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最終更新日:2025年04月25日

東京電力「電化上手」が2025年4月より値上げ!乗り換えにおすすめのオール電化向けプランを紹介

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東京電力「電化上手」が2025年4月より値上げ!乗り換えにおすすめのオール電化向けプランを紹介

「東京電力の電化上手が値上げするって本当?」
「電化上手は廃止・終了するの?」
「電化上手よりも安いオール電化プランに乗り換えられる?」

東京電力のオール電化向けプラン「電化上手」は2025年4月1日から値上がりしていますプラン自体が廃止・終了になるわけではなく、特別な手続きをせずともそのまま利用し続けることができます

しかし、値上がり後の電化上手の料金は値上げ前に比べて大幅に高くなり、一般的な使用量の場合、1ヶ月で1,000~2,000円ほど高騰します

結論、今回の「電化上手」の値上げを機に他社のオール電化向けプランへの乗り換えるのがおすすめです。

本記事では、電化上手よりも安い他社のオール電化向けプランや、乗り換え方について解説しますので、現在東京電力の電化上手を契約している方は、ぜひ本記事を読んでみてください。

電化上手よりも安いプランに乗り換えたい方へ

「電化上手の電気代が高くなった…」
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この記事の目次

値上がり後の電化上手は高い!安いプランへの乗り換えで対策を

冒頭で述べた通り、東京電力のオール電化向けプラン「電化上手」は2025年4月1日より値上がりしています

値上げ後の料金が反映されるのは2025年4月利用分~なので、実際に高くなった電気料金を目の当たりにするのは5月の請求時になるでしょう。

電気料金は一体どのくらい高くなるのか、世帯人数ごとのシミュレーション結果をご覧ください。

電化上手の値上げ額世帯別シミュレーション

※世帯ごとの平均的な使用量で算出しています。
※燃料費調整額は含んでいません。

「こんなにも高くなるの!?」と驚く方も多いのではないでしょうか。

東京電力の電化上手に限らず電力会社の値上げは相次いでいますが、その中でも電化上手の値上げ額はかなり大幅なものであるといえます。

電気代を少しでも節約したいと考えている方は、この機会に他社のオール電化プランに乗り換えることをおすすめします。

電化上手から他社のオール電化向けプランへの乗り換えがおすすめな理由

他社への乗り換えがおすすめと言われても、「今までずっと電化上手を契約してきたから他の電力会社に変更するのは不安…」「手続きが面倒なんじゃないの?」など、不安に感じる方も多いでしょう。

そこで、電化上手から他社のオール電化向けプランへの乗り換えがおすすめな理由をピックアップしてみました。

電化上手からの乗り換えがおすすめな理由

  • 電気料金が安くなる
  • 電気の質はこれまでと変わらない
  • 乗り換え手続きが簡単(最短5分程度)
  • 宅内設備はそのままで切り替え可能
  • 独自の特典やサービスが充実している

まず何よりも、値上げ後の電化上手から他のオール電化プランへの乗り換えによって毎月の電気料金が安くなることは一番のメリットです。

そして、地域電力である東京電力の「電化上手」から他の電力会社へ乗り換えることで電気の質が悪くなったり、停電しやすくなったりするのではないかと不安に感じている方もいるかもしれませんが、どの電力会社へ乗り換えたとしても電気の質は変わらないのです

電気料金が安くなる分、電気の質が悪くなるといったことはないので安心ですね。

また、乗り換えるための手続きは実はとても簡単で、最短5分程度で完了します。オール電化住宅の宅内設備であるエコキュートやIHクッキングヒーター、床暖房施設などももちろんそのままでOK!申込が完了したら基本的には電気の切り替えを待つだけです。

さらに、電力会社ごとに独自のサービスやお得な特典なども豊富に用意されています

電化上手から他社プランへの乗り換えにメリットがたくさんあることをお分かりいただけたところで、おすすめのオール電化プランをご紹介していきます!

電化上手は一度解約すると戻すことができない

電化上手は一度変更してしまうと二度と戻れないプランです。そのため、気軽に他社へ乗り換えることができない方も多いかもしれません。しかし、電化上手の電気料金は値上げを繰り返しており、現在は他社新電力よりも高い料金設定となっているため、二度と戻れないという理由だけで電化上手の契約を続けることはおすすめできません。電化上手を契約し続けることのメリット・デメリットを把握したうえで決めましょう。

電化上手からの乗り換えにおすすめのオール電化向けプラン

まずは、値上げ後の電化上手よりも安く、乗り換えにおすすめなオール電化プランを4社ご紹介します。ここで紹介するプランは全て、エコキュートやIHクッキングヒーターを利用しているオール電化住宅で契約できるプランです。

