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2026.04.30

お知らせ

暮らしにまつわる比較検討×AI利用の実態調査を実施|AIに聞いた人の65%が誤回答を経験──それでも81%が"今後も使いたい"と回答──クラシェルジュ、「AIに聞いてみた」シリーズを開始し回答精度を毎月検証へ

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電力・ガス・インターネット回線などの生活インフラに関するシミュレーションサービスや情報メディアの運営、契約切り替えのサポートを行う株式会社クラシェルジュ(本社:東京都世田谷区、代表取締役:中島将太)は、全国の20歳以上の男女500名を対象に、「暮らしにまつわる比較検討におけるAI利用実態調査」を実施いたしました。

生成AIの急速な普及により、電気・通信・保険・日用品の購入など「比較が面倒なもの」ほどAIに相談するユーザーが増えています。しかし、AIの回答がどの程度正確なのかを定量的に検証したデータはほぼ存在しません。本調査では、消費者がAIをどの程度信頼し、どのように行動しているのか、そしてAIの誤回答にどれだけ直面しているのかを明らかにしました。

調査概要
  • 調査期間:2026年4月

  • 調査対象:全国の20歳以上の男女500名

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査主体:株式会社クラシェルジュ
調査結果
  • 調査結果①|暮らしにまつわるサービスや商品・プランの比較検討にAIを使用したことがある人は76.8%
  • 調査結果②|AIの回答を信頼している人は55%越え。AI回答をもとに実際に契約・購入をしている人も53%にのぼる
  • 調査結果③|AIに相談した人の65%が誤回答を経験。AIを「信頼して契約した人」では約8割が誤回答経験 or 正誤未確認
  • 調査結果④|誤回答を経験しながらも、全体の81%が「今後もAIを暮らしにまつわる比較検討に使いたい」と回答。AIで調べたあとも62%が公式サイトで再確認

調査概要・結果や詳細データは以下のPDFでもまとめています。

▶調査サマリーを見る
▶アンケート結果詳細

解説者

【解説者】
当社メディア責任者・小売電気アドバイザー:長井(写真左)
当社広報・Webマーケター:川瀬(写真右)

調査結果①|暮らしにまつわるサービスや商品・プランの比較検討にAIを使用したことがある人は76.8%

まず、暮らしにまつわるサービスや商品・プランの比較検討(日用品の購入・通信・電気・保険・引っ越し等)についてAIに質問・相談した経験を聞きました。

「ある(日常的に使っている)」が34.0%、「ある(数回程度)」が42.8%で、合わせて76.8%が暮らしにまつわる比較検討にAIを使用した経験があることがわかりました。


暮らしにまつわるサービスや商品・プランの比較検討について-AIに質問・相談したことはあるか


回答 回答数 割合
ある(日常的に使っている) 170名 34.0%
ある(数回程度) 214名 42.8%
ない(存在は知っている) 106名 21.2%
ない(AIをよく知らない) 10名 2.0%

また、AI利用経験のある384名に使用したことがあるAIを聞いたところ、ChatGPTが85.4%と圧倒的なシェアを占め、Gemini(46.9%)、Copilot(13.3%)が続きました。


利用したことがあるAIを全て選んでください


AI 回答数 割合
ChatGPT 328名 85.4%
Gemini 180名 46.9%
Copilot(Microsoft) 51名 13.3%
AI Overview(Google検索結果に表示されるAI概要) 30名 7.8%
Claude 12名 3.1%
Perplexity 8名 2.1%

※複数選択可(n=384)

AIに相談するジャンルは「家電・日用品の購入」が67%で最多

AIに相談したジャンルでは「家電・日用品の購入」が67.2%で最多、次いで「旅行・宿泊」39.1%、「スマホ・通信プランの比較」35.2%でした。「電気・ガスの契約や乗り換え」(14.8%)や「保険」(15.1%)といった生活インフラ領域でもAIへの相談が広がっています。

AIに質問したことがあるジャンルを全て選んでください。

AIへの相談理由は「調べるのが面倒」が過半数

AIに聞いた理由としては、「調べるのが面倒・時間をかけたくない」が52.6%、「自分の条件に合った回答がほしい」が49.5%で上位を占めました。「検索結果が広告ばかりで信用できない」(13.3%)という回答もあり、既存の検索・比較サイトへの不信感からAIに流れている層も一定数存在しています。


検索サイトや比較サイトではなく、AIに聞いた理由は何か

調査結果②|AIの回答を信頼している人は約55%。AI回答をもとに実際に契約・購入した経験がある人も53%に上る

AI利用経験者384名にAIの回答への信頼度を聞いたところ、「そのまま信じて行動する」が3.6%、「おおむね信じるが、念のため確認する」が51.6%で、合わせて55.2%がAIの回答を信頼していることがわかりました。


AIの回答をどの程度信頼しているか


回答 回答数 割合
そのまま信じて行動する 14名 3.6%
おおむね信じるが、念のため確認する 198名 51.6%
参考程度にする 159名 41.4%
あまり信じていない 6名 1.6%
信じていない 2名 0.5%

※AI利用経験者のみ回答(n=384)。割合の合計は四捨五入により100%にならない場合があります。


さらに、AIの回答をもとに実際にサービスの契約・変更・購入を行ったことがあるかを聞いたところ、「ある(複数回)」が30.2%、「ある(1回)」が22.9%で、53.1%がAIの回答をもとに実際の契約・購入に至っていることがわかりました。AIの回答が消費行動を直接左右している実態が明らかになっています。


