新電力会社おすすめ10選!乗り換えにおすすめの電力会社を料金や特典で比較【2025年4月】

新電力会社を選ぶうえで「数が多すぎてどれがおすすめなのかわからない」「東京電力や関西電力などの地域電力会社よりも電気代は安くなるの?」など、サービス面や料金面で悩みや疑問がある人も多いのではないでしょうか。
今回は、数ある新電力会社の中からとくにおすすめできる10社を厳選してご紹介します。あわせて新電力会社に乗り換えるメリットやデメリット、自分にあったサービスを選ぶコツなども解説していきます。
新電力会社に乗り換えを検討している人や、おすすめの新電力会社を知りたい人はぜひ参考にしてみてください。
※クラシェルジュは、商品を公平かつ中立的に紹介し、評価には影響を与えません。これは当サイトが設定したコンテンツポリシーに従ったものです。
この記事の目次
新電力おすすめ10社 比較一覧表
まずは、今回おすすめする新電力会社10社を、基本料金・従量料金・対応エリア・ガスなどとのセット割の有無などで比較し、一覧表にしました。比較結果は以下を参考にしてみてください。
電力会社名 (プラン名) | 基本料金 | 従量料金 | 対応エリア | セット割 | オール電化プラン | 解約金・違約金 |
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![]() (ベーシックでんき) | 276.90円/10A | ~120kWh:29.90円/kWh 120~300kWh:35.59円/kWh 300kWh~:36.50円/kWh | 東京電力エリア | 【電気+ガス】 それぞれから0.5%割引 | ◎ (スマートでんき) | 0円 |
![]() (スマートONEプラン) | 287.09円/10A | 13.98円/kWh~ ※30分毎に変動 | 全国 (離島を除く) | 【電気+ガス】 電気料金単価-1円/kWh ※東京電力エリア限定 | 〇 (スマートタイムONE) | 0円 |
![]() (基本プラン) | 311.74円/10A | ~120kWh:29.70円/kWh 120~300kWh:35.69円/kWh 300kWh~:39.50円/kWh | 東京電力エリア | 【電気+ガス】 電気料金0.5%割引 | × | 0円 |
![]() (プランS) | 0円 | 一律36.85円/kWh | 全国 (沖縄・離島を除く) | 【電気+ガス】 楽天ポイントが2倍貯まる | × | 0円 |
![]() (でんきMプラン) | 311.74円/10A | ~120kWh:29.79円/kWh 120~300kWh:36.39円/kWh 300kWh~:40.48円/kWh | 全国 (離島を除く) | 【電気+ガス】 東京電力エリア:毎月102円割引 関西電力エリア:ガス料金から3%割引 中部電力エリア:ガス料金の2%ポイント還元 北海道電力エリア:ガス料金の5%ポイント還元 【スマホ】 UQmobileとセットでスマホ代割引 | × | 0円 |
![]() (超TERASEL) | 300.31円/10A | ~120kWh:29.00円/kWh 120~300kWh:35.34円/kWh 300kWh~:39.26円/kWh | 全国 (沖縄・離島を除く) | × | 〇 (TERASELマーケットプラン) | 0円 |
![]() (くらしプランS) | 0円 | 1〜400kWh:27.00円/kWh 401kWh〜:26.00円/kWh | 全国 (沖縄・離島を除く) | × | × | 0円 |
![]() (ネットでんきB) | 0円 | 一律27.00円/kWh | 全国 (沖縄・離島を除く) | × | × | 0円 |
![]() (ベースプランA-G) | 466.57円/1契約 | 15~120kWh:20.21円/kWh 120~350kWh:24.80円/kWh 350kWh~:27.72円/kWh | 関西電力エリア | 【電気+ガス】 電気基本料金がずっと無料 ※新生活応援プランのみ | × | 0円 |
![]() (シンプルプランⅠ) | 617.28円~ | 21.18円/kWh~ (10段階料金) | 中部電力エリア | 【電気+ガス】 暖房割引・床暖割引・家庭用燃料電池割引 | × | 0円 |
※燃料費調整額、再エネ賦課金は含みません。
※大阪ガスは関西電力エリア、東邦ガスは中部電力エリア、それ以外は東京電力エリアの料金です。
※東京ガス「基本プラン」は2025年3月検針分からの料金です。
各社については、新電力会社名をクリックまたはタップすれば、該当の会社の詳細が確認できます。気になるサービスがある人や、もう少し細かいポイントを確認して比較したいといった人はぜひ参考にしてみてください。
以下の項目からは、新電力会社に切り替えるメリットやデメリット、新電力会社の選び方を解説します。これらを理解しておくと、自分に合った新電力会社を選べるようになるので、あわせて確認しておくのがおすすめです。
新電力会社おすすめ10選
ここからは、当サイトが厳選したおすすめ新電力会社を10社紹介します。ピックアップした会社は、以下のとおりです。
各社の特徴を以下で解説しているので、上述した選び方を参考にして、ぜひチェックしてみてください。
CDエナジーダイレクト

