
- ストエネを使っているけど高い気がする。東京ガスと比較するとどっちが安いだろう?
- 東京ガスに切り替える場合はどうやって切り替えれば良いだろう?
本記事ではストエネと東京ガスの電気の料金を実際の数字を用いてシミュレーションして徹底的に比較します。
また、東京ガスの電気への乗り換え方法にも解説しますので、ストエネを利用していて高いと感じるのであれば、このまま続きを読んでみてください。
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この記事の目次
【結論】2025年現在の料金では東京ガスの方が安い

結論、2025年現在の料金では東京ガスの方が安いです。
原因としては、料金プランの比較で明確になりますが、ストエネ(旧グランデータ)の独自の市場価格調整額が東京ガスの燃料費調整額よりも圧倒的に高いからです。
ストエネと東京ガスの料金プランを比較
ここからは、ストエネと東京ガスの料金プランを、基本料金・電力量料金・燃料費調整額(市場価格調整額)と各項目ごとに比較していきます。
基本料金
ストエネ Fプラン | ストエネ Pプラン | 東京ガス 基本プラン | |
---|---|---|---|
10A | 0円 | – | 311.74円 |
15A | 467.61円 | ||
20A | 590.48円 | 623.48円 | |
30A | 885.72円 | 935.22円 | |
40A | 1,180.96円 | 1,246.96円 | |
50A | 1,476.20円 | 1,558.70円 | |
60A | 1,771.44円 | 1,870.44円 |
まず、基本料金を比較すると、ストエネ2つの料金プランの方が東京ガスの電気よりも安いことがわかります。
電力量料金
ストエネ Fプラン | ストエネ Pプラン | 東京ガス 基本プラン | |
---|---|---|---|
~120kWh | 31.37円 | 24.90円 | 29.70円 |
121〜300kWh | 35.69円 | ||
301kWh〜 | 39.50円 |
電力量料金を見ると、全体的にはストエネの方が安いです。
Fプランは消費電力量が121kWh以上、Pプランは全ての消費電力量において、東京ガスよりも安い電力量料金となっています。
燃料費調整額(市場価格調整額)
年月 | ストエネ 市場価格調整額(円/kWh) | 東京ガス 燃料費調整額(円/kWh) |
---|---|---|
2024年8月 | 15.257円 | -6.31円 |
2024年9月 | 14.146円 | -10.37円 |
2024年10月 | 14.564円 | -10.19円 |
2024年11月 | 14.740円 | -8.67円 |
2024年12月 | 13.189円 | -6.33円 |
2025年1月 | 12.881円 | -6.51円 |
2025年2月 | 12.639円 | -9.00円 |
2025年3月 | 13.761円 | -8.83円 |
2025年4月 | 10.109円 | -7.38円 |
2025年5月 | 9.614円 | -6.19円 |
2025年6月 | 9.273円 | -6.39円 |
2025年7月 | 11.616円 | -6.88円 |
東京ガスの燃料費調整額とストエネの市場価格調整額を比べると、圧倒的にストエネが高いことがわかります。
差が大きい月だと20円以上も差がつくことに。
1kWhで20円の差がつくので、消費電力量が200kWhであれば、4,000円もストエネが高くなります。
ここまでを整理すると、基本料金や電力量料金は比較的ストエネの方が安かったですが、市場価格調整額があまりにも高額であることがわかります。
ストエネと東京ガスの電気料金をシミュレーションして比較
実際に、一人暮らし、二人暮らし、ファミリー世帯の3つの場合で、ストエネと東京ガスの電気料金をシミュレーションして比較してみましょう。
一人暮らしの場合
一人暮らしを30A120kWhとして、7月の燃調費(市場価格調整額)込みで計算してみました。
ストエネ Fプラン | ストエネ Pプラン | 東京ガス 基本プラン |
---|---|---|
5,158円 | 5,268円 | 3,674円 |
このように消費電力量が少ない一人暮らしの場合でさえ、1,000円以上も東京ガスが安い結果となっています。
二人暮らしの場合
二人暮らしを40A280kWhとして、7月の燃調費(市場価格調整額)込みで計算してみました。
ストエネ Fプラン | ストエネ Pプラン | 東京ガス 基本プラン |
---|---|---|
12,036円 | 11,405円 | 8,595円 |
消費電力量が増えるとさらに差額は大きくなり、Fプランは3,000円以上、Pプランもほぼ2,000円以上も東京ガスの方が安くなりました。
ファミリー世帯の場合
ファミリー世帯を40A420kWhとして、7月の燃調費(市場価格調整額)込みで計算してみました。
ストエネ Fプラン | ストエネ Pプラン | 東京ガス 基本プラン |
---|---|---|
18,054円 | 16,518円 | 13,086円 |
差はどんどん広がり、Fプランはほぼ5,000円、Pプランはほぼ3,500円も東京ガスが安い結果となっています。
以上、実際の消費電力量や契約アンペア数でシミュレーションしたところ、消費電力量が増えるにつれてどんどんストエネよりも東京ガスの方が安くなることがわかります。
ストエネのメリット
ストエネのメリットは電気ガスセットで利用することで、毎月110円の割引が受けられることです。
また、クレジットカード払いにすることで、初回の電気料金は1,000円割引になります。
割引制度はあるものの、一人暮らしでさえ1,000円以上も東京ガスの方が安いため、割引を適用したところでお得とは言えないでしょう。
東京ガスのメリット
東京ガスのメリットは以下4点あります。
東京ガスのメリット
- ✔ 東京電力よりも確実に安くなる
- ✔ 大手企業の運営なので安心
- ✔ 電気ガスセットで利用すると電気料金0.5%割引
- ✔ 新規申し込みで電気代の基本料金1ヶ月無料
東京ガスの電気は、基本料金と電力量料金が東京電力より安いため、東京電力から乗り換えることが確実に安くなります。
東京ガスの電気よりも安くなる新電力会社はありますが、今回紹介したストエネのように、非常に割高な新電力会社も一定数あるのも事実。
そんな中、誰もが知っていて東京電力よりも安くなるのであれば、他にもっと安い電力会社を探して高額になってしまうよりも、東京ガスの電気に乗り換える方が確実に安くできます。
そんな信頼感が東京ガスの電気の最大のメリットでしょう。
また、電気ガスセット割が使えるのも電気ガス両方提供できる東京ガスならではの割引です。
新規申し込みで電気料金の基本料金1ヶ月無料にもなるので、電気代を安くしたいなら、東京ガスの電気に乗り換えを検討しましょう。
ストエネ・東京ガス間の切り替え方法
ここからはストエネから東京ガスの電気への切り替え方法を解説します。
切り替えに当たってはストエネのマイページで確認できる供給地点特定番号とお客さま番号を事前に準備しておきましょう。
事前準備ができていれば切り替え手続きは5〜10分で完了します。
なお、切り替えに当たっては、東京ガスからストエネに連絡してくれるため、ご自身からのストエネへの連絡は不要です。
では切り替え方法を見ていきます。
まずは東京ガスの公式サイトにアクセスして、「電気のお切り替え手続き」をクリックします。