電化上手より安い4社は、単純に電気料金が安いだけでなく、特典や独自のサービスも充実している点でも乗り換えをおすすめします。

  • オール電化プランとは?
    オール電化プランは、時間帯によって電気料金単価が異なり、夜間の電力量料金が昼間よりも割安に設定されているのが特徴
電力会社
(プラン)
月額料金
(電化上手との差額)
電気料金おすすめポイント
\お得なキャンペーン実施中/
オクトパスエナジーロゴ
(オール電化オクトパス)
15,367円
(-928円)
基本料金
(1kVA毎)
317.75円電気料金が最安レベル
・実質再エネ100%の電気を使用できる
人数無制限!友達紹介割
電力量料金
(1kWh毎)
デイタイム
24.00円
ナイトタイム
17.48円
CDエナジーロゴ
(スマートでんき)
15,814円
(-481円)
基本料金
(1kVA毎)
295.24円・電気使用量に応じて自動でポイントが貯まる
電力量料金
(1kWh毎)
デイタイム
35.96円
ナイトタイム
28.06円
コスモでんきロゴ
(スタンダードオール電化)
15,794円
(-501円)
基本料金
(1kVA毎)
311.75円・割引制度ごとに選べる豊富なプラン
電力量料金
(1kWh毎)
デイタイム
35.76円
ナイトタイム
27.86円
idemitsuでんきロゴ
(オール電化プラン)
15,726円
(-569円)
基本料金
(1kVA毎)
300.75円・車を利用している方におすすめ
電力量料金
(1kWh毎)
デイタイム
35.76円
ナイトタイム
27.86円

※契約電流:60A(6kVA)、月間使用量:600kWhで算出
※使用時間帯の内訳は、東京電力:夜間:270kWh、朝晩:200kWh、昼間(その他季):130kWh、その他:夜間:270kWh、昼間:330kWh とする。
※燃料費調整額は2025年2月分を使用
※国の電気料金激変緩和措置反映済み
※東京電力エリアの料金で算出

それぞれ見ていきましょう。

オクトパスエナジー|オール電化オクトパス

項目区分金額(税込)
基本料金1kVA/日10.25円
電力量料金(/kWh)デイタイム24.00円
ナイトタイム17.48円
燃料費調整額(/kWh)2025年2月分1.47円

※デイタイム:午前6時〜翌日午前1時、ナイトタイム:午前1時〜午前6時
※燃料費調整額には国の電気料金激変緩和措置を含む

オクトパスエナジーのオール電化オクトパスは、今回紹介する4社の中で最も安いオール電化プランです。

オクトパスエナジーは「怪しい」「燃料費調整額が高い」などの噂を耳にし、電化上手から乗り換えることを躊躇している方もいるでしょう。

確かにオクトパスエナジーは東京電力や他の新電力会社よりも燃料費調整額が高額に設定されています。しかし、元々のプラン料金単価が他社と比べて大幅に安く設定されているため、最終的な電気料金はオクトパスエナジーの方が安くなるのです。

下記の表は、2024年の燃料費調整額の平均を含めて算出した月額料金シミュレーション結果です。

燃料費調整額
(2024年平均)
燃料費調整額を含めた
月額料金
東京電力
(電化上手)
-5.47円/kWh18,415円
オクトパスエナジー
(オール電化オクトパス)
4.71円/kWh17,311円

2社の燃料費調整額の平均(2024年)を比較すると、オクトパスエナジーが10.18円/kWh高いですが、オクトパスエナジーのプラン料金が低価格に設定されているため、最終的な電気料金はオクトパスエナジーの方が安い結果となっています

燃料費調整額の上限について

オクトパスエナジーの燃料費調整額には上限がないということも、懸念点の一つかもしれません。

東京電力の燃料費調整額には上限が設けられているため、電気料金の急激な高騰を避けられることは事実です。しかし近年、東京電力を含む多くの地域電力会社が電気料金の値上げを行っています。これによって、燃料費調整額で生じる差分が解消され、オクトパスエナジーの方がお得になる可能性が高いことも考慮することを推奨します。

さらに、オクトパスエナジーに申し込み後、友達紹介キャンペーンを活用すれば、紹介した側、された側両方とも8,000円分の割引が受けられます。

紹介人数は無制限なので、紹介すればするほど割引が増額されていく仕組みです。

割引制度の活用で、さらなる電気料金の節約も実現できるオクトパスエナジー。ぜひ申し込みを検討してみてくださいね

電化上手よりも安くなる!
さらに友達紹介で8,000円割引

オクトパスエナジーの評判やキャンペーン情報については、こちらの記事でも詳しく解説しているので要チェックです!