項目 | 詳細 |
---|---|
電力会社名(運営会社) | CDエナジーダイレクト (株式会社CDエナジーダイレクト) |
基本料金 | 276.9円(10A毎または1kVA毎) |
従量料金 | ~120kWh:29.9円 121~300kWh:35.59円 301kWh〜:36.5円 |
対応エリア | 東京電力エリア |
セット割 | 電気・ガスの契約で電気・ガス料金0.5%割引 |
時間帯別料金制 | ◯(スマートでんき) |
解約金・違約金 | なし |
CDエナジーダイレクトは、大阪ガスと中部電力ミライズが出資している新電力会社です。上記のプランは「ベーシックでんき」で、2〜3人暮らしにおすすめです。
CDエナジーダイレクトでは、上記のベーシックでんきのほかにも、一人暮らしにおすすめのシングルでんき、4人以上世帯に向いているファミリーでんきプランが用意されていて、電気の使用量に応じてどのような生活スタイルの人でもお得に利用できる点がメリット。
電気料金も東京電力エリアに対応している新電力会社のなかでは、トップクラスの安さのため、乗り換えることで電気代が安くなる可能性があります。
例えば東京電力の基本料金は10Aあたり295.24円(スタンダードS / Lプラン)ですが、CDエナジーダイレクトは276.90円で、CDエナジーダイレクトのほうがお得になります。
加えて従量料金も、すべての段階でCDエナジーダイレクトのほうが安くなり、とくに301kWh以上の3段階目の料金差は1kWhあたり5円と、かなりの差があります。
大阪ガス・中部電力ミライズが出資していて信頼できる
また上述のとおり、大手ガス・電力会社である大阪ガス・中部電力ミライズが出資していることから、信頼性も高いといえるでしょう。
CDエナジーダイレクトでは電気だけでなくガスとのセット契約もできるため、地域ガス会社の大阪ガスが出資している点で大きな安心感があるといえるでしょう。
独自のポイントが充実している
CDエナジーではキャンペーンにも引けを取らないCDエナジー独自のポイントサービスを展開しています。
CDエナジーのポイントサービス
- LINE登録で1,000円分のポイント進呈
- ライフイベントお祝い金として各最大3,000円分のポイント進呈
- 誕生日に毎年100円分のポイント進呈
- 離れて暮らす家族も契約で年間1,200円分のポイント進呈
- カテエネ経由でのネットショッピングでポイント還元
すべてのポイントをあわせると、初年度で最大5,700円分ものポイントが貰えます。
キャンペーンは一度きりですが、CDエナジーのポイントサービスは常に利用できるのがメリット。
考えようによってはキャンペーンよりもお得といえます。
CDエナジーについて、詳しくは「CDエナジーダイレクトの評判」をご覧ください。
CDエナジーダイレクトってホントに電気代が安くなるの?実際の評判は?と気になっていませんか。 結論から述べると、CDエナジーダイレクトは豊富な料金プランから自分に合ったものを選択でき、どんな生活スタイルの方でも電気代をお […]
続きを読むLooopでんき

項目 | 詳細 |
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電力会社名(運営会社) | Looopでんき(株式会社Looop(ループ)) |
基本料金 | 287.09円 |
従量料金 | 30分ごとに変更 |
対応エリア | 全国(離島を除く) |
セット割 | 電気・ガスの契約で電気料金単価-1円 / kWh |
時間帯別料金制 | ◯ |
解約金・違約金 | なし |
Looopでんきの「スマートタイムONE」は、従量料金が30分ごとに変動する市場連動型システムを導入している電力プランです。
「スマートタイムONE」は、電気の市場価格の影響をうけて30分単位で変動し、電気料金の単価は朝や夕方に高くなり、日中や夜間に安くなる傾向があります。変動する電気料金は最も安い時で13.98円/kWhにもなり、東京電力などの地域電力と比較しても1kWhあたり15円ほど安いことになります。
つまり、電気料金を使う時間帯を調節することで大幅な電気代の節約に繋がります。

変動する料金単価は公式アプリから翌日分まで確認できるので、事前に家電を使う時間や外出時間を調節する、なんてことも可能です!
また、Looopでんきは燃料調整費が0円であることも特徴のひとつ。燃料費調整額は昨今の電気代高騰の原因になっている要素のひとつであるうえに、燃料調整費が0円は業界でも珍しく、Looopでんきならではの魅力といえます。
【東京電力エリア限定】ガスとセット契約で割引
東京エリア限定にはなるものの、ガスと電気のセット契約も可能です。
セット契約をすると電気の料金単価が1kWhあたり1円引きとなります。
1円と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、100kWhで100円安くなる計算ですので、電気代が0.5%割引のようなセット割よりもお得と言えます。
Looopでんきについて、詳しくは「Looopでんきの評判」をご覧ください。
「Looopでんきの評判は最悪って本当?」 「Looopでんきは高くなったってどれくらい?」 「Looopでんきは市場連動型になったけど契約して大丈夫?」…と気になっていませんか? 結論からお伝えすると、Looopでんき […]
続きを読む東京ガスの電気