ご契約者との関係は該当する方を選択して、「次へ」をクリックします。

今回は「ログインせずに手続き」をクリックします。

郵便番号、住所、建物形態を登録して、「次へ」をクリックします。

契約車種別は「個人」を選択し、氏名フリガナを入力します。

続いて、生年月日、現在契約中のガス、電話番号、メールアドレスを入力します。

メールによる東京ガスからのお知らせを受け取る場合は、チェックを入れて「次へ」をクリックします。

現在契約中の電力会社にストエネを選択します。
東京ガスでも同じ名義の場合は、「同じ」を選択します。

ストエネのマイページから確認できるお客さま番号と供給地点特定番号を入力、料金プランは基本プランを選択します。

一番下まで行って、「次へ」をクリックします。

次の画面ではこれまでの入力内容の確認が表示されます。
問題がなければ、そのまま進めることで申込手続きは完了です。
まとめ
以上、ストエネは東京ガスの電気よりもはるかに高い電気料金であることを、料金項目の比較や実際の数字を用いたシミュレーションから解説しました。
ストエネは高額な電気代がかかります。
現在ストエネを契約しているなら、一人暮らしでも月1,000円、ファミリー世帯なら月3,500円ほど安くなる東京ガスの電気に乗り換えて、電気代を節約しましょう。
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