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最終更新日:2025年10月29日

市場連動型プランはやばい?電気代が高騰するって本当?仕組みやメリット・デメリットを解説

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市場連動型プランはやばい?電気代が高騰するって本当?仕組みやメリット・デメリットを解説

「市場連動型はやばいって本当?」
「市場連動型プランは電気代が高そう」

市場連動型プランに、このような疑問や不安を持つ人は多いのではないでしょうか。

結論から述べると、家庭向け市場連動型プランの直近数年の単価は比較的安定しています。とはいえ、高騰リスクがないわけではなく、注意するべき点もあります。

そこで今回は、市場連動型プランが「やばい」と言われる理由や、実際はどうなのかを徹底的に解説します。あわせてメリットやデメリット、おすすめの市場連動型プランを提供している新電力会社などを紹介しているので、参考にしてみてください。

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この記事の目次

そもそも市場連動型プランとは?

市場連動型プランとは、電気料金単価が日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動して変動するプランです。需要が高い時間帯や季節は価格が上がり、需要が低いときは安くなるのが特徴。固定料金のように一定ではなく、時間ごとに単価が変わります。

以下の項目で、市場連動型プランの特徴をより詳しく解説しているので参考にしてみてください。

  • 日本卸電力取引所(JEPX)とは?
    電力の卸売市場を運営する機関。取引は30分ごとに行われ、電気の需給バランスによって価格(=市場価格)が決まります。電力の自由化以降、多くの新電力がJEPXを通じて電気を調達しており、電気料金に影響する重要な市場です。

市場価格に応じて30分ごとに単価が変動するプラン

市場連動型プランは、電力量料金の単価が日本卸電力取引所の価格に合わせて30分ごとに変動します。単価はリアルタイムで変動するため、固定料金プランよりも市場の影響を受けやすいのが特徴です。

なお、単価は1kWhあたり◯円といった形で発生します。例えば単価が10円の場合、その30分間に10kWhの電力を使用すると100円の電気代がかかる計算です。

電力需要が多いと高く、少ないと安くなる仕組み

市場連動型プランは、一般的に電力需要が多いと単価が高くなり、少ないと安くなる仕組みです。1日あたりの単価の変動イメージは、以下を参考にしてみてください。

日本卸電力取引所 2025年5月17日の東京エリアプライス実績

上のグラフは、2025年5月17日の日本卸電力取引所(JEPX)の、東京エリアプライス実績です。

上述したように、電気の需要が高い昼間〜夜にかけての単価は高めとなっています。逆に、電気を使う人が少ない深夜〜早朝の料金単価は低くなっていることがわかります。この傾向は地域・季節を問わず基本的には同じです。

従量電灯プランとの違い

市場連動型プランと従量電灯プランの違いは、主に電力量料金部分です。電力量料金とは、電気の使用量に応じて発生する料金のこと。市場連動型プランは、上述したとおり30分ごとに単価が変動し、料金が決まります。

一方、従量電灯は電力使用量に応じて数段階に単価が分かれているケースがほとんど。例えば東京電力の従量電灯Bの場合、0〜120kWhまでの単価は1kWhあたり29.80円、121〜300kWhまでは36.40円、300kWh以降は40.49円に設定されています。

市場連動型プランがやばいと言われる理由

市場連動型プランがやばいと言われる理由としては、電気料金の高騰や、電気の市場価格が上昇するリスクの回避がむずかしいことなどが挙げられます。

市場連動型プランがやばいと言われる理由

  • 電気料金が高騰するリスクがある
  • 市場価格高騰のリスク回避が現実的に難しい
  • 毎月の電気代が予測しにくい

以下で各理由を詳しく解説しているので、参考にしてください。

電気料金が高騰するリスクがある

市場連動型プランが「やばい」と言われる最大の理由は、電気料金が市場価格に左右されやすい点です。市場連動型プランは30分ごとにリアルタイムで単価が変動するため、市場価格をダイレクトに受けてしまいます。

例えば寒波や猛暑などで電力需要が急増すると、1kWhあたりの単価が一気に高騰することも。固定料金プランよりも影響を受けやすいため「電気代が高くなる」といったイメージを持つ人が多いといえるでしょう。