項目 | 詳細 |
---|---|
電力会社名(運営会社) | 東京ガス |
基本料金 | 311.74円(10A毎または1kVA毎) |
従量料金 | ~120kWh:29.70円 121~300kWh:35.69円 301kWh〜:39.50円 |
対応エリア | 東京電力エリア |
セット割 | 電気・ガスの契約で電気料金0.5%割引 |
時間帯別料金制 | なし |
解約金・違約金 | なし |
※2025年3月検針分からの料金です。
東京エリアの地域ガス会社、東京ガスも電気の販売を行っています。東京ガスの電気の強みは、何といっても大手ガス会社が手掛けている安心感です。CDエナジーダイレクトと同様に、大手が運営・出資している会社なら、新興の新電力会社と比較しても倒産や撤退の危険性は少ないと考えられます。
東京エリアに住んでいる場合、ガスは東京ガスを使用している家庭も多く、電気を乗り換えるだけで電気とガスをまとめられる手軽さも魅力だといえるでしょう。
表で提示したプランはベーシックな基本プランですが、本プランでも東京電力よりも安い料金設定がされています。
料金を比較してみると、基本料金は東京電力の10Aあたり311.75円(スタンダードS / Lプラン)よりも僅かではありますが安く設定されています。
従量料金に関しても、120kWhまでが東京電力30.00円、東京ガス29.7円、121〜300Kwhまででは東京電力36.60円、東京ガス35.69円、300kWh以上では東京電力40.69円、東京ガス39.50円となっており、いずれの段階でも東京ガスのほうが低料金です。
電気代基本料金1カ月無料
東京ガスの電気とガスをセットで契約すると、電気代基本料金が1カ月無料になる特典があります。東京ガスの電気の基本料金は10Aごと295.24円なので、20Aであれば590.48円、50Aなら1,476.2円お得になります。
本特典の注意点は、新規申し込みが条件のため、現在東京ガスを利用している人は適用外となってしまうこと。とはいえ、東京電力エリア外の地域からの引っ越しなどで新規契約をする人には大きな魅力です。また、東京電力エリアでも、東京ガス以外のガス会社を利用している人は、特典の対象になります。
電気とガスセットで割引
新規申し込みでなくとも電気・ガスのセット契約をすれば電気料金が0.5%割引されます。昨今電気代は高騰しているので、一人暮らしの世帯でも月に10,000円を超えることは珍しくありません。0.5%割引になれば、月に50円ほどですが電気を節約できます。
少ない金額に見えるかもしれませんが、東京電力に比べて従量料金も安いため、トータルで考えるとそれなりの節約ができることでしょう。
東京ガスの電気について、詳しくは「東京ガスの電気の評判」をご覧ください。
東京ガスの電気の評判が知りたい!まとめたら安くなるってホント?と気になる方に朗報! 実際に契約している方の口コミを徹底的に調査したところ、東京ガスの電気にまとめれば、まとめないより確実に安くできることが分かりました。 た […]
続きを読む楽天でんき

項目 | 詳細 |
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電力会社名(運営会社) | 楽天でんき |
基本料金 | 0円 |
従量料金 | 36.85円 (東京電力エリアの場合) |
対応エリア | 沖縄を除く全国 |
セット割 | なし |
時間帯別料金制 | なし |
解約金・違約金 | なし |
楽天でんきは、いわずと知れた楽天グループの楽天エナジー株式会社が提供している新電力会社です。対応エリアは全国で、電気の使用に応じて楽天ポイントがザクザク貯まる仕組みが特徴です。
他社新電力と比べてとくにお得な点は、基本料金0円で利用できること。基本料金が浮くため、支払うのはシンプルに使った分だけとなります。
楽天でんきはスマートフォンで使用量を確認できる便利なアプリも提供しているため、効率的に節約することが可能です。
加えて、楽天でんきは4月より最大12.1%の値下げを実施。(沖縄エリアを除く)
今回は使った分だけかかる従量料金単価が値下げされたため、以前よりもお得に利用可能となっています。
楽天ポイントが貯まる・使える
毎月の電気料金に応じて楽天ポイントが貯まるのも楽天でんき特有のメリットです。毎月の電気利用料金200円につき1ポイント、電気とガスをセットなら利用料金100円につき1ポイント還元されます。
更に、楽天カードで払うとポイント還元率が地域電力会社を利用した際の5倍(100円で1ポイント)になります。 また、楽天でんきは楽天SPUの対象でもあるため、楽天市場のお買い物で+0.5倍のポイントが付きます。
貯まったポイントは、お買い物はもちろん電気代の支払いに使用することもできるため、うまく活用すればさらに電気代をお得にできます。
新規申し込みで5,000ポイントがもらえる
2025年4月現在では、新規申し込みと利用で楽天ポイントが5,000ポイントがもらえるキャンペーンが開催されています。
楽天でんきは契約年数の縛りがなく、解約金・違約金もかかりません。
そのため契約した後に「思ったよりもポイントが貯まらなかった」「電気代が期待していたほど安くならない」と感じたとしても、無料で電力会社の切り替えが可能です。
既に楽天経済圏の方や、新たにポイ活を始めてみたいという方は、まずはお試し感覚で申し込むのも良いでしょう。
キャンペーンは2025年5月2日(水)9:59に終了予定です。
ご検討中の方は下記ボタンより公式サイトをチェックしてみてくださいね
電気とガスのセット契約なら合計8,000ポイントもらえる

「楽天ガス」と「楽天でんき」をセットで新規契約することで、楽天ポイントが8,000pt進呈されます。
電気単体契約よりも3,000ポイント多くもらえるお得なキャンペーンです。
セットで契約するメリットとして、楽天ポイントがさらに貯まりやすくなること、請求がひとつにまとまり管理が楽になることが挙げられます。
申し込みも1回で済むので、特典以外にもメリットが多くありそうですね。
さらに!ガスとセットなら8,000ポイント
Rakuten Energyが提供している「楽天でんき」と「楽天ガス」。 楽天ポイントとの親和性が高く、電気やガスの支払い額に応じたポイント付与など、さまざまな面で優遇されています。 今回は、2025年現在で開催されてい […]
続きを読むauでんき