AIの回答をもとに契約・変更・購入をしたことはあるか

回答 回答数 割合
ある(複数回) 116名 30.2%
ある(1回) 88名 22.9%
検討したが、最終的にはしなかった 124名 32.3%
ない 52名 13.5%

※AI利用経験者のみ回答(n=384)。割合の合計は四捨五入により100%にならない場合があります。

調査結果③|AIに相談した人の65%が誤った回答を受けた経験あり

AIの回答が間違っていた・不正確だった経験を聞いたところ、65.1%が「ある」と回答しました。さらに注目すべきは、19.3%が「わからない(正誤を確認していない)」と答えている点です。この層は、誤った情報に気づかないまま判断している可能性があります。


AIの回答が間違っていた経験はあるか


回答 回答数 割合
ある 250名 65.1%
わからない(正誤を確認していない) 74名 19.3%
ない 45名 11.7%

※AI利用経験者のみ回答(n=384)。割合の合計は四捨五入により100%にならない場合があります。


また、誤回答に気づいたきっかけとしては「公式サイトで確認したら違っていた」が71.2%で最多でした。結局のところ、AIに聞いたあとも公式サイトで自分自身で調べ直さなければ正しい情報にたどり着けない実態が示されています。


AIの回答が間違っていたことに、どのように気づいたか

調査結果④|誤回答を経験しながらも、全体の81%が「今後もAIを暮らしのサービスや商品・プランの比較検討に使いたい」と回答

今後の暮らしにまつわる比較検討におけるAI利用意向を聞いたところ、 「積極的に使いたい」26.2%と「便利なら使いたい」55.0%を合わせ、81.2%が今後もAIを暮らしのサービスや商品・プランの比較検討に利用したいと回答しました。


今後AIを暮らしにまつわるサービスや商品・プランの 比較検討にAIを使いたいと思うか


回答 回答数 割合
積極的に使いたい 131名 26.2%
便利なら使いたい 275名 55.0%
どちらともいえない 56名 11.2%
あまり使いたくない 28名 5.6%
使いたくない 10名 2.0%

※AI利用経験の有無を問わず全員が回答(n=500)

消費者の声が示す本音──「便利だが不安」の葛藤

「AIを暮らしの比較検討に使ううえで感じている不安や要望」を自由記述で聞いたところ、500名中191名が「不安」、82名が「間違い」、80名が「正確性」に言及しました。回答者の多くが「情報の正確性」への不安を訴えています。

Q.AIを暮らしのサービスや商品・プランの比較検討に使ううえで感じている不安や要望はありますか?(一部抜粋)
  • 結構平気で嘘の情報を教えてくるので、もっと正確性が上がれば良いなと思う。全く詳しくない分野を質問するとおかしいことにも気づけないので不安(20代/女性)


  • AIは古い情報や誤った情報なども、当然のように提示してくるので全部鵜呑みにするのは危険かなと思う(30代/女性)


  • 競合比較や情報が点在している時にまとめてもらえるのが便利だと思う。しかし、何回か聞き方を変えて同じ質問をした際異なる回答をしてくる場合もあるので鵜呑みにしてはいけないと思う(30代/男性)

  • おそらく万人受けをする回答をしていると思うので(中略)AIを信じ貫いてしまう人が増えることは不安。子供たちが自分で調べる力を付けることができなくなるので、何でも頼るということは避けたい(40代/女性)


  • 比較サイトなどに比べて忖度なく教えてくれることに期待している(20代/男性)

消費者はAIの正確性に不安を感じながらも、利便性の高さから利用をやめられない構造にあります。AIの利用拡大が今後も進むことは確実な一方で、回答精度を検証する仕組みが社会的に整っていないという課題が浮き彫りになりました。

AIの回答精度を毎月検証する──「AIに聞いてみた」シリーズを開始

今回の調査では、以下の3つの課題が明らかになりました。

課題①:AIを信頼する人が55%いる一方で、65%が誤回答を経験しており、信頼と実態にギャップが生じている

課題②:AIの回答の正誤を確認していない層が約2割存在し、誤情報に基づく判断のリスクがある

課題③:それでも81%が今後もAIを使いたいと回答しており、AI利用は今後さらに拡大することが予想される

この課題を受け、クラシェルジュでは「AIに聞いてみた」シリーズとして、主要AIの回答精度を毎月テーマを変えて定点観測するプロジェクトを開始します。

各回では、消費者が実際にAIに聞きそうな質問を各AIに繰り返し投げかけ、回答の正確性を段階的に評価・検証します。一定期間経過後には同一条件で再検証を行い、AIの回答精度の推移を可視化していく予定です。

次回予告
Vol.1(2026年5月公開予定)では、主要AI(ChatGPT)に「一人暮らしにおすすめの電力会社を教えて」と100回質問し、回答の正確性を検証した結果を発表。

なお、電力会社の比較・選択については、クラシェルジュが47都道府県に対応した電気料金シミュレーションを提供しています。燃料費調整額を含めた実質請求額ベースでの比較が可能で、料金改定があれば即時に反映しています。AIのような画一的な推薦ではなく、利用者の条件に合わせた個別最適なプラン提案を行っています。


■ 会社概要
社名:株式会社クラシェルジュ
所在地:東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー22階
サービス内容:光熱費・通信費比較サイト「クラシェルジュ」の運営
URL:https://cracierge.co.jp/company/


■お問い合わせ先
株式会社クラシェルジュ
TEL:03-6804-0166
Email:support@cracierge.co.jp
受付時間:平日10:00~19:00

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