オクトパスエナジーの評判は?怪しいって本当?電気料金やメリット・デメリットを解説【アンケート公開】

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CDエナジーダイレクト|スマートでんき

項目区分金額(税込)
基本料金1kVA毎295.24円
電力量料金(/kWh)デイタイム35.96円
ナイトタイム28.06円
燃料費調整額(/kWh)2025年2月分-9.00円

※デイタイム:午前6時〜翌日午前1時、ナイトタイム:午前1時〜午前6時
※燃料費調整額には国の電気料金激変緩和措置を含む

CDエナジーダイレクトは、中部電力と大阪ガスの共同出資で設立した新電力会社で経営母体がしっかりとしているため、信頼感が抜群です。

安心感がある上に、電気を使用しているだけで自動的に貯まるポイント制度もお得。

電気料金の1%がポイント還元されます。他の電力会社と比べて還元率が高いのも嬉しいですね。

通常の電気料金自体も電化上手より安い上に、お得なサービスが充実していて、企業としての信頼感も抜群なCDエナジーダイレクトは非常におすすめです。

さらに電気とガスセット割で0.5%割引!

CDエナジーダイレクトの評判について詳しく解説している記事もあるので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

CDエナジーダイレクトの評判・口コミを徹底調査!本当に安い?おすすめのプランは?

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コスモでんき|スタンダードオール電化

項目区分金額(税込)
基本料金1kVA毎311.75円
電力量料金(/kWh)デイタイム35.76円
ナイトタイム27.86円
燃料費調整額(/kWh)2025年2月分-9.00円

※デイタイム:午前6時〜翌日午前1時、ナイトタイム:午前1時〜午前6時
※燃料費調整額には国の電気料金激変緩和措置を含む

コスモでんきのスタンダードオール電化プランは、電気料金から3%割引してくれるお得な割引制度があります。

通常の電気料金のみの比較だと、電化上手よりは安くなるものの、他の電力会社と比べるとお得感が弱く感じるかもしれませんが、割引制度を考えれば乗り換え先として魅力的です。

さらに、スタンダードオール電化プランも入れて全部で以下4つの豊富なオール電化プランを用意していることも特徴です。

  • スタンダードオール電化:電気料金3%割引
  • ポイントプラスオール電化:最大5%ポイント還元
  • セレクトオール電化:動画orマガジンサービスが使い放題
  • グリーンオール電化:実質再エネ100%の電力が使えて、電気料金1%割引

上記のように様々なニーズに合わせたオール電化プランが用意されています。

ポイントプラスオール電化については、以下の表のようにポイント還元率が変化して、最大5%の還元率になります。

電気料金11,000円未満11,000〜17,600円未満17,600円以上
ポイント還元率1%3%5%

スタンダードプランが電気料金から3%割引であることを考えると、毎月の電気料金が17,600円未満までであればスタンダードプランが、17,600円以上であればポイントプラスの方がお得になりますね。

毎月の電気代でスタンダードかポイントプラスにするか検討すると良いでしょう。

\特典が必ずついてオトク/
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idemitsuでんき|オール電化プラン

項目区分金額(税込)
基本料金1kVA毎300.75円
電力量料金(/kWh)デイタイム35.76円
ナイトタイム27.86円
燃料費調整額(/kWh)2025年2月分-9.00円

※デイタイム:午前6時〜翌日午前1時、ナイトタイム:午前1時〜午前6時
※燃料費調整額には国の電気料金激変緩和措置を含む

idemitsuでんきは、値上げ後の電化上手より安くなるだけでも乗り換えるメリットがありますが、車を利用している方には特におすすめです。

ガソリンコースという特典を用意していて、100Lを上限にガソリン代を2円/L割引してくれます。

電気自動車であれば、EVコースという特典で毎月200円電気料金の割引になります。

さらに、継続利用割で1年毎に500ポイントもらえる特典も。

何もしなくても500ポイントをもらえると考えるととてもお得ですね。

車を利用しているなら、idemitsuでんきを乗り換え先として検討してみてください。

\ガソリン代が2円/ℓ引き/
毎年500ポイント進呈!
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東京電力のオール電化向けプラン「電化上手」が2025年4月より値上げになる件について、以下3点から解説します。

オール電化向けプラン「電化上手」の値上げ

  • オール電化住宅向け「全電化住宅割引」が終了
  • 電化上手の値上げは2025年4月1日から
  • さらなる値上げの可能性も!電化上手より安いプランへ乗り換えて対策しよう