項目 | 詳細 |
---|---|
電力会社名(運営会社) | auでんき(KDDI株式会社) |
基本料金 | 295.24円(10A毎) |
従量料金 | ~120kWh:29.99円 121~300kWh:36.59円 301kWh〜:40.68円 |
対応エリア | 全国(離島を除く) |
セット割 | ・UQmobileとセットでスマホ代割引 ・電気と「ガスfor au」の契約で毎月102ポンタポイント |
時間帯別料金制 | なし |
解約金・違約金 | なし |
auでんきは、ドコモ・SoftBankと並ぶ3大キャリアであるau(KDDI株式会社)が提供している新電力会社です。対応エリアは全国で、携帯キャリアのauならではの特典が豊富です。
他社新電力と比べてとくに特徴的な特典は、UQモバイルユーザーはスマホ代が最大で1,100円割引になること。auでんきとUQモバイルの対象プランをセットで契約していると、自宅セット割が適用されます。
自宅セット割の適用対象は、トクトクプラン・ミニミニプランが1,100円割引。繰越プランL+5Gは858円、くりこしプランS / M+5Gでは638円が毎月のスマホ代から割り引かれます。加えて、契約者と同一性・同一住所の家族にも適用されるため、対象プランに入っている家族が多ければそれだけお得になります。
Pontaポイントが貯まる
毎月の電気料金に応じてポンタポイントが貯まるのもauでんき特有のメリットです。
毎月の電気代が8,000円以上なら1%、8,000円未満なら0.5%還元されます。
公式サイトの試算では、2人家族の場合は年間1,548ポイント、5人家族なら2,076ポイント程度が貯まるとのこと。
ポンタポイントはスマホ代や電気代などの公共料金の支払いのほかにも、提携のコンビニやお店、au PAY残高にチャージするなど様々な使い道があります。
日常的にポンタポイントを使うといった人には、おすすめできる新電力会社だといえるでしょう。
Pontaポイントが貯まる対象は燃料費調整額、電源調達等調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金、消費相当額を除いた金額だよ!
間違わないように気を付けよう!
au PAY残高に5,000円分還元されるキャンペーン実施中

2025年6月1日まで、新規申し込みで5,000円がau PAY残高に還元されるキャンペーンが開催されています。
ちなみにauでんきは契約年数の縛りがなく、解約金・違約金もかかりません。そのため契約して「思ったよりポイントが貯まらなかった」「電気代がそれほど安くならない」と感じたとしても、ノーリスクで電力会社の切り替えが可能です。
auでんきについて詳しくは「auでんきの評判」をご覧ください。
「auでんきにすると高くなるって本当?」 「実際に使っている人の評判はどうなの?」 auでんきは、大手電力会社より大幅に電気代が節約できるサービスではありません。 しかし、auモバイル・UQモバイルユーザーに向けたお得な […]
続きを読むTERASELでんき

項目 | 詳細 |
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電力会社名 (運営会社) | TERASELでんき (株式会社エネクスライフサービス) |
基本料金 | 295.24円 (10A毎) |
従量料金 | ~120kWh:30.00円 121~300kWh:34.46円 301kWh〜:35.84円 |
対応エリア | 北海道電力・東北電力・東京電力・中部電力・北陸電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力 |
セット割 | なし |
時間帯別料金制 | ◯ (TERASELマーケットプラン) |
解約金・違約金 | なし |
TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループの株式会社エネクスライフサービスが提供している新電力です。
提供している料金プランは以下の3つ。
TERASELでんきプラン一覧
- 「超TERASELプラン」
⇒電気使用量が多い人におすすめ - 「TERASELプラン」
⇒電気使用量が少ない人におすすめ - 「TERASELマーケットプラン」
⇒深夜~早朝の時間帯に電気を使用する方におすすめ
自分の生活スタイルに合ったプランを選べる点が魅力です。
なかでも最もおすすめなプランは、「超TERASELプラン」。
300kWh以上の従量料金が他社新電力と比べてかなり安めに設定されています。
世帯人数の多いファミリー世帯にぴったりのプランといえます。
市場連動型の「TERASELマーケットプラン」は、Looopでんきと同じように、30分ごとに従量料金が変動するタイプ。
電気代が安い時間帯に使用するなど工夫次第で電気代が節約できる点は他プランにはないメリットです。
楽天経済圏の人におすすめ
毎月の電気代に応じて楽天ポイントが貯まるのもTERASELでんきのメリットです。
還元率は0.5%で、月々の電気料金200円につき1ポイントが貯まります。
今回紹介した新電力のなかで、ポイント交換でなく直接的に楽天ポイントが貯まるのはTERASELでんきのみ。
日常的に楽天ポイントを使う人にとっては嬉しい特典だといえそうです。
【4月限定!特典増量中】最大12,000円相当プレゼント
TERASELでんきを契約する際には、2,000円相当のポイントがもらえる特典があります。
特典は以下6種類から選ぶことができます。
楽天ポイントのほかにも、人気で使い勝手の良い特典を選べるため、どのような人にもおすすめできます。
そしてなんと今なら4月30日までの期間限定で通常の6倍である最大12,000円相当がプレゼントされます。

契約アンペアによって付与額が異なるので、下記を参考にしてください。
- 50A・60A契約の方
2,000ポイント⇒12,000ポイント - 40A契約の方
2,000ポイント⇒11,000ポイント - 30A契約の方
2,000ポイント⇒6,000ポイント
TERASELガスとセットで契約するとさらに4,000ポイントがもらえるキャンペーンも!
合計1.5万円相当がもらえ、通常より13,000円もお得になるチャンスです。
TERASELでんきについて、詳しくはTERASELでんきの評判をご覧ください。
「TERASEL(テラセル)でんきの評判や口コミを知りたいな」 「TERASEL(テラセル)でんきのデメリットは何があるんだろう?」 伊藤忠グループの新電力会社であるTERASEL(テラセル)でんき。 TERASEL(テ […]
続きを読む【期間限定】最大12,000円分もらえる!
Japan電力