ただしこれまで家庭用の市場連動型プランが高騰したことはない

電気料金が市場価格に反映されやすい市場連動型プランですが、これまで一般家庭用プランの料金単価が高騰したことはありません。家庭用プランが登場し始めた2023年以降では、市場価格の大きな高騰は見られてないのが現状です。

ただし、電気料金が市場価格にダイレクトに反映される以上、高騰リスクはないわけではありません。今後も安定し続ける保証はないことは理解しておきましょう。

市場価格高騰のリスク回避が現実的に難しい

市場価格高騰のリスク回避が現実的に難しいのも、市場連動型プランが「やばい」と言われている理由のひとつです。

市場連動型プランには「単価の高い時間帯を避ければ安く使える」「電気料金がリアルタイムに把握できるので節電しやすい」などの謳い文句があるものの、実際に単価が安くなるのは需要の低い深夜〜早朝がほとんどです。

多くの家庭では在宅して活動している夕方〜夜に電気を多く使うため、どうしても高単価の時間帯に利用せざるを得ない状況も少なくありません。一般的に電気を使いたい時間に単価が高くなるケースが多いため、市場価格高騰のリスクを回避しにくいといえるでしょう。

毎月の電気代が予測しにくい

毎月の電気代が予測しにくいのも「やばい」と言われる理由です。市場連動型は30分ごとに単価が変動するため、実際に電気代がどのくらいになっているのかの計算が困難です。使用電力量ごとに単価が決まっている従量電灯と比べて、わかりにくいといえるでしょう。

とはいえ、電力会社によってはマイページや専用アプリで日・週・月単位の電気料金が確認可能です。また、リアルタイムの単価やおおまかな予想単価を出している電力会社も。これらのサービスを提供している電力会社を選べば、ある程度の電気料金は把握できますよ。

市場連動プランの電気代の現在は?今もやばいの?

現在、市場連動型プランの電気代は比較的安定しています。2021~22年頃の高騰のイメージが先行しており「やばい」と言われることもありますが、2025年現在は当てはまらないといえるでしょう。以下で理由を解説します。

2021年のような高騰は以降起きていない

最近の市場連動型プランは、2021年のような高騰は起きていません。とはいえ、2021~22年頃には市場価格が一時的に高騰しました。その結果「市場連動型はやばい・危険」といった見方が未だ定着しているといえるでしょう。

ただし、当時高騰したのは高圧電力プランです。高圧電力とは、中小規模の工場・オフィスビル・商業施設などが契約する電力プランで、一般家庭向けの低圧電力プランではありません。高圧電力と低圧電力のプランを混同した結果、このような印象が定着している可能性があるといえるでしょう。

高圧電力プランの料金は高騰したものの、一般家庭向けの市場連動型プランが登場して以来は、当時のような規模の高騰は起きていないというのが正しい認識だといえます。

過去5年間のJEPXスポット価格推移

5年間のシステムプライス

上記の画像は、過去5年間のJEPXのシステムプライス推移です。2021年後半〜22年はかなり高騰していることがわかりますが、以降は安定した状態を維持しています。

実際の価格推移を見ても、一般家庭向けの市場連動型プランが登場して以降は単価の高騰はなく、比較的安定していると見てよいでしょう。

市場連動型プランのメリット

市場連動型プランのメリットは、明瞭な料金体系や電気代が節約しやすい点などが挙げられます。以下で各利点を個別に解説しているので、参考にしてみてください。

市場価格に基づいた透明な料金体系

市場連動型プランは、市場価格に基づいた明瞭な料金体系なのがメリット。単純に30分ごとの単価で電力量料金が決まるため、シンプルでわかりやすいのが特徴です。

一方、従量電灯プランはあらかじめ決められた料金のため安定はしているものの、単価が低い時間帯の場合は市場連動型に比べて割高になることがあります。単価の高い・安いを把握し、納得したうえで電気を使えるのも市場連動型プランならではのメリットだといえるでしょう。

使い方の工夫で電気代の節約が狙える

電気の使い方を工夫すれば、電気代の節約が狙えるのも市場連動型プランのメリットです。例えば単価が安い時間帯に電気を集中して使えれば、トータルの電気代を抑えることができますよ。