それぞれ見ていきましょう。

オール電化住宅向け「全電化住宅割引」が終了

東京電力のオール電化向けプラン「電化上手」が、2025年4月より値上げします。

正確には電化上手に適用されている「全電化住宅割引」という割引が2025年3月末で終了し、結果的に値上がりになります。

全電化住宅割引は、オール電化住宅による電気使用量増加に伴う電気料金の負担削減を目的に、上限2,200円として、毎月の電気料金から5%割引してくれる割引です。

非常にお得な割引ですが、オール電化が浸透し、省エネの取組も進んできたことを背景に、全電化住宅割引が終了することになりました。

電化上手の値上げは2025年4月1日から

全電化住宅割引終了に伴う、電化上手の値上げは2025年4月からです。

4月分の電気料金からですので、実際の支払いに影響があるのは、4月分の電気料金を支払う5月の支払いの時です。

さらなる値上げの可能性も!電化上手より安いプランへ乗り換えて対策しよう

実は電化上手は主に発電コストの高騰などが理由で、今回だけでなく、2022年にも割引制度の廃止や夜間料金の引き上げによる値上げを行っていました。

将来的にはさらに値上げする可能性も考えられます。

発電コストの高騰による値上げは他社でも同様の懸念事項ですが、現段階で少しでも安いプランを契約して、電気代を抑えることが最適な選択でしょう。

★乗り換えにおすすめのオール電化向けプランはこちら

オール電化向けプランや、夜間の電気代が安い電力会社について詳しく紹介している記事もあるので、ぜひチェックしてみてください。

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電化上手の値上げ後の料金シミュレーション!どのくらい高くなる?

では、実際に電化上手はどのくらい高くなるでしょうか?

以下2つの点から比較して、値上がりによる影響を見ていきます。

「電化上手」値上げ後の料金シミュレーション

  • 電化上手の値上げ前と値上げ後の料金比較
  • 他社オール電化向けプランとの料金比較

それぞれ確認していきましょう。

電化上手の値上げ前と値上げ後の料金比較

値上げ前(全電化住宅割引適用)値上げ後(全電化住宅割引適用なし)差額
15,480円16,295円+815円

※契約電流:60A(6kVA)、月間使用量:600kWh(夜間:270kWh、朝晩:200kWh、昼間(その他季):130kWh)で算出
※燃料費調整額は2025年2月分を使用
※電気・ガス料金支援反映済み
※東京電力エリアの料金で算出

表のように、月間消費電力量が600kWhの場合は、1ヶ月で815円値上がりすることがわかります。

なお、計算元となる電化上手の料金表は以下のとおりです。

項目区分値上げ前値上げ後
基本料金6kVA以下の場合1474.50円
7kVA〜10kVAの場合2457.50円
11kVA以上の場合2457.50円 + 311.75円 ×(契約容量 −10kVA)
電力量料金昼間時間夏季43.93円
その他季40.44円
朝晩時間35.87円
夜間時間28.85円
全電化住宅割引5%割引なし

他社オール電化向けプランとの料金比較

次に、電化上手の値上げ後の料金と、他社4プランとの料金比較を以下の表にまとめました。

電力会社
(プラン)
月額料金電化上手との差額
東京電力
(電化上手)
16,295円-
オクトパスエナジー
(オール電化オクトパス)
15,367円-928円
CDエナジーダイレクト
(スマートでんき)
15,814円-481円
コスモでんき
(スタンダードオール電化)
15,794円-501円
idemitsuでんき
(オール電化プラン)
15,726円-569円

※契約電流:60A(6kVA)、月間使用量:600kWhで算出
※使用時間帯の内訳は、東京電力:夜間:270kWh、朝晩:200kWh、昼間(その他季):130kWh、その他:夜間:270kWh、昼間:330kWh とする。
※燃料費調整額は2025年2月分を使用
※国の電気料金激変緩和措置反映済み
※東京電力エリアの料金で算出

値上げ後の電化上手の料金は、紹介した4社のプランのいずれよりも高くなることがわかります。

そのため、現在電化上手を契約している方は、紹介した4社に乗り換えて値上げの影響を避けましょう。

電化上手から他社プランへ乗り換える方法

電化上手から他社プランへ乗り換える方法は、乗り換え先の公式ページから申し込みをすることで乗り換えできます。

この際に、電化上手を提供している東京電力への解約の連絡は、乗り換え先の電力会社から行ってくれるため、ご自身からのご連絡は不要です。

多くの電力会社での乗り換え手順は以下のとおりです。

  1. 東京電力が発行しているお客さま番号と供給地点特定番号の確認
  2. 乗り換え先での支払いに使用するクレジットカードや銀行口座の確認
  3. 乗り換え先の公式ページで、住所氏名等の基本情報や契約プランを登録
  4. 申込手続き完了メールの受取

