ミツウロコでんきの評判はいい？電気代は安い？気になる疑問を徹底解説

「ミツウロコでんきって安いの？」「ミツウロコでんきの評判は？」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

結論から述べると、ミツウロコでんきは適切なプランを選ぶことで、今よりも電気代が安くなる可能性があります。

今回は、ミツウロコでんきの料金プランやメリット・デメリットを解説。実際の口コミや電気代シミュレーションも紹介していきます。今よりも電気代を抑えたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

監修者

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クラシェルジュ編集部

私たちは、ネット電気・ガスのプロフェッショナルとして、日々の暮らしに欠かせないインフラの選び方をサポートしています。 電気・ガス料金の最適化を支援するシミュレーションサイトを運営し、わかりやすく、正確な情報を発信。 「人と向き合い、人と生きる。」という理念のもと、ひとりひとりの暮らしに寄り添いながら、より良い選択のお手伝いをしています。

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ミツウロコでんきとは

ミツウロコでんきは、ミツウロコグリーンエネルギー株式会社が提供する家庭向け新電力サービスです。基本的な料金プラン以外にも、電気の使用量やライフスタイルに合わせて選べるプランも用意されていて、選択肢の幅が広いのがメリットだといえるでしょう。

また、インターネットで申し込みや契約変更などが完結できたり、24時間365日の無料サポートがあったりと、サービス面でも充実している印象です。

供給エリア

ミツウロコでんきの供給エリアは、以下のとおりです。

ミツウロコでんきは、沖縄電力エリアを除く全国で展開しています。そのため、県をまたぐ引っ越しなどにも対応できるのは強みだといえるでしょう。

ミツウロコでんきの電気料金プラン

ミツウロコでんきの家庭向け電気料金プランは、従量電灯A/B・シングル応援プランA/B・とくとくナイトの3種類がラインナップされています。それぞれ電気の使用量やライフスタイルによって適したプランが異なるため、自分にあったものを洗濯するのが重要です。

以下で、3プランの詳細を解説します。

従量電灯A/B｜ファミリー世帯向け

従量電灯A/Bは、電気の使用量が多いファミリー世帯向けの電気料金プランです。各エリアの基本料金（最低料金）・電力量料金は、以下を参考にしてください。

基本料金は各エリアの地域電力会社の従量電灯A/Bと同じですが、電力量料金に違いがあります。

例えば東京電力と比較した場合、最初の120kWhまではミツウロコでんきが割高ですが、120kWhを超えた分からはミツウロコでんきのほうが安くなります。

そのため、電気をたくさん使う家庭であるほど、ミツウロコでんきがオトクになるでしょう。

シングル応援プランA/B｜一人暮らし向け

シングル応援プランA/Bは、一人暮らし向けの電気料金プランです。エリア別の料金表は、以下を参考にしてください。

基本料金は従量電灯A/Bと同一ですが、電力量料金は120kWhまでが割安になっています。一方、120kWhを超えた分に関しては、従量電灯Bよりも高めの設定になる傾向です。そのため、電気の使用量が少ない家庭ではシングル応援プランがおすすめできるといえるでしょう。

とくとくナイト｜オール電化向け

とくとくナイトは、オール電化向けの料金プランです。地域別の料金表は、以下を参照してみてください。

とくとくナイトプランの特徴は、深夜から朝方にかけての電気料金単価が安くなること。ただし、地域によって時間帯別料金が異なり、季節によっても単価が変動するエリアがあります。

現在オール電化プランを利用していて、ミツウロコでんきへの乗り換えを考えている人は、上記の料金表を参考にして、今の電気の使用スタイルで安くなるかをシミュレーションしてから決めると失敗がありません。