またリアルタイムで単価を確認できるため、単価の高い時間は電気の使用をなるべく控えることで電気代の節約ができます。

電力会社が撤退・倒産するリスクが低い

撤退・倒産するリスクが低いのも、市場連動型プランを採用している電力会社の強みです。市場価格に応じて単価や電気料金が決まるため、単価が急激に高騰しても電力会社側がリスクを抑えられるのが理由です。

2023年頃までには多くの新電力会社が撤退・倒産しているため、リスクが高いのではと思われがちですが、多くの場合は電力の市場価格が高騰し、調達コストの負担が増えたことが理由で撤退・倒産が相次ぎました。一方、市場連動型プランであれば調達コストが電気代に反映されやすいため、安定して運営しやすく、撤退・倒産リスクが低いといえるでしょう。

市場連動型プランのデメリット

市場連動型プランはメリットだけでなく、デメリットも存在します。以下で、市場連動型プランで注意するべきポイントを詳しく解説します。

時期や使い方によって予期せぬ料金高騰の可能性

時期や使い方によって、電気代が思った以上に高騰してしまう可能性があるのは市場連動型プランのデメリットです。

例えば夏季・冬季など、電力需要が高く単価が上昇している時間帯にエアコンなどの家電をたくさん使ってしまった場合、電気代が高額になるケースが考えられます。

また単価が上昇する時間に電気の使用が集中している家庭では、従量電灯プランと比べて電気代が高くなってしまう状況も少なくありません。

毎月の電気料金が予測しにくい

毎月の電気料金が予測しにくいのも、市場連動型プランのデメリット。30分ごとに単価が変動するため、電気代の計算が煩雑になるからです。

とはいえ、上述したように公式サイト内のマイページやアプリなどで現在の電気料金が確認できるケースがほとんどのため、こまめにチェックすれば使いすぎを防げますよ。

市場連動型プランが向いている人・向いていない人

市場連動型プランは、向いている人もいれば向いていない人もいます。それぞれどのような人に向いているかを以下で解説しているので、自分に当てはまるかを確認してみてください。

市場連動型プランが向いている人

市場連動型プランが向いている人は、以下のようなタイプが当てはまります。

市場連動型プランが向いている人

  • 単価の安い時間帯に電気を使える人
  • リスクを理解して行動できる人
  • 節電が好きな人

深夜〜早朝など、単価の安い時間帯に電気を集中して使える人は、市場連動型プランが向いています。夜型の人や、電気を使う時間を調整しやすい一人暮らしの人などにも向いているといえるでしょう。

また、リスクを理解して行動できる人も市場連動型プランがぴったり。市場連動型プランは一時的に単価が高騰するリスクがあるため、どの程度のリスクがあるのかを理解し、許容できるのであれば契約を検討してみるとよいでしょう。

加えて、節電が好きな人にも市場連動型プランがおすすめです。30分ごとに単価が変動するので、単価が安い時間を狙って使ったり、高い時間は避けたりするなどすれば電気代を抑えられます。アプリを使えばゲーム感覚で節約できるので、節約好きの人にはぴったりのプランです。

市場連動型プランが向いていない人

市場連動型プランが向いていない人は、以下のようなタイプが当てはまります。

市場連動型プランが向いていない人

  • 夕方〜夜に電気を多く使う人
  • 電気代の安定性を重視する人
  • 節電や料金チェックを面倒に感じる人

市場連動型プランが向いていないのは、夕方〜夜に電気を多く使う人です。夕方〜夜の時間帯は電力需要が高く単価が上昇するため、必然的に電気代が高くなってしまいます。

また電気代の安定性を重視する人にも、常に変動する市場連動型プランは向いていません。安定性を求めるなら、単価があらかじめ決まっている従量電灯プランを選ぶとよいでしょう。

節電や料金のチェックが面倒な人も、市場連動型プランは避けたほうがよいでしょう。確認せずに好きな時間帯に好きなだけ電気を使うと、思わぬ高額請求を受ける可能性があります。

