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最終更新日:2025年08月21日

大阪ガスの太陽光発電『スマイルーフ』の評判は?メリット・デメリットを徹底解説!

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大阪ガスの太陽光発電『スマイルーフ』の評判は?メリット・デメリットを徹底解説!

関西ガスが提供している、太陽光発電サービスの「スマイルーフ」。初期費用や保守・メンテナンス費用が0円で気軽に太陽光発電をはじめられることから人気を集めています。また電気代を削減できる可能性も高く、契約期間満了時には発電システム自体が無償譲渡されるのもメリットです。

とはいえ、契約期間や利用中の電気料金・電気・設備の流れなどが複雑で、自宅に設置するのを迷っている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、スマイルーフについて概要や特徴、メリット、デメリットなどを評判なども参考にして徹底解説します。

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大阪ガスの太陽光発電『スマイルーフ』とは?

大阪ガスの太陽光発電「スマイルーフ」とは、初期費用0円で太陽光発電をはじめられるサービスです。

スマイルーフでは、大阪ガスが無料で契約者の自宅に太陽光発電システムを設置して、運用・保守を行います。太陽光で発電した電気は低単価で利用できるため、電気代の節約に期待できるのがメリットです。

また、契約期間満了後にはシステムそのものがもらえるため、太陽光発電の分の電気が無料になるといったメリットがあります。スマイルーフのより詳しい内容を、以下で解説しているので、参考にしてみてください。

大阪ガスが提供する「PPAモデル(屋根貸し)太陽光発電サービス」

大阪ガスのスマイルーフは、大阪ガスが提供する「PPAモデル(屋根貸し)太陽光発電サービス」です。PPAモデルとは、日本では太陽光発電の無償設置を指し、太陽光発電の設置・運営が企業や個人と契約を結び、建物の屋根や敷地内などのスペースに太陽光発電設備を無料で設置します。

発電設備の運用や保守、メンテナンスはすべて事業者が行います。詳しくは、後述する「PPAモデルとは?」の項目を参照してください。

スマイルーフは、上述したとおり大阪ガスが手掛けている太陽光発電サービスです。設置料・保守・運営・メンテナンス費などはすべて無料で、契約期間は15年です。契約期間中のお金・電気・設備の流れは以下を御覧ください。

▼契約中の利用イメージ▼

契約期間中に発電された電気は、基本的に大阪ガスのものになり、太陽光発電で自家消費した電力と、足りない分の電力消費分が電気代として請求されます。太陽光発電から利用した電力は、1kWhあたり24円で利用できます。

大阪ガスの電力料金は、新生活応援プランで26.75〜27.72円、ファミリー応援プランで21.90〜27.69円のため、総合すると電気代を安く抑えられるケースが多いといえるでしょう。

次に、契約期間が満了したあとの15年後のお金・電気・設備の流れを解説します。契約から15年経つと、設置された太陽光発電システムは契約者のものになります。

▼契約期間満了後の利用イメージ▼

15年以降では、太陽光発電で自家消費したぶんの電気料金は0円になり、足りない電力を購入した場合のみ電気代が発生します。また、太陽光発電をして余った電気は、電力会社へ売電することも可能です。

PPAモデルとは?

大阪ガスのスマイルーフは、PPAモデルのサービスです。PPAモデルとは、太陽光発電の設置・運営をする事業者が企業や個人と契約を結んで、建物の屋根などに太陽光発電設備を無料で設置するモデルです。発電設備の運用や保守、メンテナンスもすべて事業者が行います。

契約者にとってのメリット

  • 初期費用が一切かからない
  • メンテナンス費用が不要
  • 電気料金の削減効果が期待できる
  • 自家消費分は再生可能エネルギー発電促進賦課金がかからない
  • 電気料金の価格変動リスクを軽減できる