その他のプラン

ミツウロコでんきには、上記のほかにも事業者向け・家庭用向けのプランがあります。どのようなプランがあるかは、以下をご覧ください。

家庭用向けプランとしては、とくとくナイトが複数種類あることがわかります。とくに東京電力は通常のとくとくナイトにプラスして、とくとくナイト8・12の3種類をラインナップ。詳しい料金体系などは、ミツウロコでんきの公式サイトを参照してみてください。

またプランによって供給エリアが大きく変わるため、自分の住んでいるエリアに対応しているかもあわせてチェックしてみるとよいでしょう。

ミツウロコでんきのメリット

ここからは、ミツウロコでんきのメリットを紹介します。ミツウロコでんきには電気料金だけでなく、プランや支払い方法が豊富であるなどの強みがあります。以下で個別に解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

使用状況にあわせてプランが選択できる

ミツウロコでんきは、電気の使用状況にあわせてプランが選択できるのがメリットです。

例えば電気をそれほど使わない人であれば、シングル応援プランがおすすめです。電気をたくさん使用するファミリー世帯なら、従量電灯A/Bがオトクになります。オール電化住宅に住んでいる人は、とくとくナイトも選択肢に入るでしょう。

ミツウロコでんきの料金プランは電気の使用量・利用する時間帯に特化したものが揃っているため、ライフスタイルにあわせた無駄のないプランを選べるのが強みです。

電気使用量が多い人ほどオトクになる

従量電灯A/Bの場合、電気の使用量が多い人ほどオトクになるのもミツウロコでんきの利点です。近頃はエアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ以外にも、PCやスマホなどのデバイスの充電、スマート家電などで電気をたくさん使いがちのため、電気をよく使う家庭では大きなメリットになるでしょう。

従量電灯Bは単価設定上、使用量が増えても単価の上げ幅が少なくなっています。例えば東京電力エリアの場合は、31.91円・33.13円・35.79円と段階的に上昇していきますが、上昇幅は東京電力の従量電灯Bよりも控えめです。

そもそも地域電力会社より単価設定が安く、300kWhを超えた分についても単価の上昇が抑えられているため、電気をたくさん使う世帯ではかなりオトクになりますよ。

支払い方法が3通りから選べる

ミツウロコでんきは、支払い方法が豊富なのも魅力です。支払い方法は、口座振替・振込用紙・クレジットカード支払いの3種類が用意されています。

クレジットカード支払いのみの新電力会社が多いなか、地域電力会社と同様に口座振替・振込用紙が利用できるのは大きなメリットだといえるでしょう。現在口座振替・振込用紙で電気料金を払っている人は、ミツウロコでんきに切り替えても同じ感覚で支払いできますよ。

電気のトラブルに無料で対応してくれる

サポート対応が手厚いのも、ミツウロコでんきの特徴です。「ミツウロコでんき安心サポート」は、電気がつかない・ブレーカーが落ちる・分電盤やコンセントのトラブルなど、電気の困りごとを24時間365日無料でサポートしてくれます。

駆けつけてくれる業者は東京電力パワーグリッドなのも魅力。東京電力の関連会社のため、信頼できる事業者だといえるでしょう。

同様のサービスは、ENEOSでんきや東京ガスでもあったものの、現在はほとんど有料化されています。そのなかで、無料でサポートを受けられるミツウロコでんきは優秀なサポート体制が敷かれているといえます。

解約金0円・契約期間の縛りなし

ミツウロコでんきは、解約金が0円で契約期間の縛りがない点もメリットです。

例えばミツウロコでんきと契約してそれほど電気代が下がらなかったり、逆に上がったりしてしまっても、コスト0で電力会社乗り換えができます。

ミツウロコでんきのデメリット

ミツウロコでんきにはさまざまなメリットがありますが、デメリットも存在します。以下で、プラン選択や電気・ガスセット割についてなど、ミツウロコでんきを選ぶうえで注意しておきたいポイントを解説します。

