金体系

それぞれ見ていきましょう。

環境に優しい電力が使える

キューエネスでんき一番のメリットは、実質再生可能エネルギー100%で環境に優しい電力が使えることです。

クリーンな電力を使いたい人にとっては、料金が通常よりも高くても、魅力的な電力会社だと言えるでしょう。

未来の世代に少しでも役立ちたいと考えているなら、キューエネスでんきは検討対象になります。

時間帯別の料金プランの安い時間帯が長い

夜に安くなる時間帯別料金プランの「よるトクプラン」は安くなる時間が20〜8時と12時間、つまり1日の半分も対象になっています。

このような長時間安い時間帯が適用される時間帯別プランはあまりないため、1日を通して電気をずっと使っているといった家庭であれば、電気代がお得になる可能性があります。

基本料金が安く、電力量料金単価がシンプルな料金体系

キューエネスでんきの基本料金は大手地域電力会社の半額と安く、電力量料金単価は1つでシンプルな料金体系はメリットです。

電気使用量が極端に少ない方、わかりやすい料金体系で電気を使いたい方にとってはぴったりでしょう。

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キューエネスでんきのデメリット

キューエネスでんきのデメリットは次の3つです。

キューエネスでんきのデメリット

  1. 独自の燃料費調整額が高い
  2. セット割やポイント還元がない
  3. 提供しているプラン数が少ない

それぞれ見ていきましょう。

独自の燃料費調整額が高い

キューエネスでんきの独自の燃料費調整額である電源調達費は前半でも触れたように、地域の電力会社と比べると、約3〜5円ほどキューエネスでんきの電源調達費が高いことがわかりました。

基本料金が半額になるとは言え、電源調達費は結局のところ一人暮らし〜ファミリー世帯全てで高い結果となっています。

結果的には基本的にはキューエネスでんきの電気料金の方が高くなります。

セット割やポイント還元がない

他の新電力会社で提供している電気料金に対するポイント還元や、ガスセット割といったお得なサービスはありません。

電源調達費が高いこともあり、安さを求めるのであれば、キューエネスでんき以外を検討した方が良いでしょう。

提供しているプラン数が少ない

提供しているプランが、エコHomeプランと、よるトクプランの2つしかなく選択肢が少ないのもデメリットです。

一人暮らし向けやファミリー世帯向けといったプランはないため、世帯人数にあわせた料金プランを探している場合は、他の新電力会社を検討しましょう。

キューエネスでんきの申し込み方法

ここからはキューエネスでんきの申し込み方法を解説します。

申込みの際は、現在契約している電力会社から発行される、供給地点特定番号とお客さま番号、クレジットカードや銀行口座などの支払い方法の情報を事前に準備しましょう。

申込手続き自体は準備できていれば5〜10分で完了します。

まずは、キューエネスでんきの公式ページにアクセスします。

右上の「新規お申し込み」をクリックします。

申し込むプランを選択します。

ここでは、「エコHomeプラン」をクリックします。

現在のお住まいか、引っ越しどちらで利用するか選択します。

ここでは、「現在のお住まいでご使用される方」をクリックします。

基本情報を入力する画面になるので、氏名、住所、電話番号等を入力していきましょう。

なお、この画面で事前準備しておいた、現在契約している電力会社から発行される供給地点特定番号とお客様番号を入力します。

一番下まで行き、各承諾事項を読んだ上でチェックを入れて「内容を確認する」をクリックします。

後は入力した内容が表示されるので問題なければ、そのまま申込手続きを進めることで申し込み完了です。

まとめ

以上、キューエネスでんきについて解説しました。

キューエネスでんきは独自の燃料費調整額である電源調達費が地域の大手電力会社よりも高く、結果的に電気料金も高くなりがちです。

実質再生可能エネルギー100%で環境に優しい電力で使えるメリットはありますが、同じ電力で安く使えるオクトパスエナジーがあるので、あえてキューエネスでんきを選択するメリットはそこまでないでしょう。

どうしてもキューエネスでんきが気になるという方は、本記事で申し込み手順も解説しましたので、確認してみてください。

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