項目 | 詳細 |
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電力会社名(運営会社) | Japan電力(Japan電力株式会社) |
基本料金 | 0円 |
従量料金 | ~400kWh:27.00円 401kWh〜:26.00円 |
対応エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
セット割 | なし |
時間帯別料金制 | なし |
解約金・違約金 | 3,000円(契約期間1年) |
Japan電力は、Japan電力株式会社が提供している電力サービスです。対応エリアは沖縄を除く全国で、地域電力会社に比べて基本料金・従量料金を低価格で提供しています。
Japan電力の大きな魅力のひとつとしては、基本料金が0円な点が挙げられます。例えば東京電力の基本料金は10Aにつき295.24円なので、この分が毎月お得になります。年間に直せば10Aあたり約3,542円の節約に。仮に50A契約なら約17,714円も電気代を削減できます。
契約アンペア数が低い人にもお得ですが、高い人にとってはかなりおすすめできる料金設定となっています。
基本料金が0円の新電力は、下記で紹介するネット電力もありますが、そのなかでもJapan電力は従量料金が安いのも大きなメリットです。
ネット電力と比べると、Japan電力は400kWhまでが27.00円、それ以上は26.00円に対して、ネット電力は一律27.90円で、いずれの電力使用量でもJapan電気のほうが安くなります。
大手地域電力より安くなりやすい
公式でも謳っているとおり、Japan電力は大手の地域電力会社よりも電気代が安くなる可能性があります。
例えば東京電力の従量料金は120kWhまでが30.00円、121〜300Kwhまででは36.60円、300kWh以上では40.69円です。一方、上述のとおりJapan電力は400kWhまでが27.00円、それ以上は26.00円のため、いずれの段階でもJapan電力のほうが低料金です。
Japan電力の従量料金は、400kWh以下よりも以上のほうが従量料金が安くなる珍しい設定です。また料金設定も他社新電力や地域電力会社よりも安くなっています。つまり、電気を使えば使うほど他社との価格差は大きくなり、お得に利用できます。電気の使用量が月に400kWh以上を大きく超えている家庭には、かなりおすすめできるといえるでしょう。
Japan電力について、詳しくはJapan電力の評判をご覧ください。
あまり耳にしたことがないJapan電力。しかし、基本料金が0円で料金が安いという口コミもあり、契約するとなると利用者の評判も気になりますよね。 「Japan電力に切り替えて本当に安くなるの?」といった疑問や、「注意点など […]
続きを読むネット電力

項目 | 詳細 |
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電力会社名(運営会社) | ネット電力(SustainableEnergy(サステナブルエナジー)株式会社) |
基本料金 | 0円 |
従量料金 | ~120kWh:27.90円 121~300kWh:27.90円 301kWh〜:27.90円 |
対応エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・東京電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
セット割 | なし |
時間帯別料金制 | なし |
解約金・違約金 | なし |
ネット電力は、東京都港区に本社を置くサステナブルエナジー株式会社が提供している電力サービスです。会社名の通り、サステナブル(持続可能)なエネルギーの確保を掲げていて、再生可能エネルギー100%、CO2排出ゼロを目指している、環境に配慮した新電力です。
ネット電力の魅力は、料金面の安さです。基本料金は0円で、電気の使用量が少ない人、多い人、どちらもお得になります。
エリアによって向き不向きがある
従量料金は東京電力エリアの場合は、一律27.90円。東京電力の従量料金は120kWhまで30.00円、121〜300Kwhまで36.60円、300kWh以上は40.69円なので、いずれの段階でもネット電力のほうが低料金です。
東京電力エリアでは、とくに300kWh以上の価格差が大きく、実に29%もネット電力のほうが安くなります。
また北海道エリアでは、3段階目の従量料金は地域電力会社に比べてネット電力のほうが30.7%、東北エリアでは32%、北陸エリアでは39.3%、中国エリアでは38%、四国エリアでは.35.5%安い設定になっており、かなりお得に電気を利用できるといえそうです。
上記エリアのなかでも、とくに北陸エリアと中国エリアの料金が安く、北陸エリアでは120kWhまで22.5%、121〜300kWhまで31.2%、301kWh以上は39.3%ネット電力のほうが安くなります。一方、中国エリアでは120kWhまで20.8%、121〜300kWhまで34.2%、301kWh以上は38.0%お得になる計算です。
以上のことから、東京エリア・北海道エリア・東北エリア・北陸エリア・中国エリア・四国エリアは電気の使用量が多い家庭に向いていて、北陸と中国エリアなら電気の使用量に関わらずおすすめの新電力だといえそうです。
一方、例えば中部エリアでは、3段階目の料金しか変わりません(4.4%)。九州エリア・関西エリアも同傾向です。これらのエリアの場合は、他社新電力も検討候補に入れてみるとよいでしょう。
基本料金が0円で、電気代の安さが魅力のネット電力。 「実際に今よりも安くなるの?」「自分の電気の使用量だとどのくらいお得になる?」 と具体的に知りたい人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、ネット電力の電気料金をエ […]
続きを読む大阪ガスの電気