プランを選び間違えると高くなる可能性

ミツウロコでんきを選ぶうえでは、料金プランのチョイスが重要です。プラン選びを間違えると、電気代が高くなる可能性があります。

例えば一人暮らしで電気をそれほど使わない人が関東エリアで従量電灯Bを契約した場合、電力量料金の1段階目の単価が高いため、電気代が高くなるケースがあるでしょう。電気の使用量が少ないなら、シングル応援プランを選んでください。

一方、電気をたくさん使う家庭がシングル応援プランを選ぶと、300kWhをこえた分の電力量料金単価が割高のため、こちらも高くなる可能性があります。

ミツウロコ都市ガスとのセット割はない

ミツウロコでんきは、都市ガスとのセット割はありません。ミツウロコはミツウロコガスとして、東京ガス・東邦ガス・大阪ガス・西武ガスエリアで都市ガスを提供していますが、電気とガスをセットで契約することで割引になるサービスは提供していないのが現状です。

ただし、LPガスとのセット割は用意されています。ミツウロコでんきとミツウロコガス（LPガス）を契約すると、毎月のガス料金が220円割り引かれます。

オール電化プランはWEB申込できず、問い合わせる必要あり

ミツウロコでんきのオール電化プランはWEB申込みができないのも、デメリットのひとつです。ミツウロコでんきに直接問い合わせる必要があるため、やや手間がかかります。

WEB申込みができない理由としては、電力自由化前のオール電化プランの料金が原因だと考えられます。現在のオール電化プランは以前のオール電化プランよりも高くなるケースがあり、その確認をするために問い合わせの手順を設けている可能性があります。

契約までの手間がかかるとはいえ、ミツウロコでんきに切り替えることで電気料金が高くなる可能性を隠さず教えてくれるのは、信頼感につながるともいえます。

ミツウロコでんきの評判・口コミ

ここからは、ミツウロコでんきの実際の評判・口コミを見ていきましょう。良い評判・悪い評判ともに紹介していくので、契約の際の参考にしてください。

電気代が安くなった

ミツウロコでんきを実際に利用して「安くなった」という口コミは少なくありません。例えば、以下のような口コミが見られました。

【深夜の育児ツイート】
恐怖の電気代12月結果

契約：ミツウロコ電気
507kWh→21,855円
(楽天でんきの場合23,996円)

昨年：楽天でんき
540kWh→15,837円

電力会社変更で約2,000円節約成功。
育児で深夜暖房&加湿器フル稼働ですが、18度固定で節電。
我が子が暑がりなのが救い。(親は少し寒い😂) pic.twitter.com/tVpsNFUZmh

— カネ部の部長Yossy (@money_yossy) January 21, 2023

ミツウロコグリーンエネルギーにして確かにかなり電気代安くなった気がする。

— おにぎり氏△ (@pagoss) March 7, 2024

たまたまかもしれないけど、ミツウロコ電気安くて驚く。まあ冷蔵庫ないからかな。レンジもIHもまだだし。

それにしても、2ヶ月連続で2千円未満。

— 個人の日記帳🍓🥦🐹 (@yuchalife) June 12, 2024

なかには1か月あたり1,000円以上節約できたケースも珍しくありません。年間を通せばかなりの節約になる可能性があるといえるでしょう。

安くも高くもない、無難な料金

一方で、無難な料金だといった声も散見されました。

パット見、安く見えるのですが、燃料調整費とかの計算で逆転したりで、最近の電気代シミュレーションは面倒極まりないですね(´;ω;｀)
結局ミツウロコ電気が無難そうです。

— カネ部の部長Yossy (@money_yossy) March 20, 2024

ミツウロコでんきの電力量料金単価はエリアによっては地域電力会社とそれほど差がないケースがあるため、電気の使用量によっては目に見えるような金額差が生じないのが理由だといえそうです。