上記のようなメリットがある一方で、一般的に15年や20年といった長期契約が前提である点には注意が必要。契約内容の変更・解除は困難で、太陽光発電設備の所有権はPPA事業者が有しているため、設備の交換・処分も自由に行えません。また、契約期間満了後のメンテナンス費用や修理費用などは、契約者側の負担になるのもデメリットだといえるでしょう。

初期費用0円で太陽光発電が気軽に始められる

大阪ガスのスマイルーフは、ほかのPPA事業者と同じく初期費用0円で気軽に太陽光発電がはじめられるのが最大の特徴です。

一般的に、個人や企業が太陽光発電システムを自前で導入するには数百万〜数千万円の初期投資が必要です。一方、スマイルーフは初期費用だけでなく、契約期間中は保守・メンテナンス費用などもすべて大阪ガスが担当し、かかる費用も0円なのは大きな魅力だといえるでしょう。

スマイルーフが向いている人・向いていない人の特徴

本項目では、スマイルーフが向いている人・向いていない人の特徴を解説します。スマイルーフが向いている場合は、電気料金が安くなったり、将来的に余った電力を売電できたりするなどさまざまなメリットがあります。

一方、スマイルーフが向いていない人が導入してしまうと、結果として損をすることや、契約変更・解除など手間のかかる問題が発生する可能性があります。以下で向いている人・向いていない人を解説しているので、自分が当てはまるかどうか確認してみてくださいね。

スマイルーフが向いている人

スマイルーフが向いている人は、以下のようなタイプや条件が当てはまります。

スマイルーフが向いている人の特徴

  • 初期費用をかけずに太陽光を導入したい人
  • 戸建ての新築or長期居住予定の人
  • 大手企業のサポートで安心したい人

まず、現在太陽光発電を導入しようと考えている人にとっては、初期費用をかけずにシステムを構築できるスマイルーフは有力な選択肢だといえます。

また戸建ての新築を建てたり、現住所で長期居住予定があったりする人にも、スマイルーフはおすすめです。スマイルーフの契約期間は15年のため、最低でも15年は住み続けられる人に向いています。もちろん、15年目以降は太陽光発電システムをもらえるため、長く住むほど電気代が削減できる可能性が高まるでしょう。

ほかにも大手企業と太陽光発電システムを契約したい人も、スマイルーフがぴったりです。大阪ガスが手がけているサービスなので、サポート面でも信頼がおけますよ。

スマイルーフが向いていない人

スマイルーフが向いていない人は、以下のようなタイプや条件が当てはまります。

スマイルーフが向いていない人の特徴

  • 15年以内に転居・売却の予定がある人
  • 売電による収益を得たい人
  • 他社電力に乗り換えたい人

15年以内に転居したり、家を売却する予定がある人は、スマイルーフはおすすめできません。スマイルーフの契約期間は15年で、契約期間中の途中解約は契約期間に応じた解約金が発生するからです。

また売電による収益を得たい人も、スマイルーフは向いていないといえます。15年の契約期間満了までは大阪ガスに太陽光発電システムの所有権があるため、売電を行えません。

加えて、他社電力会社に乗り換えたい、乗り換える予定がある人もスマイルーフは適していないといえるでしょう。スマイルーフは、大阪ガスの電気契約が必須なことが理由です。

スマイルーフの評判から分かるメリット

スマイルーフには、初期費用やメンテナンス費用が0円だったり、電気料金がお得になったりとさまざまなメリットがあります。

本項目では、実際の評判などでよく挙げられるスマイルーフの利点について解説します。

太陽光発電システム無料設置!初期費用0円で始められる

スマイルーフの最大のメリットは、なんといっても太陽光発電システムを無料で設置できること。設置にかかる初期費用はすべて大阪ガスが負担するため、0円から太陽光発電をはじめられます