項目 | 詳細 |
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電力会社名(運営会社) | 大阪ガス |
基本料金 | 377.40円(1契約) |
従量料金 | ~120kWh:20.31円 121~350kWh:24.90円 351kWh〜:27.83円 |
対応エリア | 北海道電力エリア・東北電力エリア・中部電力エリア・北陸電力エリア・関西電力エリア・中国電力エリア・四国電力エリア・九州電力エリア |
セット割 | 電気・ガスの契約で基本料金無料(新生活応援プランのみ) |
時間帯別料金制 | なし |
解約金・違約金 | 一部のプランであり(スタイルプランP・ウィズradikoプラン・ウィズABEMAプラン・JO1でんき・ベースプランB、B-G) |
大阪ガスの電気は、地域ガス会社の大阪ガスが提供している電力サービスです。大阪ガスは関西電力エリアにありますが、沖縄や一部離島などを除く全国で契約可能。大手ガス会社ですので、信頼感や安心感も抜群です。
大阪ガスの電気の特徴は、プランが豊富なこと。表に記載したのは「ベースプランA-G」で、大阪ガスの都市ガスと電気をセットで利用したい人向けです。
そのほかのプランには、電気の使用量が少ない人におすすめの「新生活応援プラン」、電気をたくさん使う人向けの「ファミリー応援プラン」があります。
さらに、ライフスタイルに合わせたプランを選べる点も大きなメリット。
下記は一部プランの特徴です。
スタイルプラン | ・ガス給湯器やコンロの故障や買い替えのサポート ・水回りやエアコン、住まいに関する修理サービスをセット |
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スタイルプランP | Amazonプライム年会費相当を負担してくれる |
ウィズABEMAプラン | 「ABEMAプレミアム」の年会費が実質無料になる |
料金的な特徴としては、とくに電気使用量の少ない一人暮らしに適している点が挙げられます。
上記の新生活応援プランでは、最初の20kWhまでの従量料金が0円で、さらにオプション割引で基本料金も0円になります。
電気とガスをまとめると電気基本料金がずっと無料
現在、大阪ガスの電気では新生活応援プランを実施中です。
特典は4つ用意されています。
大阪ガスの新生活応援プラン
- 電気とガスをまとめると電気基本料金がずっと0円
- Netflixを含むサブスクが楽しめるスマイLINK TV Stickが2ヶ月無料
- Netflix利用料金が毎月5%還元
- 冷蔵宅配食FitDish4,000円相当8パックをプレゼント
Netflix見放題3か月分+冷凍宅配食4,000円分もついてくる!

今、大阪ガスの対象プランにお申し込みいただくと、Netflixが最大3か月無料で楽しめる特典に加えて、冷蔵宅配食「FitDish」8パック(約4,000円相当)もプレゼント!
エンタメも、忙しい毎日を支える食事も、これ一つでしっかりサポート。
新生活を始める方にも、暮らしを見直したい方にもぴったりのキャンペーンです。
期間限定の今だけの特典を、ぜひお見逃しなく!
一人暮らしの方や電気の使用量が少ない人、自分のライフスタイルに合ったプランを選びたい人は、大阪ガスの電気がおすすめです。
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項目 | 詳細 |
---|---|
電力会社名(運営会社) | 東邦ガス |
基本料金 | 20以下:539円 30A:836円 40A:980円 50A:1,277円 60A:1,574円 |
従量料金 | ~120kWh:21.31円(40A以上) / 21.31円(30A以下) 121~200kWh:25.75円(40A以上) / 25.45円(30A以下) 201〜250kWh:25.77円(40A以上) / 25.47円(30A以下) 251〜300kWh:25.79円(40A以上) / 25.49円(30A以下) 301〜350kWh:26.72円(40A以上) / 26.72円(30A以下) 351〜400kWh:27.25円(40A以上) / 27.25円(30A以下) 401〜500kWh:27.86円(40A以上) / 27.86円(30A以下) 501〜700kWh:28.69円(40A以上) / 28.69円(30A以下) 701〜1,000kWh:28.71円(40A以上) / 28.71円(30A以下) 1,001kWh〜:28.73円(40A以上) / 28.73円(30A以下) |
対応エリア | 中部電力エリア |
セット割 | 電気・ガスの契約で暖房割引・床暖割引・家庭用燃料電池割引 |
時間帯別料金制 | なし |
解約金・違約金 | なし |
東邦ガスの電気は、中部電力エリアの大手ガス会社が手掛ける電力サービスです。大阪ガスと同じく、大手が提供しているため信頼性と安心感はトップクラスだといえるでしょう。
東邦ガスの電気の特徴は、電気使用量が多くなるほど割安になること。表で解説しているのは「シンプルプラン1」の料金で、中部電力の電気の使用量が多い人向けプランである「おとくプラン」と比較してみると、基本料金・従量料金ともに割安です。
詳しく解説すると、東邦ガスの基本料金は40Aの場合980円で、中部電力は1,188円。それ以上の契約の場合でも、東邦ガスの基本料金のほうが安くなっています。
従量料金では、すべての段階で東邦ガスのほうが低料金です。とくに300kWhを超えてからの開きが大きく、電気をたくさん使う家庭におすすめの新電力だといえるでしょう。仮に月1,000kWh以上の利用でも、従量料金は東邦ガスのほうが割安です。
東邦ガスのベーシックなプランには、上述した「シンプルプラン1」と「ファミリープラン」がありますが、そのほかのプランも豊富です。
ポイント還元率が高いプランがある
東邦ガスの電気プランはあらゆるポイントに特化したプランがあります。
特におすすめなのは、ポイント還元率が高い「ボーナスでんきプラン」「ギフトでんきプラン」「ポイントでんきプラン」の3種類。
「ボーナスでんきプラン」は毎月の電気代の支払いに応じて、最大8%のPayPayポイントが還元されます。「ギフトでんきプラン」では、Amazonギフト券が最大8%還元、「ポイントでんきプラン」は、dポイントが最大8%還元です。
他社に比べてポイント還元率が非常に高く、自分のよくつかうポイントに応じてプランを選べる点は、大きな魅力だといえるでしょう。
電気の基本料金半額キャンペーン

東邦ガスのでんきでは電気とガスのセット契約になる「ファミリープラン」に加入すると、電気とガスの基本料金が6カ月半額になるキャンペーンを行っています。
電気の基本料金が半額になると最大4,188円、ガスの基本料金は4,944円お得になり、ポイントなども含めると最大で16,000円が節約になります。
電気の使用量が多い人や、電気・ガス代を少しでも節約したいといった人には、おすすめのキャンペーンです。
本キャンペーンについて詳しくは『東邦ガスの電気&ガスは基本料金6ヶ月間半額!適用条件や注意点は?』にまとめています。
ぜひ参考にしてください。
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続きを読む新電力会社に切り替えるメリット