市場連動型プランを扱っている電力会社

市場連動型プランを扱っている電力会社は複数あり、それぞれ特徴や強みが異なります。以下で、おすすめの市場連動型プランを用意している新電力会社を紹介しているので、参考にしてください。

Looopでんき|アプリで毎月の電気代予想が分かる

Looopでんきの特徴

  • 市場連動型プランといえばLooopでんき!知名度が高く安心
  • アプリから毎月の電気代予想が確認できる

Looopでんきは、市場連動型プランを採用したなかでもとくに有名な新電力会社です。知名度が高く、経済産業省が公表している「電力需要実績」でも、独立系新電力会社のなかで1位の実績を獲得しています。信頼度も高く、安心して契約できる事業者だといえるでしょう。

Looopでんきの特徴は、アプリから毎月の電気代予想が確認できること。市場連動型の電気代を予測しにくいデメリットを見事に解決しています。また時間ごとの電気料金をプッシュ通知で知らせてくれるため、いちいちアプリを開かなくてもリアルタイムの単価を把握できます。

\ピークシフトの活用で大幅節約!/

リボンエナジー|併用可能な7種類の割引プログラム

リボンエナジーの特徴

  • 併用可能な7種類の割引プログラムでお得
  • 持ち家に住むファミリー層やオール電化住宅の人向け

リボンエナジーは、株式会社リボンエナジーが運営する新電力サービスです。特徴的なのは、7種類の電気代割引が併用できること。上手に活用できれば、かなりお得に電気を利用できるでしょう。

電気代の割引は、マイホーム割引・ファミリー割引・ペット割引・オール電化割引・太陽光割引・蓄電池割引・EV割引の7種類で、条件を満たせばいずれも最大0.55円/kWhの割引が適用されます。

電気代の割引は併用できるため、持ち家に住むファミリー層や、オール電化住宅の人は複数の割引を受けられる可能性が高まります。例えばオール電化の持ち家のファミリー世帯なら、マイホーム割引・ファミリー割引・オール電化割引の3つの割引が適用され、1kWhあたりの料金単価をグッと下げることができますよ。

\WEB申込限定!/
6ヵ月間ずっと電気代割引

TERASELでんき|

TERASELでんきの特徴

  • 通常の市場連動型プランと上限付き市場連動型プランから選べる
  • 楽天ポイント・PayPayなど選べるポイントが貯まる

TERASELでんきの特徴は、通常の市場連動型プランと上限付き市場連動型プランから選べること。一般的な市場連動型プランを契約したいなら、「マーケットプラン」がおすすめです。

一方、安定性を重視しつつも市場連動型プランを使いたい場合は「マーケットあんしんプラン」がぴったり。固定従量料金が1kWhあたり1.1円上乗せされる代わりに、電源料金の単価が高騰しても最大36円/kWhを超えることがありません。

また、ポイントが貯まりやすいのもTERASELでんきのメリットです。毎月の電気代に応じて楽天ポイントが貯まるうえ、契約時にはPayPayポイント・Amazonギフトカード・Apple Gift Cardなどが2,000円分もらえる特典が付いています。

\6種類から選べる特典/
最大10,000円分もらえる!

アストでんき|固定料金への変更が可能

アストでんきトップ画像

アストでんきの特徴

  • 料金高騰の危険がある月は固定料金に切り替え可能!

アストでんきは、市場連動型と固定料金を組み合わせた独自のプランが特徴です。基本的には市場連動型プランですが、電気代が高騰しそうな時期には月単位で固定料金に切り替えられます

固定料金は最大12か月先までの単価が発表されていて、1か月前までに切り替えれば固定料金で電気を利用可能です。

例えば単価が高くなりがちな夏季・冬季は固定単価を選択して、そのほかは市場連動単価にするなど、柔軟な選択ができるのが強み。市場連動型でも比較的安定した電気代を実現したい人に向いている新電力会社だといえるでしょう。

\固定料金への変更が可能!/

環境市場でんき|想定外の高騰に備えられるリスクヘッジ型

環境市場でんきトップ画像

環境市場でんきの特徴

  • 市場連動型と固定単価型のハイブリットでリスク回避!