太陽光発電システムは規模にもよるものの、数百万〜数千万円の初期費用がかかるケースも少なくありません。初期費用0円で開始できるのは、大きな利点だといえるでしょう。

契約期間中はメンテナンス費用も0円

スマイルーフの契約期間中は、太陽光発電システムの運用・保守にかかる料金もすべて0円なのも魅力です。

太陽光発電システムは設置した以降は費用がかからないわけではなく、メンテナンスや故障が発生した際の修理など、さまざまな出費が発生する可能性があります。一方、スマイルーフなら、契約期間中の15年は各種運用・保守を大阪ガスが行ってくれますよ。

自家消費分はお得な電気料金で利用できる

スマイルーフの太陽光発電システムから発電した電力は、お得な電気料金で利用できるのもメリットです。

自家消費分の電力量単価は1kWhあたり24円で、大阪ガスの電気料金プランに比べて安めの傾向です。自家消費分をうまく使えれば、電気代を大幅に抑えることも不可能ではありません。

停電時にも電気が使えて安心

スマイルーフは、停電時にも電気が利用できる点も強みです。一般的な電気料金プランは停電になると電気が使えませんが、スマイルーフでは停電時でも最大1.5kWまで使用可能です。

消費電力が少ない家電であれば問題なく動かせる出力のため、停電時には心強いといえるでしょう。

15年後には太陽光発電システムが無償譲渡される

15年の契約期間満了後は、太陽光発電システムが無償譲渡されるのもスマイルーフのメリットです。15年目以降は太陽光発電システムで発電した電気のうち、自家消費するぶんの電気は無料で利用できるのは大きな魅力だといえます。

また、余った電力を売電できるようになるのもうれしいポイント。売電先は大阪ガス以外の電力会社を選ぶこともできます。

スマイルーフの評判から分かるデメリット

スマイルーフには、メリットだけでなくデメリットも存在します。そのなかでも、とくに評判や口コミなどで指摘されているポイントを解説しているので、参考にしてみてください。

契約期間が長く、途中解約がしにくい

スマイルーフは、契約期間が15年と長いのがデメリット。途中解約をしたい場合は、使用期間に応じた解約金がかかるのも抑えておきたいポイントです。

なお解約後には、太陽光発電システムが譲渡されるため、契約者側の資産になります。とはいえ、保守や運営は自身で行わなければなりません。

契約期間中は売電収入を得ることができない

契約期間中は売電収入を得られないのも、スマイルーフの注意点です。15年の契約期間中の太陽光発電システムの所有者は大阪ガスになるため、売電はできません。

大阪ガスとの電気契約が必須

スマイルーフを契約するには、大阪ガスとの電気契約が必須な点も、人によってはデメリットだといえるでしょう。

スマイルーフの契約期間は15年と長いため、居住地だけでなく、電気も大阪ガスと継続して契約できるかも事前に検討しておくのが重要です。

住宅によって設置できない場合がある

住宅の状況によっては、太陽光発電システムを設置できないケースがあるのも注意しておきたいポイントです。

太陽光発電システムは、住宅の築年数や構造により、耐震性をふまえたうえで設置しても問題ないかをチェックする必要があります。原則として、1981年6月の建築基準法改定以降に竣工した建物であることが条件です。

また、一定の発電量を担保するために、北向きの屋根・影がかかりやすい屋根・特殊な材質の屋根材や構造の物件の場合は設置できない可能性があります。

スマイルーフの導入で電気料金はお得になる?

スマイルーフを導入すると、電気料金はお得になる可能性があります。大阪ガスの試算では、以下のような結果が出ています。

試算条件をみる

想定条件:戸建住宅 4人家族

■スマイルーフ導入前
【所有機器】ガスふろ給湯器、ガスファンヒーター(リビング・ダイニング)、ガスコンロ、エアコン
【エネルギー使用量】消費電力量:5,400kWh/年、購入電力量:5,400kWh/年
【適用料金】従量電灯A
■スマイルーフ導入後
【所有機器】太陽光発電(4.5kW)、ガスふろ給湯器、ガスファンヒーター(リビング・ダイニング)、ガスコンロ、エアコン
【エネルギー使用量】消費電力量:5,400kWh/年、購入電力量:3,387kWh/年、太陽光自家消費量:2,013kWh/年
【適用料金】大阪ガスベースプランA-G