新電力会社に切り替えると、毎月の電気代が安くなる可能性があったり、新電力会社独自のサービスとのセット割でお得になったりと、さまざまなメリットがあります。
以下の項目で、現在の電力会社から新電力会社に乗り換えるメリットを詳しく解説していきます。
毎月の電気料金が安くなるケースがある
新電力会社に切り替えると、毎月の電気料金が安くなる可能性があります。新電力の多くは、東京電力や関西電力などの地域電力会社よりも基本料金や、電気の使用量に応じて発生する従量料金を安めにしているところがほとんどだからです。
また新電力は発電会社や市場から電力を買い取り、地域電力会社の送配電設備を使って電力を供給するため、設備投資が不要なことも安さの理由です。
ただし、電気代が高騰している場合は、電気の調達コストによって金額が変動する燃料費調整額が高額になる可能性があるため、地域電力会社より電気代がかかるケースがある点には注意が必要です。
電気とガスのセット割などのサービスでお得に利用できる
電気とガスをセットで契約することにより、電気やガス代が割り引かれるようなお得なサービスを受けられることも、新電力の強みです。
例えばCDエナジーダイレクトでは、電気とガスをセットで契約すると、電気料金・ガス料金がともに0.5%割引されます。
ほかにも、東京ガスでは電気代基本料金が1カ月無料になるなど、各社がさまざまなサービスを展開しています。自分にあったサービスを見つけられれば、今よりもお得に電気を利用できることでしょう。
電気とガスのセットでおすすめな会社については、以下の記事を参考にしてください。
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続きを読む電気を使うとさまざまなところで使えるポイントが貯まる新電力も
新電力会社のなかには、電気を使うことでポイントが貯まるサービスを展開しているところもあります。
例えばTERASELでんきでは、月々の電気料金200円につき、1ポイントの楽天ポイントが貯まります。200円で1ポイントの場合の還元率は0.5%。楽天ポイントは1ポイントあたり1円で利用できるため、実質電気代が0.5%安くなると考えてもよいでしょう。
またauでんきではポンタポイントが貯まるなど、新電力ごとに異なるポイントサービスが用意されています。自分がよく使うポイントを採用している新電力なら、お得に利用できるでしょう。
世帯数や電気の使用時間帯によってお得なプランがある
電気の使用料が少ない家庭・多い家庭・昼によく電気を使う・夜によく使うなど、ライフスタイルに合わせたプランの豊富さも新電力の魅力です。
例えばCDエナジーでは、一人暮らし向けのシングルでんき・2〜3人暮らし向けのベーシックでんき・4人暮らし以上向けのファミリーでんきの3プランを提供しています。
電気の使用量が月に133kWh以下であれば、シングルでんきがお得というように、使用料に応じてお得になります。
月々の電気の使用量やよく使う時間帯を把握しておけば、今よりもお得なプランを見つけられる可能性があります。
環境に優しい発電方法をしている会社を選べる
化石燃料などを用いた発電方法による環境破壊が気になる人は、環境に優しい発電方法をしている新電力会社に切り替えることで、間接的に環境保護に貢献できます。
例えば、オクトパスエナジーでは、実質的に供給される電気の100%が二酸化炭素排出量ゼロのグリーン電力による供給であることを目的としています。
クリーンな電力を使いたい人は、オクトパスエナジーのような環境に配慮した新電力を選ぶとよいでしょう。ほかにも多くの会社が環境に優しい再生可能エネルギーに取り組んでいるので、気になる新電力があれば公式サイトなどを調べてみてください。
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新電力会社の選び方

新電力会社を選ぶうえでは、電気を使用する場所が供給エリア内かをチェックしたり、家族構成や生活スタイルにあった料金プランを選んだりすると失敗がありません。
以下の項目で、新電力会社を選ぶうえで外せないポイントを解説します。
電気を使う場所が供給エリア内かをチェック
電気を使用する場所が、検討している新電力会社の供給エリア内かどうかは必ず確認しておきましょう。供給エリア外の場合は、そもそも契約をすることができません。新電力会社の供給エリアはまちまちで、全国展開しているところもあれば、関東・関西のみといった場合もあります。
供給エリアの確認は、各新電力会社の公式サイトから行えます。地域を選択したり、郵便番号から検索したりできるので、自分の住まいが対応エリアかどうかはしっかりとチェックしておきましょう。
世帯人数や生活スタイルにあった料金プランを選ぶ
お得に新電力を利用するためには、世帯人数や生活スタイルにあった料金プランを選びましょう。
例えば一人暮らしで月々の電気の使用量が少ない人であれば、基本料金が安く、一段回目の従量料金が安いような一人暮らし向けのプランが最適です。逆に一人暮らしなのに、電気の使用量が増えるほど電気代がお得になるようなプランを選ぶと、損をしてしまうケースも考えられます。
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続きを読む生活スタイルも上記と同様で、昼に電気をよく使う人は昼間の電気が安く、夜の電気代は割高になっているようなプランを選ぶなどすると、お得な条件で契約できます。
また、電気を同時に多く使うため契約アンペアが大きい家庭では、基本料金が0円になる電力会社を選ぶことで、高い節約効果を得られることでしょう。
「基本料金が0円の電力会社が気になるけど、どんな仕組みなの?」 「本当に安くなる?デメリットはないの?」 この頃、『基本料金0円』の電力プランが増えています。賢く選ぶことで毎月の電気料金を大幅に削減することも可能です。 […]
続きを読む支払い方法を確認しよう
支払い方法の確認も、新電力を選ぶうえで重要なポイントです。
電気代の支払い方法には、クレジットカード・口座振替・コンビニ払いなどがありますが、新電力会社によって支払い方法が異なります。
例えばLooopでんきは、クレジットカード・一部のデビットカード・プリベイトカードで支払いが可能です。もし上記のいずれの支払い方法もできない場合、Looopでんきとは契約できません。
新電力は口座振替やコンビニ払いができない会社も少なくないため、クレジットカードやそれに準ずる支払い方法ができない人は、支払い方法を必ず確認しておきましょう。
新電力会社の乗り換えによくある質問5選