市場連動型でも電気代を安定させたい人は、環境市場でんきの「プレミアム・プレフィックス」もおすすめです。市場連動型と固定単価型のハイブリッドで、単価が高騰した際の電気代高騰リスクを回避しやすくなっています。

プランを契約する際には、市場連動型料金を6か月・固定単価料金を6か月選択します。例えば電力需要が高く、単価の高騰が懸念される夏季・冬季は固定単価料金を選び、残る6か月は市場連動型にするといった使い方が可能です。

\想定外の高騰に備えられる!/

市場連動型プランの電気代を節約する方法

市場連動型プランの電気代を節約するには、単価が安い時間帯に電気を使ったり、太陽光発電や蓄電池を活用したりするのがおすすめです。以下で、電気代を節約する方法やコツを解説します。

単価が安い時間帯に電気を使う

単価が安い時間帯に電気を使うのは、市場連動型のプランの電気代を節約するうえで最も簡単で確実な方法です。

市場連動型プランは基本的に夜間〜朝方にかけての単価が安いため、その時間に電気を集中して使えば電気代を抑えられます。また、単価が高い時間帯に電気の使用を避けることでも、節約が可能です。

現在の単価や予想単価を公式サイトやアプリで確認できる新電力会社であれば、さらに節電がしやすくなります。単価がチェックできれば具体的な節約額も算出できるので、楽しく節電ができるでしょう。

太陽光発電や蓄電池を活用する

太陽光発電や蓄電池を活用するのも、市場連動型プランで電気代を節約する方法のひとつ。市場連動型プランは電気の価格が時間帯によって大きく変わるため、自家発電によって購入電力量を減らす工夫が効果的です。

太陽光発電を導入すれば、電力需要が高い時間帯でも自宅で発電した電気を使えるため、電力会社から高い単価で電気を買う必要がありません。さらに蓄電池を組み合わせることで、昼間に発電した電気を蓄えておき、夜間や天候の悪い日でも効率的に活用することが可能です。

スマート家電を導入する

スマート家電を導入するのも、節電に役立ちます。スマート家電とは、専用アプリと連携して操作できる家電のこと。例えば外出先から電源をオフにできるエアコンや照明、電気代が高くなる時間帯に自動で温度を調整してくれるスマートリモコンなどがあります。

市場連動型プランでは時間帯によって料金が変動するため、スマート家電を導入することで電気を使うタイミングを柔軟にコントロールでき、電気の使いすぎを防ぎつつ、無駄のない使い方がしやすくなりますよ。

市場連動型プランに関するよくある質問

本項目では、市場連動型プランに関するよくある質問に回答します。電気の取引市場や料金単価の確認方法など、疑問に感じる人が多い項目をピックアップしているので、参考にしてみてください。

日本卸電力取引所(JEPX)とは?

日本卸電力取引所(JEPX)とは、電力会社や新電力が電気を売買するための市場です。電気の取引価格は需給バランスによって変動し、市場連動型プランでは取引価格をもとに電気料金が決まり、単価が上がると電気代は上昇し、逆に下がると安くなる仕組みです。

変動する料金単価はどうやって確認するの?

市場連動型プランの料金単価は、電力会社の公式サイトや専用アプリでリアルタイムに確認できます。単価の表示の仕方はグラフや一覧など、電力会社によって異なります。

市場連動型プランから通常プランに戻すことはできる?

市場連動型プランから通常プランに戻すことは、可能です。同じ電力会社で通常プランがあれば、マイページや問い合わせ窓口からプラン変更ができますよ。

もし市場連動型プランのみの場合は、他社電力会社の通常プランへの乗り換えを検討しましょう。電気の切り替えはほとんどのケースで解約金・違約金は発生しないため、余計な出費なく変更できます。

まとめ

今回は、市場連動型プランが「やばい」と言われる理由や事実関係を解説し、あわせてメリットやデメリット、おすすめの市場連動型プランを提供している新電力会社なども紹介しました。

市場連動型はよく「やばい」と言われていますが、家庭用の市場連動型プランが高騰したことはなく、直近の数年の単価は安定しています。ただし、今後単価が高騰するリスクがないわけではありません。市場連動型のプランを選ぶ際にはリスクを理解したうえで契約を検討してみるとよいでしょう。

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