※電気料金は消費税等相当額・再生可能エネルギー発電促進賦課金を含みます。燃料費調整額を含まない金額の比較です。
※電気料金には毎月燃料費調整額を加減いたします。また電気料金の一部として電気をご契約のお客さまに電気の使用量に応じて再生可能エネルギー発電促進賦課金をご負担いただきます。
※電気料金は、それぞれ大阪ガスと関西電力の2024年5月時点の単価
※電気料金の「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は2024年度時点
※料金はそれぞれ、1,000円未満を四捨五入。計算は試算例のため条件により異なります。

太陽光発電システム設置前の電気料金が年157,000円の場合、スマイルーフのサービス契約中は太陽光発電を利用した自家消費分と足りない分の電気料金で、139,000円となっており、約18,000円の節約効果があるとされています。

サービス契約中の自家消費分の電力量料金は1kWhあたり一律24円なので、基本的には電気を使えば使うほどお得になる計算です。

契約期間を満了すると、さらに節約額は大きくなります。太陽光の発電分は無料で電気を利用できるため、導入前と比較して年間約66,000円電気代が安くなる結果となりました。

なお、電気料金には関連しないものの、スマイルーフ導入後は停電時にも電気が使用できるのは大きな違いだといえるでしょう。上述したとおり、スマイルーフを利用していれば停電時でも1.5kWの電気を利用できます。

スマイルーフについてのよくある質問

ここからは、スマイルーフについてのよくある質問について回答します。電気料金や解約、蓄電池に関してなど、当サイトにもよく寄せられる質問やお悩みに答えているので、ぜひ参考にしてみてください。

スマイルーフの電気料金はいくら?

スマイルーフの電気料金は、太陽光発電分を自家消費する場合は一律で1kWhあたり24円です。自家消費で賄えない分は、契約している電気料金プランに応じて変わります。

15年の契約期間が満了したあとは、自家消費分の電気料金は無料です。自家消費で賄えない分は、サービス契約中時と同様です。

スマイルーフの途中解約はできる?

スマイルーフの途中解約は可能ですが、利用期間に応じた解約金がかかります。解約後の太陽光発電システムは、契約者の資産になります。

スマイルーフに蓄電池はついている?

スマイルーフには蓄電池は付属していません。ただし、スマートエネルギーホーム蓄電池をリースして利用することができます。

また、蓄電池リースがセットになった「スマイルーフプラス」も提供されています。

スマイルーフとソラエネの違いは?

スマイルーフとソラエネは、どちらも大阪ガスが提供している太陽光発電システムの無料設置サービスですが内容が若干異なります。

具体的には、ソラエネは太陽光発電システムに加えて、エネファームと呼ばれる家庭用燃料電池を組み合わせたサービスです。

太陽光発電はやめたほうがいいと言われる理由は?

太陽光発電はよくやめたほうがいいといわれていますが、理由としては初期費用の高さや、売電価格の低下が挙げられます。また、天候や季節によって発電量が左右される点や、メンテナンス費用なども問題視される傾向です。

スマイルーフは初期費用が0円のため、初期費用の高さの懸念は払拭できるといえます。またメンテナンス費用については、契約中に関しては0円のため、問題ないと考えてよさそうです。

とはいえ、契約満了後はメンテナンス費用がかかり、また売電価格の低下や発電量に関しては注意すべきだといえるでしょう。

まとめ

今回は、関西ガスが提供しているスマイルーフについて概要や特徴、メリット、デメリットなどを解説しました。

スマイルーフは初期費用やメンテナンス費用0円で気軽に太陽光発電をはじめられるのが大きなメリットで、電気代を節約できる可能性も大いにあります。一方で、15年という契約期間の長さや、契約期間中は売電ができないなどの注意点も。メリットとデメリットを天秤にかけて、利点のほうが多ければ契約を検討するとよいでしょう。

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