新電力会社へ乗り換えるデメリットはなんですか?
新電力会社へ乗り換えるデメリットとしては、必ずしも電気代が安くならない場合があることが挙げられます。
電気代は基本料金と従量料金だけでなく、電気の調達費によって変動する燃料費調整額なども含まれています。この燃料費調整額は電力会社によって異なるため、調達費が高騰すると地域電力会社よりも新電力会社のほうが高くなるケースも。
また、東京電力や関西電力などと異なり、事業撤退や倒産のリスクがあることもデメリットだといえるでしょう。
とはいえ、新電力会社は契約金・違約金がかからないケースがほとんどのため「電気代が安くならなかった」と感じた場合は無料で切り替えることができます。加えて、事業撤退や倒産になったとしても、事前通知はしっかりと行われ、例え代わりの電力会社が見つからなかったとしても地域電力会社が電気を供給します。
新電力会社の乗り換え方法は?
乗り換えのステップとしては、まず申込先の電力会社が自分の住まいのエリアに電気を供給しているかを確認しましょう。エリア確認は各社の公式サイトから行えます。
エリア確認を済ませたら、電気の契約を申し込みます。申込みには現在使用している電力会社の名前や、お客様番号などが必要なため、検針票を手元に用意しておくとスムーズです。
新電力会社への乗り換えは、基本的には契約したい電力会社に申し込むだけで完了します。現在の電力会社へは、新規に申し込んだ電力会社が解約手続きをしてくれるので、解約申請は必要ありません。
ちなみに、新電力への乗り換えには、電気メーターがスマートメーターである必要があります。メーターの交換には申請や費用などは必要ありませんが、集合住宅に住んでいる場合は交換できないケースがあります。そのため、事前に管理会社や大家さんに問い合わせてみるとよいでしょう。
新電力会社に切り替えるまでにどのくらい時間がかかりますか?
新電力会社に申し込んでから切り替えまでの期間は、一般的に低圧は4日〜2週間程度、高圧の場合は2〜3カ月程度かかるといわれています。つまり、最低でも1週間弱はかかると理解しておきましょう。
また上記で解説したスマートメーターへの切り替えが行われる場合は、もう少し時間がかかる場合も。スマートメーターは東京電力や関西電力などの地域電力会社の所有物であり、交換も地域電力会社が行うため、新電力会社の一存で早く工事をするというわけにはいきません。
ちなみに現在利用している電力会社へは、契約先の新電力会社が解約申請をしてくれるため、先に解約をしてしまって開通まで電気が使えないといった事態にはなりませんのでご安心ください。
電力会社の解約方法は?
電力会社の解約方法は、上述したとおり乗り換えであれば新電力会社が解約申請を代行してくれるため、解約手続きをする必要はありません。
一方、現住所ではもう電気を使わないなど、何らかの理由で電力会社を解約する場合は解約手続きを行わなければいけません。
例えば東京電力では、公式サイトから解約手続きが可能です。解約には受付可能な日程があり、当日から3営業日〜1カ月後程度で指定が可能です。申込可能期間外を希望する場合はカスタマーセンターに問い合わせましょう。ですが、翌日など急な場合は手続きができないケースがある点は理解しておきましょう。
ちなみに手続きにはお客様番号や供給地点特定番号(請求書やお知らせなどに記載されている22桁の番号)が必要なため、検針票や電力会社のマイページなどで確認できるようにしておくとスムーズです。
オール電化向けプランがある新電力会社はありますか?
オール電化向けプランのある新電力会社には、シン・エナジーの「生活フィットプラン」やミツウロコグリーンエネルギーの「とくとくナイト」などがあります。
今回の記事で紹介している新電力会社では、CDエナジーダイレクトの「スマートでんき」がオール電化住宅向けに提供されています。
「スマートでんき」は、オール電化や蓄電池、夜間に電気をたくさん使う人におすすめのプランです。基本プランである「ベーシック電気」と比べて、午前1時〜6時の従量料金がかなり安くなっています。一方で、120kWh以下の午前6時〜翌日午前1時までの料金は高めのため、電気をあまり使わない人や、昼間によく電気を使う家庭にはおすすめできません。
まとめ
今回は、新電力会社のおすすめ11社を、料金や特典で比較しました。ひとくちに新電力会社といっても、料金やキャンペーン内容は実にさまざまです。
自分に合った新電力会社や、今の電気代よりも安くなるプランを探すためには、月にどのくらい電気を使用するのかや、どんな時間帯に多く電気を消費するのか、またキャンペーン特典内容が自分にマッチしているかなど総合的に考えるのが大切です。
電力会社の乗り換えを検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
\【簡単】2ステップで一番お得な電気料金を診断/
あなたにピッタリな電気料金が分かる!
「お住まいの地域」「世帯人数」の2つを選ぶだけで、お得な電気料金を診断できます。
\契約者数20,014人突破!/
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