他の電力会社の方がお得

「安い」といった声が多いミツウロコでんきですが、他の電力会社のほうが電気代を抑えられたといった評判も確認できました。

2年4カ月利用した「ミツウロコグリーンエネルギー」から、このたび「シン・エナジー」に電力会社を乗り換えました。

固定費削減で夏を乗り切ります☺️

電力会社乗り換えはマジでスーパー簡単なのでおすすめです。節電するより断然ラクに電気代を下げられます。

— せつやん@サイドFIRE目指すパパ🔥配当株🔰 (@setsu_yan) August 7, 2024

電気会社変えてから3000〜5000くらい電気代下がってる！暖冬だったのは勿論あるんだろうけどそれでも嬉しい☺️
去年は2万超えてた冬🥺
ミツウロコ→ジャパン電力
給湯器だけガスの家🏠ガス代は高い😣 pic.twitter.com/Na2F1F3H3t

— めいこ（ねここから改名しました） (@nekoko_mama) March 25, 2024

電気の使用量にはよるものの、実際にミツウロコでんきより他社が安くなる可能性はあります。ただし、口コミの多くは完全に同じ状況で比較しているわけではないので、電気代が高くなったと感じるのは印象であるケースも少なくありません。あくまで参考程度に捉えておくのがおすすめです。

物件で決められていたというケースも

少々特殊なケースではありますが、賃貸物件でミツウロコでんきしか選べなかったといった口コミも見られました。

不動産屋、1日でも早く契約とりたがるし、プロパンガスで電気はミツウロコじゃないとあかん物件勧めてきた。舐められすぎて自分の非力を感じた

— りん (@xheixn) October 4, 2024

賃貸物件によっては、大家や管理会社側で電力会社と一括契約しているケースがあります。その場合、ほかの電力会社との契約はできないため、注意が必要です。

ミツウロコでんきの電気代は高い？電気料金を比較

ミツウロコでんきの電気代は実際に高いのかどうか、電気料金をシミュレーションして比較してみましょう。

比較するのは東京電力の従量電灯B・ミツウロコでんきの従量電灯B・シングル応援プランです。いずれも基本料金・燃料費調整額などは同額のため、使用電力量での比較をしています。

いずれの電力使用量でも、ミツウロコでんきのほうが安いといった試算結果となりました。

ミツウロコでんき同士の比較では、おおよそ300kWhまでの利用ならシングル応援プランが安く、それ以上電気を使う過程では、従量電灯Bのほうがオトクになります。

ミツウロコでんきはどんな人におすすめ？

ミツウロコでんきがおすすめな人は、以下のようなタイプが当てはまります。

ミツウロコでんきでは、適切な料金プランを選ぶことで電気代を下げられる可能性があります。電気の使用量が多ければ従量電灯A/Bを、少ないならシングル応援プランを検討してみてください。オール電化の人は、ミツウロコに問い合わせて安くなるかを確認しましょう。

支払い方法を口座振替・振込用紙で行いたい人も、ミツウロコでんきが向いています。また解約金・契約期間の縛りがないため、解約のリスクをゼロにしたい人や、おためし的に契約してみたい人にもぴったりの電力会社です。

ミツウロコでんきの申込方法

ミツウロコでんきの申込みは、WEBまたは電話で手続きするだけで完了します。WEBの場合は、公式WEBサイトのフォームより申込情報・支払い方法を入力して、供給開始日になれば切り替えが完了します。電話の場合は、0800-300-0326まで問い合わせてください。

なお、現住所でミツウロコでんきと契約する場合は、現在利用している電力会社の解約は必要ありません。自動的に切り替わります。一方、引っ越しの場合は解約手続きが必要です。

まとめ

今回は、ミツウロコでんきの料金プランやメリット・デメリットを解説し、実際の口コミなども紹介しました。

ミツウロコでんきは、プラン選びさえ間違えなければ地域電力会社と比べて電気代が安くなる可能性があります。電気代を少しでも安くしたいと考えている人は、ぜひ本記事を参考にして切り替えを検討してみてくださいね。