東京電力が発行しているお客さま番号と供給地点特定番号は、毎月発行される紙の検針票か、マイページで確認できます。

また、事前に入力する情報を準備していれば、申込み作業自体は5分程度でカンタンに完了します。

電化上手は新規申込を停止中!乗り換えの際は注意が必要

電化上手から他社プランへ乗り換える際の注意点として、他社プランに乗り換えた後は電化上手には戻せないことです。

電化上手は2016年の電力自由化を気に新規加入を停止しました。

そのため、解約して他社プランへ乗り換えたけど、電化上手に戻したいと思っても、申し込みできないことには注意しましょう。

電化上手の値上げと乗り換えについてよくある質問

電化上手の値上げと乗り換えについて以下4つのよくある質問をまとめました。

  • 電化上手はやめて他のプランへ乗り換えた方がいい?
  • 電化上手の今までの値上げ推移は?
  • 電化上手とスマートライフプランの違いは?
  • 東京電力の電化上手は廃止される?

それぞれ見ていきましょう。

電化上手はやめて他のプランへ乗り換えた方がいい?

電化上手は結論、やめて他のプランへ乗り換えた方が良いです。

2025年4月分の電気代から、これまで適用されていた「全電化住宅割引」という電気料金から5%割引してくれる特典がなくなります。

全電化住宅割引が適用されている場合は、電化上手のままの方がお得でしたが、割引がなくなる2025年4月以降は、他社のオール電化プランの方が安くなります。

値上げ後の電化上手と他社のオール電化プランがどの程度違うか気になる方は、電化上手の値上げ後の料金シミュレーション!どのくらい高くなる? で解説していますので、確認してみてください。

電化上手の今までの値上げ推移は?

電化上手の今までの値上げの推移は、以下のとおりです。

  1. 2016年4月:電化上手の新規申し込み受付停止
  2. 2022年10月:夜間の電力量料金単価の値上げ
  3. 2025年4月:全電化住宅割引の廃止

2022年10月の夜間の電力量料金単価の値上げの際には、昼間の電力量料金単価は値下げになりました。

とは言っても、トータルで見ると値上げとなっています。

電化上手とスマートライフプランの違いは?

スマートライフプランは、現在新規加入受付を停止していて、類似のプランとしてスマートライフS/Lプランが提供されています。

そのため、電化上手とスマートライフS/Lプランの違いを説明しますと、シンプルに料金体系が違います。

以下、電化上手・スマートライフS/Lプランの料金表です。

項目区分電化上手スマートライフS/L
基本料金6kVA以下の場合1474.50円311.75円/10A
7kVA〜10kVAの場合2457.50円
11kVA以上の場合2457.50円 + 311.75円 ×(契約容量 −10kVA)
電力量料金(/kWh)昼間時間夏季43.93円35.76円
その他季40.44円
朝晩時間35.87円
夜間時間28.85円27.86円

2つの料金表を比較してみると、基本的にはスマートライフS/Lプランの方が電化上手よりも安いことがわかります。

全電化住宅割引があれば、電化上手の方が安くなる可能性もありますが、2025年4月以降は全電化住宅割引は廃止になるため、スマートライフS/Lプランの方が安くなります。

東京電力の電化上手は廃止される?

現状、東京電力の電化上手は廃止される情報は出ていません。

とは言っても、新規加入受付停止をしていて、全電化住宅割引も2025年4月に廃止されます。

本記事でも解説したように、電化上手は他のオール電化プランよりも割高となるため、料金プランを乗り換える人は増えるでしょう。

将来的に電化上手を契約する人が少なくなり、廃止になる可能性は考えられますね。

まとめ

以上、東京電力のオール電化プラン「電化上手」が、2025年4月に全電化住宅割引の廃止により、値上げになることを解説しました。

全電化住宅割引が適用されている電化上手は非常にお得でしたが、値上げに伴い、他社のオール電化プランの方が安くなります。

電化上手の値上げの要因は、発電コストの高騰によるものなので、他の電力会社でも将来的な影響は同様に考えられます。

そのような中で、利用者の最適な選択は、現状で割安な料金プランを提供する電力会社へ乗り換えることでしょう。

乗り換えを検討するなら本記事で紹介した、4社がおすすめです。

  • オクトパスエナジー「オール電化オクトパス」
  • CDエナジーダイレクト「スマートでんき」
  • コスモでんき「スタンダードオール電化」
  • idemitsuでんき「オール電化プラン」

本記事を読んで、ご自身にぴったりなオール電化プランを見つけてみてください。

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